○毛呂乃(1-0)
初日から「背中筋肉痛!」「痛痒掻掻!」とうれしそうな毛呂乃。稀代のマゾヒストだけに自分を痛めつけるのはいつものことだが、観客席は「なぜ報告文が漢字オンリー? 中国風の性技でも試しているの?」と不思議そう。これには『まらずもう界のテリーマン』の異名をもつ一本糞親方が「漢字だらけ、、、これは、感じまくりってこと!」と解説。ゆでたまご先生のような切れ味鋭い説明を見せる。
「どんなプレイをしたらそんなふうになるんですか?」と訊かれると、毛呂乃は「空気乾燥肌痒痒」とコメント。どうやら空気を乾燥させて皮膚にダメージを与えるプレイで楽しんでいたらしい。一本糞親方は大げさに驚いたような表情で「空気中の水分をすべて吸い尽くして、ザーメンに変換したと??」とまたもテリーマンのように力強く解説。
この解説に毛呂乃の近所に住む玉椿は「なるほど」と納得のようす。「ここんとこ風邪で鼻水が止まらなかったんだが、きょうは鼻水が乾いて、鼻ん中で砂みたいになって痛いんだよ。東京はくもりで、天気予報見ても湿度60%もあるのに、なんでこんなに乾燥するんかね?と不思議だったんだが、これも毛呂乃のしわざだったか」と毛呂乃のやりたい放題にあきれ顔。
いっぽう、一本糞親方と玉椿理事がそばにいるのに、まったく気にするようすもなく自分の世界に入り込んで、ひとり自慰行為つづける毛呂乃。ふたりが見守るなか、さいごは「痛痛痛痛!」とエクスタシーに達してフィニッシュ。盤石のまらずもうで堂々の白星。
○玉椿(1-0)
場所前に風邪をひいたとのことで、「コンディションはよくない」という玉椿。鼻水が大量にでるためゴミ箱には使用済みティッシュが山盛りで、まるで覚えたての中学生のよう。まともな相撲がとれるのかと心配されたが「目が覚めたあと布団のなかでじっとしてるとさ、じわじわと勃起してくるんだよね。そのタイミングで起きたよ」とこずるく白星を拾って1勝目。記者からの「反則すれすれでしょ、それ」との指摘には「そうでもしねえと勝てねえんだよ」と開き直ってみせた。(体重:87.8kg 体脂肪率:28.2%)
●蒼狼(0-1)
ここのところ「ぜいきん」に苦しめられている蒼狼。萎んだまらを指さして首を振り、無言で花道を下がっていく。まら同様に曲がった背中に「よほど疲れてるんだな」と同情の声も。