●毛呂乃(12-1)
今年いちばんの暑さとなった今日、夏場所の名の通り真夏日を記録。この暑さ、もちろん場所終盤にはいって盛り上がりに盛り上がってきた毛呂乃のせいなのは言うまでもない。朝も早うからまらに蓄熱、ありえないくらいに赤熱化したまらはあっという間に外気を温め、今日のこの暑さに。当の熱源はさぞかし力強くそそり立っているはずだが、なんと「ふにふに」。あまりの発熱に自らのまらも耐えきれず、ふにふにに溶解してしまったのだ。ここにきてまさかのオーバーヒート。夏を先取りした代償は大きく、大事な終盤でトラブル発生。禁断のメルトダウン勃起で、ついに土がついた。
○金精山(13-0)
ここのところ納得のいかない相撲がつづいていた金精山だったが「久々に満足のイク豪快な勝ち。土俵で余裕の腰振りまでやってのける。やっぱ気分いいっすね!」とひさびさに笑顔で勝利の舞を披露し、ファンに向かって立派なものをぶらぶらとアピール。きょうは毛呂乃に土がつき、いよいよ単独トップに踊り出た。念願の優勝へむけて大きな一勝だ。
●玉椿(9-4)
「ふだんは9時ころには寝てるんだけど、なんだか寝つけなくてさ、うだうだと日付が変わるころまでYouTubeとか見ちゃったよ。夜更かししたら朝起きる時間も遅くなるかと思ったけど、けっきょく4時には目が覚めちまったね」と睡眠不足ぎみで4敗目。ちなみにどんな動画を見てるんですか?ときかれて「きのうは俵星玄蕃のききくらべをしていたよ。オリジナルの三波春夫と、さいきんのカバーの三山ひろしと島津亜矢と山内惠介と柳亭市馬と」とのこと。「三波春夫は元浪曲師だけあって場面によって歌い方を変えるから9分間飽きずにきけるんだよね。ありゃほとんどプログレッシブ・ロックだね。めちゃめちゃかっこいいよ。現役のみなさんだと三山ひろしが声がきれいで好みだけど、やっぱり最初から最後まで演歌調で9分間通されると、きいててすこしだれるね。まあ、そのへんは好みの問題だろうけど」だそうだ。ともかく玄蕃と杉野の槍が錆びなかったのはたいへん結構だが、そのせいで玉椿の槍が錆びてしまっては世話はない。
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