お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

冬の旅

2006年01月12日 23時11分53秒 | 京都観光
今日の京都はこれまでの寒波の日に比べ、少し暖かく感じられる一日でした。昨日からお泊り戴いているFご夫妻がレンタサイクルで2日連続で、あちこち行かれました。申し込まれた時は、今ごろは結構寒くなるから、自転車はきついかもとお話していましたが、運良くここ数日は、比較的暖かく晴天に恵まれ、予定通りのコースをこなして、「船岡温泉」に入って大満足で帰ってこられました。行かれた中に、僕たちが先日行って来た「河合寛次郎記念館(写真)も含まれていました。去年のひとりごとの「つづく」の行き先がそうで、ここも学生時代からしばしば訪れていたところです。清水寺に程近い五条坂にある民芸の巨匠の元自宅を開放している美術館で、僕が学生の頃は、行くと半日くらいは過ごしていたところです。当時はそんなに人も多くなく、奥にある「登り窯」のところでボーっとしていたのが懐かしいです。先日久ぶりに訪れた時、我々は作品よりも、「家」のほうに興味が行き(町家を改修して今こうして生活しているからですが)彼の色々な意匠や、工夫に感心しました。清水寺もいいですが、是非ここも訪れて欲しいところのひとつです。ホントは「僕的京都案内」のひとつなんですが、なかなか、つづきが出来ないのでちょっとここで紹介しました。