お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

改修工事 2

2010年01月15日 20時39分14秒 | 布屋
全国的に寒い一日になりました。京都の朝の最低気温はマイナス4度。営業していたらこの日は朝から大変でした。でも改修工事の大工さんは多少の寒さにもびくともしません。聞くと、家の中の作業ばかりなので、とても楽とのこと。せめてお昼や休憩時間にはガスストーブつけてくださいと申すもぜんぜん大丈夫。あるとき見たらガスストーブは仕舞われていた。僕たちは寒くて足の先が冷たくて・・。そういえば今朝托鉢に来た大徳寺の僧は、はだしにわらじでした。まだまだ修行不足?の僕たち。うちの設計担当のS氏に至っては、今年はまだ暖房つけていない!ホンマ皆さんオソロシイ。さて改修工事は順調でミセの間は下地のボードがどんどん張られてゆきます。周囲を木で足場を作り、「パーチクルボード」を張ってゆきます。下地のタタキの土間は水が流れるように斜めになっているので、レーザーの墨だし器を使ってバランスを図りながら、打ち付けてゆきます。そして書棚になる部分は、平米650kgの荷重にたえるように入念に材で下地を作り、ボードを張ってゆきます。土間に較べて、下地の板だけでも寒い時には暖かく感じます。

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