お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

2013年の8月の思い出(その3)

2013年09月01日 12時47分56秒 | 京都観光
9月に入りました。しつこく8月の話題で引っ張ります。
8月11日から下鴨神社の糺の森では、毎年納涼古本市が開催されます。そして布屋のお盆休みの13日に出かける予定で、例によってお客様が帰られた後の清掃作業のあと、いつも懸案の台所の「グリストラップ」の清掃も一気にやります。グリストラップ?とは、キッチンの床下にある排水溝に備わる油等の除去用の溝にたまる簡単にいうと「どぶそうじ」です。これを怠ると大変な状態になりますが、料理長(うちの奥さん)は私は絶対にやらないと宣言していますので、当然のことながら「下っ端」の僕の担当です。1時間以上かかってしかも猛暑の中の作業故に疲労困憊。終了後直ぐに古本市にいく余力は残っておらず、自然お昼寝モードに入ります。ふと目覚めると夕方4時!あれれ古本市に間に合わない・・。去年の「古本市のうちわ」を出してみると午後6時までとなっています。今から出れば5時前についてほぼ1時間はあると判断して急いで自転車で駆け付けます。



残暑の中一生懸命自転車で駆けつけ5時前には到着。ささっと見ようと手前の本屋から始めると例ののんびりした口調の場内放送が入ります。「あと30分で閉店しますのでお買い物の方はお急ぎください」???あれれ、今年のパンフレット見ると「閉店午後5時30分」とあります。今年から短縮されている!



という訳で、消化不良の今年の古本市でした。そして青春18きっぷの旅を8月15日に敢行。今回も一人で電車の旅に出ます。山陰線の福知山周辺ではまだ国鉄色の特急電車が走っています。朝8時過ぎの電車でいざ福知山へ。福知山には2時間ほどで到着します。この駅も昔の風情は一切ない立派な新しい駅に建て替わっています。ホームでまつことしばし。なつかしい国鉄色の特急電車がホームに入ってきます。ここで上りと下りが横並びになるのを待ちます。すると、あらら!もう一本別の線(福知山線)から来た特急と奇跡の三つ並びです!他のJRの駅でこんな風景は絶対見られません。しかもいつまでこの状態が続くかも解りません。



すると、どこからかデジイチにでっかい望遠レンズをつけた電車ファンの少年たち(10人くらい)が大挙現れ、ホームは一瞬興奮の坩堝と化します。(もちろん一部の我々だけですが・・)特急電車が走りさると、ささっと少年たちは去ってゆきます。残されたのは感傷にふける僕だけです。気を取り直し城崎温泉へ。







猛暑で温泉に入るのもためらわれますが駅から一番近い「地蔵湯」へ。



1時間の滞在時間でまた福知山へ。再度ホームで撮影したあと福知山線で大阪へ出ます。折角なので大阪駅の北側に春に開業した「グランフロント」をちらっと見物します。





ここも1時間くらいでは、広すぎてなにがなんだかわからない内に「おじさん」の来るところではないと判断して電車で京都へ戻ります。13時間位の18きっぷの旅でした。しかし381系特急電車の三つ並びが見れて電車男は満足して、京都駅自転車駐輪場から自転車で帰途につきます。おわり。






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