お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男「06夏」その2「外湯めぐり」

2006年08月13日 10時55分25秒 | 旅先で
餘部鉄橋から急な坂道を降りると、のどかな餘部の集落が広がります。海辺では太陽の強烈な日差しを浴びて2,3人の釣り人が、のんびりと海に向かって釣り糸をたれています。防波堤に寝転んで海を暫く眺めていました。海を眺めるのが随分久しぶりで、この前が何時だったか思い出せません。京都は海が無いので学生の頃から海辺に憧れがありました。僕の中の海辺は襟裳岬につきますが・・。餘部の駅に戻り城崎温泉に向かいます。外湯めぐりのひとつで駅からすぐ近くの「地蔵湯」を訪ねます。浴衣で下駄を”からころ”いわせた若者や家族連れを羨ましく思いつつ電車男はジーパンで地蔵湯に入ります。入浴料は¥600。旅館の浴衣を着ていれば無料。帰りの時間を気にしつつ入る温泉は、ホント悲しい。駅前の「グビガブ・カフェ」で城崎地ビールを2杯飲んで電車男は帰ります。ホントは駅前ホテルでの元同僚の城崎でも1,2の老舗「山本屋」に寄って、若女将に久しぶりにお会いしたかったんですが、その点「18切符」は余裕が無いですね。「カニ」の季節に再訪することを誓いつつ帰路につきます。