お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

節分のハシゴ

2017年02月17日 15時23分41秒 | 京都観光
2月も半ばを過ぎました。昨日から暖かい日が続いています。でも週末また寒くなりそうです。寒いといえば節分の日のオハナシ。2月2日(節分の前の日です)に京都の2大節分にでかけてきました。まづ



市バス「壬生寺道」で降りるて嵐電(らんでん)の踏切を渡ると



壬生寺です。門を入るとテントが出ています。



ここで「炮烙」を求めて家族の名と年齢を墨書して奉納します。翌日の「炮烙割」でことごとく割られます。奉納した人がその年の災厄を免れて福徳を得ます。



境内中央の広場では聖護院山伏衆による大護摩祈祷が午後2時より行われます。



焚かれた煙を被ります。しかしスゴイ煙。火の粉もバンバン飛び交います。数年前うちの母はこの火の粉で着ていたコートに穴が開きました。くれぐれもあまり近寄らないようにしましょう。



前も見えないくらいの煙です。そして



壬生狂言が2日と3日に一日八回一時間ごとに無料で演じられます。寒い中を40分あまり並び



会場へ。ここで壬生狂言のなかの「節分」が約45分演じられますが吹き曝しなので寒さを実感できます。はじめて壬生狂言を見ましたがユーモラスに豆まきを演じられて鬼を追い払い今年一年の福徳を得られそうです。



そのあと先ほどの護摩祈祷の残り火で暖を取ります。ほんと暖かい。結構みんな集まってきます。



帰りに参道の和菓子屋で「きんつば」を買い求めいったん帰宅します。夜になって今度は京都大学の近くの「吉田神社」へ向かいます。市バス一日乗車券はこういう時便利でお得です。



吉田神社でも節分のお詣りを済ませます。この日の吉田さんの(京都人は吉田神社を「吉田さんの節分」壬生寺は「壬生さんの節分」と読み習わします。)節分の夜の屋台が半端ではありません。こんなに長い屋台の行列は他では味わえません。参道の途中にある京都大学もこの日ばかりは吉田さんに来る人に道を譲ります。ここで我々は





「山形屋」のスジ煮込みと熱燗と決めています。おばちゃんの店が下の京大正門近くでおじさんの店が山のほうの本堂よりに出ていますがおじさんのほうにいつも行きます。スジとこんにゃくの煮込みと熱燗は寒さに丁度です。しかしこれでは晩御飯にならないので熊野神社に向かいます。普段なら歩く距離ですが一日乗車券があるので市バスに乗ります。向かうは



そうです。中華の「七福家」です。独りの時はこの地元で愛されている証拠の紹興酒の並ぶカウンター席ですがこんばんは座敷で。



いろいろオーダーしましたが今回はこの「京都肉球(豚肉の肩ロースげんこつ揚げの黒酢かけ)」に挑戦。このメニューは一人では食べきれない。黒酢と豚肉のうまみたっぷりに大満足。熊野神社からまたバスで帰ります。今日は7回乗ったので一日乗車券も大満足の一日でした。












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