毛呂乃は今場所のために金冷法を極めてきた。これはまらを冷やして縮こまらせて、その後熱く勃起することで血行をよくして老廃物を流しだしてまらの健康を保つというものだ。冷やしては熱く勃起、冷やしては熱く勃起、それを繰り返す修行。場所中も修行先、長野での取組だが、長野は朝の冷え込みが強くなってきた。 明け方に自然とまらが冷えてしまう。 まらが冷えると、「冷えたら勃起」とばかりに条件反射で毛呂乃のまらは勃起してしまう。 そんな『金冷法勃起』で七連勝。ここ一番を考えて場所前から温めてきた金冷法をここで使ってきた毛呂乃。なお、金冷法を極めた毛呂乃は、どのくらいの気温であれば条件反射で勃起するかさえ見極めている。「もう少し寝ていたら気温が上がってしまい金冷法勃起にはならなかっただろう」と語った。やはり勝負所を見逃さず、あえてぎりぎりのところで技を繰り出す。「常にぎりぎり」という状態を維持し続けられる毛呂乃のまらだからこそできる芸当だろう。
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