○毛呂乃(10-0)
スケールをどんどん大きくしていく相撲を取り続け「もう十日目」。もうこうなったら地球の外に飛び出すしかないかと思いきや一転、今日のお相手は「弟子だが?」と堅実。地に足をつけた相撲に回帰。相撲ぶりが派手になりすぎて星を落とすことが多い毛呂乃だが、今場所は最後の最後で踏み外さずきちんと戻ってくる。宇宙に飛び出して負けになった経験もあり警戒したか、今日は家にこもって弟子たちとの絡みに終始。「ナメクジにワシを対応で、しよう」。自身をナメクジになぞらえての行為。周知のとおりナメクジは雌雄同体。その交尾はお互いの男性器を挿入しあって精子を交換し合うというもので、確かに毛呂乃の行為そのもの。四日目以来、1週間ぶりの人類との絡みとあって「なつかしい、私も数回やったことある気がします」と改めて人肌の温もりを思い出した毛呂乃。中盤で圧倒的な力を示したうえで基本の相撲に立ち返り、明日からいよいよ終盤戦。今場所の毛呂乃、強いうえに盤石だ。
○金精山(9-1)
綱とりのためには優勝がほぼ必須条件。今場所の毛呂乃と照ノ富士の調子を考えたら、これ以上はもう星を落としたくない状況で、「ずば抜けた出来ではないのがやや不満なものの、安定はしているところ」といちおう勝ち判定。毛呂乃に離されまいと必死で食らいついてはいるものの、「豪快に土俵中に精をまき散らし、それでも足りないくらいの勢いで勝ちたい」と理想と現実とのギャップに大きくため息。
●玉椿(7-3)
「だりぃ。眠れん」と夜勤明けで不機嫌な玉椿。朝6時ころに就寝して、11時には目が覚めてしまった。家を出るのが20時ころなので、もういちど取り直す時間はあるものの、「そりゃ寝るけどさぁ。寝直してもどうせ勝てねえよ」とやる気はなさげ。まらずもうにエネルギーを割くより、夜勤にむけて体力を温存したいようだ。天下の大関がそんなことでいいのか。
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