本日、番付編成会議において、摩羅の川の大関昇進が決定いたしました。
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摩羅の川は平成22年1月、序ノ口で初土俵。昭和60年5月生まれの24歳という異例の若さで入門。その若さをいかした力感あふれるまらずもうが持ち味。まらずもう界における数々の最年少記録を更新しながら、入門からわずか5場所で十両昇進というスピード出世を果たし、雲虎世代とよばれる昭和51~52年生まれの力士が牛耳るまらずもう界において、新世代の旗手として注目をあつめる。平成23年3月、岩手県在住のため東日本大震災の直撃をあび、一時は協会との連絡もとれず、力士生命の危機とまで言われた。しかし、この逆境で、眠っていた才能が覚醒。その場所、神ががり的なまらずもうで全勝優勝を果たすと、翌5月には14勝1敗、7月には2度目の全勝優勝。最高の成績で大関昇進を決めた。通算成績は103勝7敗。幕内優勝2回。殊勲賞2回。敢闘賞3回。技能賞3回。
では、摩羅の川関の伝達式の模様をお伝えします。
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(使者) 「本日、番付編成会議におきまして、関脇・摩羅の川が満場一致で大関に推挙されましたこと、お伝えいたします。」
(摩羅の川) 「謹んでお受けいたします。今後も相棒と共に、膨張率・硬度・持久力等全てにおいて大関の名に恥じぬよう、日々精進していきたいと思います。本日は大雨の降る中来て頂きまして誠にありがとうございました。」
(使者) 「おめでとうございます。」
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