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幕内の結果(千秋楽)

2014-03-23 17:35:00 | 取組結果

●汚痔(12-3)

 安定した横綱相撲を見せていた汚痔だったが、前日の敗戦から相棒に異変。昨日、久々に起きられなかった菊次郎だが、そのままきょうになっても目覚めず、2日間昏睡状態の相棒。新横綱の場所以来、久々の連敗となってしまったが、それ以上に不安を感じさせる菊次郎の状態。「恐らくは疲れだけでなく、打撲による痛みが立ち合いの妨げになっていると思われます」と滑り収めの遠征で転んでしまったことを告白、土俵でも転んでしまった。まらずもう界の第一人者だけに、大相撲界の第一人者・白鵬の終盤の負傷に共鳴してしまったか。

 

○家満(15-0)

 前日、千秋楽を待たずに3度目の全勝優勝を成し遂げた家満。残るは今日千秋楽、これが最後の土俵となるとあって、報道陣の取材や気の早い祝賀会の誘いも断り、昨日は自宅でひとりゆっくり過ごすことに。いままでの土俵人生をひとり振り返るとこの絶倫横綱、ほどなくムラムラしてきてしまう。白星できれいに染め上げた3度の全勝優勝になぞらえ、3発ほど一人で発射。自慢の連射性能を見せつけるのも今日が収めとなるが、1発目はまずファンのため、2発目は自分のため、そして3発目はなにより家族のため、と打ち上げた白い花火はいずれ劣らぬ勢いで天空に弧を描く。性欲を溢れ出させ、落ち着いて現役最後の眠りについた横綱だが、今朝の勢いはまるで止まらず、晴天の空の向こうに見えるスカイツリーに負けないくらい、それはそそり立っていた。綱取り2場所30勝無敗、横綱出場30勝無敗という金字塔を打ち立てるとともに、精力の限り自らのまらを打ち立てた最後の相撲。パーフェクトレコードで完全燃焼、という表現で締めたいところだったが、最後の仁王立ちを見せた家満のまら、今なお熱が引きそうにない。家満のまらの熱が永遠であるように、家満の相撲、家満の記録もまた、永遠のものとなるだろう。

 

○玉椿(8-7)

、7勝7敗で千秋楽を迎え、さぞプレッシャーがかかっていることだろうと心配されていた玉椿だが、普段以上にリラックスした表情。昨夜はだらだらとアイドル声優の深夜ラジオを聴いて「ひさびさに『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』を聴いたら、田村ゆかりが妙にやさぐれててさ。ついこのあいだまで17歳だと思っていたら、もう38歳だもんな。そりゃ人生に疲れてくるわなあ」とどうでもいい感想。まあ、相撲は下手だが気分転換だけはうまいようだ。けさはのびのびと相撲をとって、きっちり白星。今場所はいきなり序盤戦でつまづき勝ち越しも危ぶまれていたが、終わってみればきっちり帳尻を合わせるところは、さすが大関という地位を知り尽くした玉椿ならではの芸だろう。

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