○汚痔(9-1)
生活サイクルも戻り、相撲ぶりも復調してきた横綱。この日も一旦早寝をしたものの、夜中に一度起き出して朝方再度寝なおすという思いきった変則相撲。それでも3度に及ぶ半身浴と、寝しなの麦茶で体勢は万全。きょうも完勝で存在感を示す。規則正しい堅実さだけでなく、堅実さに裏打ちされた豪快さが、やはりこの人の魅力。
●玉椿(7-3)
けさは朝から用事があるという玉椿。「早起きしなくちゃ」と焦るあまり、必要もないのに朝の3時半に起きてしまった。これでは立合いのタイミングもへったくれもなく、あっさり3敗目。この失態には本人も「いや、4時半でよかったんだが、なんかうっかり起きてしまってな」と呆れているようす。横綱・汚痔が早朝からスノーボードに出かけるときの安定感と比較すると、これが横綱と大関の差か。