お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

布屋の花(5月初旬)

2005年05月07日 21時10分00秒 | 布屋
お花を担当しているのはうちの奥さんです。布屋の、そこかしこに置かれている花のうち主なものは、近くにある山野草を扱うお花屋さんで、大体毎週1回入手します。そのお店の女主人がご自分の畑や実家近くの山から持って帰ってきて、お茶花を扱うお店に比べて驚くほど格安で近所の方に販売されています。写真のお花は、「羅生門かづら」だそうです。弘法市で買った台に、僕の父親が蒐集していた、土ものの花瓶に活けてあります。ちょっとしたところに彼女のこだわりが見えます。僕の父親も多少こういった器を集めていたんですが、長い間「蔵」の2階にしまいこんでいたのを目ざとく見つけ出したうちの奥さんのおかげで、やっと日の目を見ました。少しづつですがそういった花器なんかも紹介してゆきます。