まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

三月場所を振り返る

2021-03-29 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― 十五日間おつかれさまでした。

(玉椿) 「よお、おつかれさん」

 

― 春場所は金精山関の劇的な逆転優勝でおわりました。金精山関の印象はいかがでした。

(玉椿) 「金精山は安定感がはんぱないよね。途中でひとつ負けたときに、そのままずるずる落ちていかないのが、なんといっても強みだよ。メンタルが強いんだろうね」

― 場所前に心配されていた立合いの待ったもだいぶ減った印象です。

(玉椿) 「今場所は待ったで勝ったのは1回だけかな。それなら常識的な回数だから、さほど目くじらたてる必要もないかな」

― 来場所は綱とり場所ですね。昇進ラインはどのへんになるでしょう?

(玉椿) 「二場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績、ってのが内規だよ。優勝すれば即昇進、優勝を逃した場合は内容を見て判断、ってことだね」

― 優勝を逃した場合には内容を見て、というのは具体的に何勝くらいすればいいんですか?

(玉椿) 「数字は関係ないよ。『全勝決定戦負け』でも上がれないかもしれないし、ぎゃくに『11勝4敗』で上がれるかもしれない。内容を見て総合的に判断するってことだな。まあ『優勝は逃したけれど実質的には優勝だよね』みたいなレベル感だと思ってもらえればいい」

― ようするに、優勝すれば昇進、と。

(玉椿) 「そういうことだ」

 

― いっぽう毛呂乃関は終盤の連敗で逆転を許しました。

(玉椿) 「毛呂乃は優勝とか勝ち負けとかそういうところを超越してるからね。本人のやりたいようにやってもらうのがいちばんいいよ。あいつ、負けた相撲のほうが内容がいいだろ」

― たしかに、どういう負け方をするかのほうが楽しみだったりしますね。

(玉椿) 「もともと、まらずもうは歴史的には占いからスタートしてるからね。まらの状態からうまく未来を予測しやすいのが、いいまらずもう。勝つとか負けるとかは本来副次的なものなんだ」

― では、毛呂乃関のまらからはどんな未来が見えますか?

(玉椿) 「それは毛呂乃にきいてくれよ」

 

― 今場所のいちばんの話題はなんといっても新弟子が入門したことですね。巨砲さんの印象はどうでしょう?

(玉椿) 「入門場所ということで、不慣れなところはあるけど、大器の片鱗は感じさせたね。かれ、結果報告の文章がうまいんだ。こっちで手をいれずにそのままアップできるレベルの文章を書いてくるやつなんて、元横綱の摩羅の川以来じゃないかな」

― 巨砲さんに注文をつけるとすれば?

(玉椿) 「もっと自由にのびのび相撲をとってほしいね。まだこっちに遠慮してる感じがあるからね。かれ本来の個性が見えるようになればおもしろい力士になると思うよ」

 

― 今場所は18時更新ではなく22時更新になりました。やってみてどうでしたか?

(玉椿) 「記事を書くほうからしたら、そりゃ時間に余裕があると、めちゃめちゃらくになるよ。ばんめしくって、風呂入って、それから落ち着いて記事を書くってこともできるからね」

― 五月場所の更新時間はどうしますか?

(玉椿) 「まだ決めてない。このまま22時でいくか、21時くらいに早めるか、18時に戻すか。ちょっと読者の意見とかもきいてみたいので、よかったら左上の【メッセージを送る】からコメントをおくりつけてくれよ。この記事にコメントをつけてくれてもいい」

 

― 五月場所の番付発表は4月26日です。これから1ヶ月のオフはどうします?

(玉椿) 「コロナで巡業もできんし、そもそも平日は仕事に行かなくちゃいかんし、骨休めしつつ、まらずもうデータベースの更新作業するくらいかねえ」

― では1か月後に。

(玉椿) 「おう、またな」

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする