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雲虎引退相撲の結果(中堅・河豚狸戦/一本目)

2012-04-07 17:12:56 | 取組結果

 

 雲虎●―○河豚狸

 先鋒・玉椿につづいて次鋒・月乃猫ともドロー。取組前のインタビューでは「まさか先鋒、次鋒で引き分けてしまうとは思わなかった。当然2連勝、悪くても1勝1分で見込んでいたので、この苦しい展開は予想外だ。」と胸中を語る雲虎。つぎの対戦相手は、名門・西武学園文理高まらずもう部の先輩にあたる序二段・河豚狸。「次は中堅、河豚狸先輩・・・。 ま、勝てるでしょ。こここそ勝てるでしょう。というより、ここは勝たなきゃ苦しいでしょう。河豚狸先輩には1年前に(剣道で)勝ち逃げされているので、ここで復讐しておきたいところ。竹刀では負けても、まらでは負ける気はしない。自分ひとりの力で朝勃ちしてこそ日本男児。それなのに、配偶者の力を借りての二人三脚?? 日本男児なら、配偶者の力を借りる前にまずこんにゃくの力を借りるべきだろう!! そんな道を踏み外した力士に負けるわけにはいかない。ここはひとつ、ハットトリック宣言をしよう。河豚狸先輩には、3連勝で勝つことをここに宣言する。」と自信たっぷり。たしかに横綱が序二段に相手に苦戦するようなことがあれば、沽券にも関わる。単に勝つだけではなく内容でも圧倒しておきたいところ。

 しかし、横綱にとっても勝ち抜き戦のプレッシャーは予想以上に体力の消耗が激しいようだ。けさの取組でも「最初に目覚めたときには確かに勃起していた」と言うのだから、そこで勝ちを決めてしまえばよさそうなものだが、連戦の疲労が抜けないのか、どうしても布団からでられない。だらだらと時間が経過していくうちに、まらの勢いが落ちていくという最悪のパターン。粘ることもできずに2日連続の勃起失敗。

 この相撲を土俵下で観戦していた大関・玉椿は「・・・挑戦者側なら3日間だけ無理すればいいだけだからね。すこしくらい睡眠時間を削ったところでたいした問題じゃないんだよ。んでも横綱は15日間連続の土俵だからさ。ここで無理したら後半戦に影響する・・・ってのが脳裏をかすめるだろ。ついつい勝ち味が遅くなっちまって、決め時を逃しちまうんだろうね。ようするに、わしや月乃猫が善戦できたのはその差があるからなんだよね」と分析。

 いっぽうの河豚狸。取組前夜には春場所好調の原動力にもなった博多なすを使った麻婆なすを食べて気合も十分。いつもは淡白なまらずもうも目立つのだが、けさは団体戦ということで心の持ちようが違うのか、めったに見せない二度寝を使って勝ちにこだわる姿勢を見せる。横綱の自滅という千載一遇の大チャンスにも、動揺してペースを乱すこともなく、冷静に一本を奪うという大殊勲。観客席からはやんやの喝采をあびていたが、晴がましい舞台に慣れないのか「横綱の引退試合という晴れがましい場で3連敗は避けたかったので安堵しております」と最後まで緊張の表情だった。

 

__________

<雲虎 4月7日 ●>

最初に目覚めたときは確かに勃起していた。
が、そのまま再び眠りにつき目覚めると勃起しておらず・・・

昨日のパターンで連敗。
まさかの展開。
勝ち抜き戦で体力がなくなってきたかのような戦況だ。

朝5時、目覚めたときに会社の後輩のヤマンコ君からメールがきていることに気づき、寝ぼけ眼で「朝勃ちがすごいにゃんにゃん」と返信していた。
ゆえに、そのときはものすごい勃起をしていたという記憶もあるし、記録もある。
しかしその後がいけなかった。

会社が休みなので、目覚まし時計を使用せず。
8時に自然と目覚めたときはもうまらも活動をやめてしまっており、沈黙。
十分に寝ているので、二度寝するにもできず。

それでも無理にでも二度寝しようとして少し意識が飛びかかったところでメール着信。
ヤマンコ君から、朝5時のメールへの返信だ。

このメール着信で完全に目覚めてしまった。
それ以上粘る気力も失い、起床。

 

<河豚狸 4月7日 ○>

おはようございます。

本日は白星です。

二度寝による勝利です。
横綱の引退試合という晴れがましい場で3連敗は避けたかったので安堵しております。
前日の夕食は博多なすの麻婆なすを食べました。博多なす様のご利益は凄いです。
横綱にどこまで通用するか分かりませんが、精一杯頑張ります。

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雲虎引退相撲の結果(次鋒・月乃猫戦/三本目)

2012-04-07 06:48:50 | 取組結果

 

 雲虎●(相打ち)●月乃猫

 今回の団体戦は、いくら自分が勃起していても相手も同時に勃起していたら勝ったことにはならないというルールが採用されているが、玉椿・月乃猫の両名がこのルールをフルに生かし、ふだんの取組からは想像もできないような戦いぶりを見せ、横綱・雲虎を苦しめている。いつものように自分の相撲だけを考えていたのでは、いつまでたってもポイントが挙げられないということに気づいた雲虎、きのうあたりから妨害工作にエネルギーを注ぐ作戦へと方針転換しはじめたようだ。

 前日は高校まらずもう部の顧問になりすましそうとしたものの、高校時代の顧問のことなんか屁ともおもっていない月乃猫には通用せずにあっさり失敗。それでも『なりすまし作戦』にはなんらかの手応えを感じたのか、けさは月乃猫が苦手にしている某先輩になりすますことに。「お、お前、あ、明日の朝っ、、ぁあ、明日の朝よぉ、あ、、、、明日の朝なんだけどな、ぼ、勃起しちゃ、だ、駄目だからなぁ。を、おいぃぃっ!聞いてるのかつきっ、、月乃猫おぉっ! い、いいなぁあぁぁあ、あしたはあさン、、グボッ、、、朝勃ち、す、するんじゃねぇぞぉ月乃猫ぉ~」と、某先輩のどもりがちで舌足らずの口調を真似る雲虎。

 その先輩の話を長時間拝聴するというのは西武文理高まらずもう部伝統の精神修養メニューであり、「へらへらした口調がいらつく」「こっちまで頭がおかしくなりそう」など過去には数多くのまらずもう部員の心を折ってきたが、月乃猫にとっても高校時代のトラウマが蘇ってしまうような悪夢、好調だったまらの勢いがぴたりと止まってしまった。「二郎系のラーメンににんにくをトッピング、稽古も自重して万全の体調で臨んでいたのに・・・」と悔しがる月乃猫。しばらく粘ってはみたものの、さいごまで回復することはなく、萎れきった状態で起きてしまった。

 妨害工作は成功したように見えた雲虎だったが、猫を苦しめた精神攻撃に自分まで嵌ってしまう。「目覚めると勃起しておらず・・・、たまたま勃起していないのだろうと、目覚ましを一旦止めて再び眠り、次また目覚めるとまた勃起しておらず・・・、これも何かの間違いだろうと、目覚ましを一旦止めて再度眠り、次にまた目覚めるもののまたも勃起しておらず・・・、そんなことを数回繰り返すも、今日に限ってはちっとも勃起する気配なし・・・」と、その先輩の笑顔が脳裏にちらついては勃起に集中できない。結局、月乃猫にお付き合いするような形で自分も勃起に失敗。三本目も相打ちに終わり、先鋒戦につづき次鋒戦まで引き分けとなってしまった。

 きょうが現役最後の土俵となる月乃猫。雲虎も勃起に失敗していたという話をきくと、一瞬は「大金星を挙げるチャンスでした」と悔しそうな表情を浮かべたものの、すぐに「・・・まあそれは贅沢言いすぎでしょう。寧ろ引き分けなら勝ちみたいなもんですよね」と笑顔。華々しい現役生活もこれで締めくくりとなったわけだが、「さて、これで私の取組はすべて終了となります。約2年間生温かい応援ありがとうございました。今後は年寄『黒棒』を襲名させていただきます。ちなみに黒棒とは麻雀でいう百点棒のことです。横綱になってれば『万点棒』とでもなってたかもしれませんが、自分にはこの『黒棒』というのがちょうどいいかと思います。今後はどんな感じになるかわかりませんが、なにか御顔合わせの機会がありましたらまたよろしくお願いします」と悔いのない表情で最後の花道を後にした。

 

__________

<雲虎 4月6日 ●>

最初に目覚めたときは確かに勃起していた。
が、そのまま再び眠りにつき目覚めると勃起しておらず・・・
たまたま勃起していないのだろうと、目覚ましを一旦止めて再び眠り、次また目覚めるとまた勃起しておらず・・・
これも何かの間違いだろうと、目覚ましを一旦止めて再度眠り、次にまた目覚めるもののまたも勃起しておらず・・・

そんなことを数回繰り返すも、今日に限ってはちっとも勃起する気配なし・・・
時間的にそれ以上粘ることもできず、痛い敗戦。

何よりも悔しいのは、起きてパソコンに向かってこの記事を書いている今、まさに今ほんの少しであるが、まらが勃起気味に反応していることだ。

 

<月乃猫 4月6日 ●>

今日は自分にとっても最終日となる大事な一番。

前日はスタミナつけようとスタミナ次郎系のラーメンにニンニクトッピングして食って気合十分。ここ二日は稽古しないで勝ってたから昨日も稽古は自重。万全の態勢で臨みました。


しかしまた今日もメールで天からのお告げが下りました。

「お、お前、あ、明日の朝っ、、ぁあ、明日の朝よぉ、あ、、、、明日の朝なんだけどな、ぼ、勃起しちゃ、だ、駄目だからなぁ。
を、おいぃぃっ!聞いてるのかつきっ、、月乃猫おぉっ!
い、いいなぁあぁぁあ、あしたはあさン、、グボッ、、、朝勃ち、す、するんじゃねぇぞぉ月乃猫ぉ~」

と、まるで高校時代の先輩から指導されるかのような天の声。


メール見たときはなんでもなかったのですが、朝起きた時には昨日までとはうって変わってピクリとも反応せず。時間ぎりぎりまで粘りましたが変化なし。天の声には逆らえなかったのか、残念ながら最終日を白星で飾れませんでした。

大金星を挙げるチャンスでしたが、まあそれは贅沢言いすぎでしょう。寧ろ引き分けなら勝ちみたいなもんですよね。

 

 

さて、これで私の取組はすべて終了となります。
約2年間生温かい応援ありがとうございました。

今後は年寄「黒棒」を襲名させていただきます。
ちなみに黒棒とは麻雀でいう百点棒のことです。横綱になってれば「万点棒」とでもなってたかもしれませんが、自分にはこの「黒棒」というのがちょうどいいかと思います。

今後はどんな感じになるかわかりませんが、なにか御顔合わせの機会がありましたらまたよろしくお願いします。

 

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