お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

西国三十三か所巡礼の旅 番外と15番から17番 その4

2013年10月15日 19時52分29秒 | 京都観光
台風が近づいてきました。今夜は奥の間の雨戸を念のため閉めておきます。朝になっても真っ暗なので寝坊に用心が必要です。しつこく巡礼のつづき。清水寺を後にバス停清水道から松原通を西に歩きます。この道は、8月に行った「六道さん」の前を通り過ぎて「六波羅蜜寺」へと続く道です。このあたりまで来ると観光の方はほとんど歩いていません。



このあたりは、ちょっと京都らしいお店とかがあります。文筆家のお家の前を通り過ぎてすこし行くと





16番札所の「六波羅蜜寺」です。静かです。教科書にでてくる口から仏様を出している「空也上人」像が安置されているお寺です。本堂にお参りしてからご朱印をいただき、ひとまず本日の巡礼の旅(市内ですが)を終わりにします。居酒屋に繰り出すにはまだ早いのでちょっと散歩します。このお寺から少し行くと花街の宮川町にでます。



祇園あたりに比べて静かでホットします。そういえばこのあたりに和文具の「裏具」があるはずだ。参考に持ってきた京都地図本をひろげて、観光客風に場所をチェックします。



残念。月曜定休でした。以前は看板すら出ていなかったのですごく探すのが大変だったはずですがさすがに小さな看板が出ていました。それじゃあ、最近話題のお店でもと歩き出しますが本店の「鍵善」がお休みなのでここも休みだろうと諦めます。祇園に出来た「ZEN カフェ」です。ところで最近京都にはいろいろな宿が出来ています。宮川町にもゲストハウスがありました。



祇園に行くのも、河原町に行くのもすごく便利なところですから人気があるようですね。布屋も若いお客様が最近めっきり少なくなってきましたが、門限も無さそうなので時間を気にしないでいい、こういった宿に泊まられてるのかな・・。さて四条大橋まで来ると夏の風物詩の鴨川の川床の撤去作業が行われています。



どこかで珈琲でもということになりますがなかなか意見がまとまりません。四条あたりだと「フランソワ」「ソワレ」「築地」あたりが妥当ですが・・。そうだ三条に最近(かなり経ちますが)できた喫茶「葦島」に行こうということで木屋町の裏通りから河原町を通って三条に向かいます。途中河原町にあった京都のファッションビルの草分けの「バル・ビル」がすっかり更地になっていて建て替え工事中です。完成したら河原町も少しはよくなるかな・・今はゲーセンとカラオケとパチンコ屋ばかりで昔みたいに「丸善」とか特色のある本屋(京都書院)とかギャラリーとかもう少し文化的な繁華街の通りになつて欲しいですね。ぶつぶつ言ってるうちに三条通りにでます。



ありゃりゃ・・ここも定休です。東福寺からずっと歩いて来たのでちょっと疲れが倍増します。うーーんどうする。そうだ三条大橋の「スタバ」にします。スタバに慣れないおじさんとおばさんは注文に時間がかかります。やれやれ。なんとかコーヒー(メニューが覚えられない)をお姉さんから受け取って、やっと一息つきます。このあと河原町丸太町を北上して和食のお店でごはんを食べて(今回は居酒屋ではダメらしくてうちの奥さん推薦のごはん屋さんです)



しかもここは、ビールを頼んだら「サッポロ・ラガー」です。黒星ではなく赤星の方が僕的には好みなので大変美味しいです。昔は(相当昔です)酒屋に頼んでわざわざ赤星を配達してもらいましたが、今じゃご多分にもれず我が家も「第三」です。ゆっくりごはんを食べて、またぶらぶら御所の前を通って歩きで帰ります。結局東福寺から清水寺経由で山科も含めて10キロくらいは歩いた巡礼でした。でも月曜日は休みのお店が多いということが判明しました。おわり。

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