○汚痔(7-1)
中日八日目、観客も増えるこの日についに出た必殺のソファーうたた寝。盆の墓参りを細君と一緒に済ませて汗だくになり、夕食を子供達と食べるのでビールは飲まず。ここでソファーでうたた寝、必勝パターンでこのまま勝負を決めてもよかったものの、さらにファンサービスでガブリ寄り、最後の最後で寝しなにビール。ソファーにアルコールと得意の連続技ですっきりと白星。連勝は止まったものの1敗を堅持して後半戦に望みをつなぐ。それでも酷暑の中の長丁場、「就寝中に汗を大量にかいてしまう為か普段よりも勃起状態の維持が効きません。350mlから500mlにスイッチしないと名古屋は厳しい気がします」。ありとあらゆる手段を尽くし、残り1週間、勝ちにいく。
○摩羅の川(8-0)
無傷での勝ち越しがかかる摩羅の川は、昨晩嫁と2人で焼肉屋へと出掛けた。店はもちろん岩手時代からのお馴染み『やまなか屋』。肉はカルビ、ロース、ミノ、タン、ハラミを注文し、サイドメニューでキムチ、更に石焼きビビンバと盛岡冷麺を1つずつ頼む。肉を満腹になるまで食べて十分に精を付けた摩羅の川は、目覚めた瞬間に強烈な突き出しを決める得意の速攻相撲で初日から8連勝。土付かずでの勝ち越しを決めた。取組後インタビューでは「肉は非常に美味かったんですが、昨日の冷麺はぬるくて少し伸びてたのが残念だ。客が結構入っていて忙しいのは分かるが、盛岡冷麺が売りの店なんだから手を抜かないで欲しい」と『やまなか屋』への要望を口にしていた。
○家満(8-0)
折り返しとなる中日、大相撲での全勝は早くも白鵬ひとり、まらずもうでも摩羅の川とこの家満の2人だけに。まずはストレートでの勝ち越しのかかる大事な日、とっておきの彼女とのデート。楽しい気持ちでいっぱいになり、まらもいろんな気持ちがいっぱい詰まってパンパン、元気いっぱいで無傷の折り返し。残り一週間に史上初の連覇・そして横綱昇進をかけるが、唯一の不安要因があるとすれば休日でも報告時間が遅くなりがちなことか。千秋楽の本割は午後3時、決定戦は午後10時だが、今場所はこれより遅めの報告が目立つ。千秋楽、大事な一番を控えての日程調整が気になるところだ。
●玉椿(1-7)
スランプに苦しむ玉椿、きのうは元横綱・雲虎の一本糞親方と剣道の稽古。竹刀をまらに見立てて、念入りにフォームのチェックを行った。その稽古の成果が多少は見られたか、けさは微妙に勃起の兆しもみられ、「まあ、負けは負けだけどさ、いい傾向だよね」と明るい表情。しかし、連敗のほうはこれで史上6位となる7に伸びてしまい、「ぼちぼち勝たんと理事長に怒られるよなあ」と困った顔。
●池男王子(5-3)
先週の異常な暑さはすこし和らいで戦いやすくなったが、それが逆に王子の闘争心を削ぐ結果になってしまったようだ。「休みで気が抜けた」と連敗にがっくり。