○毛呂乃(15-0)
1差で玉椿に追われる展開で14日目終了時点ではまだ優勝が決まっていなかったにもかかわらず、前夜から「優勝した」と勝利宣言。「区内の手間、毛増す」とのことで、優勝確定の最後の相撲にそなえ、毛呂乃は住んでいる区内で、手間をかけながら毛を増やしていた。どこの毛を、何のために増やすのかと様々な憶測が飛んだが、千秋楽結びの一番では「今日は尻。愛の語らい」とやはり最後の一番は尻。昨日増やしたのは尻毛だったようで、パートナーに尻を突き出しながら1本1本毛をむしられ、「毛取りでイッてる」。1本抜かれるごとにびくつきながら白星を打ち上げるまら。昨日尻毛を無限増殖させただけあって、昼過ぎになっても抜かれる毛は尽きずイキっぱなし。今場所も当然のように全勝優勝となったが「男で勝ってるのよ」と毛を抜かれながらこんな顔→(。>д<)。「自分ひとりの優勝ではない、パートナーの男性のおかげ」と感謝を示しつつ、呻き声を上げては毛を抜かれ続けていた。大相撲の横綱・大鵬を上回る46連勝でいまが絶頂・全盛期、毛呂乃の毛取り打ち上げショーは打ち出し6時ごろまで続く見込み。
○玉椿(14-1)
今場所は相撲内容こそ不安定ながらも、なんだかんだで1敗をキープ。千秋楽まで優勝を決めさせないという大健闘。「いやあ、毛呂乃関が昼過ぎまで本割りの結果報告をしないもんだからさ、決定戦の可能性が消えなくて、昼寝の準備してたんだよ」と追いかけるほうはなかなか大変。「布団に入って、うとうとしてたら、LINEの音が『ぴこぴこ』って鳴って叩き起こされてさ、中途半端に寝たせいか頭がぼんやりするよ」と、最後まで毛呂乃のいやがらせに苦しめられた。優勝は逃してしまったが「決定戦がなくなって昼寝もしなくていいからね、午後からは一本糞親方んとこに出稽古に行くよ」と、はやくも夏場所にむけて気持ちを切り替えていた。
○蒼狼(3-12)
十日目に11連敗したところで連絡が途絶えていた蒼狼。まらずもうの連敗記録14の更新も見えていただけに、関係者一同、結果報告を待ち望んでいたが、千秋楽になってようやく報告がきた。最後の五日間の星取表は「●●○○○」とのことで、連敗は13でストップ。記録更新はならず、がっかりする関係者をしり目に、本人は「日本のことわざでいうと『おそかれはやかれ』ですね」とへらへら。