― 先場所は悲願の初優勝を達成。今場所は綱取りのかかる汚痔関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。
（汚痔） 「宜しくお願いします」
― 先場所の優勝決定戦はまらずもう史上に残る素晴らしい戦いでした。決定戦の相撲をふりかえって、勝因はどのあたりにあったとお考えですか？
（汚痔） 「勝敗は『優勝したい』と言う熱意が私の他の二人よりも少しだけ強かったからではないでしょう？ 相撲内容では優劣つけられない僅差だったと思っています。」
― いよいよ綱取りです。昇進の基準について、とある協会幹部は「優勝すれば即昇進。優勝を逃した場合は勝ち星よりも内容で判断する。１１勝で昇進する可能性もあるし、１５勝決定戦負けで昇進見送りになる可能性もある」とコメントしています。さて、ご本人としては横綱昇進についてどのような方針で立ち向かわれるお考えでしょうか？
（汚痔） 「いままでどおりと同じ様に目の前の一番一番を戦って行くだけだと思っています。 結果は後からついて来ると信じています。」
― 今オフは雲虎関の引退相撲に参加され、元横綱を相手に五分と五分、力の入ったまらずもうを繰り広げられました。雲虎関に対しては激しい闘争心を燃やしていらっしゃった汚痔関、いまのお気持ちをお聞かせください。
（汚痔） 「今となっては安らかに成仏して頂きたいと思っています。」
― このオフは、優勝パレードや雲虎関の引退相撲など、スケジュールの面で多忙をきわめていらっしゃいました。マスコミ報道などでは、体調管理など調整面で不安もある、との声もきかれますが、さいきんのまらの調子はいかがでしょうか？
（汚痔） 「今朝も場所が近いせいか普通に朝勃ちしていました。 この普通に朝勃ち出来る状態が大切です。」
― 汚痔関はご家族にまらずもうのことは秘密にしていらっしゃるとのこと。外野からは、カミングアウトするとすれば横綱昇進ってのはいいタイミングかも、という声もきかれます。カミングアウトのご予定などは・・・？
（汚痔） 「まらずもう力士はある意味正義の味方と同じで、『人知れず・・・』が美学なのではないかと考えています。 綱は取ったが家族は失ったと言う事にならないとも限りませんので。 場所ごとにお送り頂いている番付表も、そっと私のPCの前に置かれていて、明らかな沈黙がその後にありますので薄々は気が付いているかもしれません。」
― では、さいごにファンのみなさまへ一言おねがいいたします。
（汚痔） 「イロモノ横綱が去ってこれからが本当のまらずもうの歴史になります。 上位勢揃って頑張りますので応援の程宜しくお願い申し上げます。」
― 大関・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
