<十両>
● 池男王子(3-4)
明け方までよく飲みよく食べ遊びまわった王子。これでエネルギー充填といきたいところだったが、遊びつかれてまらが反応しない。そんな困ったさんな王子だが、部屋の関係者は「・・・まあ、豪快でおすもうさんらしくていいんじゃないか」と微笑ましく見守っていた。
<序二段>
● 播潟(2-2)
「寝る時間がなくて・・・」と眠たげな播潟。あわただしく土俵にあがり、あっさり負けて「すいません、これから用事があるんで」と足早に記者のまえから姿を消した。記者たちも「忙しそうだなあ・・・」と心配そう。
○ 勢稀の里(1-0)
古来、まらずもうは五穀豊穣を祈る神事として行われてきた。ふだんはまらずもうにやる気をみせない勢稀の里だが、きょうは午後から田植えに行くということで、昨夜からみそぎをして心身を清め、厳粛な雰囲気で布団に入って秋の収穫を占う。友人たちがかたずをのんで見守るなか、隆々と勃起をみせる勢稀の里のまら。この結果ならば、ことしの豊作は約束されたようなものだろう。
○ もっこり山(2-5)
何をおもったかハイペースで土俵に上がりつづけ、中日を待たずして全日程を消化してしまったもっこり山。周囲も「15日フルにつかっていいのに。成績はともかくすごいやる気なのはいいことだけどさ」と感心。
<序ノ口>
● 茸の山(0-4)
ストレートでの負け越しとなった茸の山。玉椿に「まだ若いのになんで勝てないんだ?」ときかれると「つい二度寝しちゃうんですよ。それで勝ちを逃しちゃって」と情けない回答。たくさん眠れるのは若い証拠とも言うが、もうちょっとしっかりしてほしい。
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