オマル・ハイヤーム作 小川亮作訳(岩波文庫)
《内容》
生への懐疑を出発点として、人生の蹉跌や苦悶、
望みや憧れを、短い四行詩(ルバイヤート)で
歌ったハイヤームは、十一世紀ペルシアの詩人
である。詩形式の簡潔な美しさとそこに盛られ
た内容の豊かさは、十九世紀以後、フィッツジェ
ラルドの英訳本によって多くの人びとに知られ、
広く愛読された。
《この一節》
” 造物主が万物の形をつくり出したそのとき、
なぜとじこめたのであろう、滅亡と不足の中に?
せっかく美しい形をこわすのがわからない、
もしまた美しくなかったらそれは誰の罪? ”
生れてはじめて買った詩集がこれでした。
私が思っているようなことは悉く既に書かれてしまっているということを思い知らされました。
しかも、美しい形で。
こんな短い文章によって心を動かされるというのは一体どういうわけなのでしょう。
不思議です。
《内容》
生への懐疑を出発点として、人生の蹉跌や苦悶、
望みや憧れを、短い四行詩(ルバイヤート)で
歌ったハイヤームは、十一世紀ペルシアの詩人
である。詩形式の簡潔な美しさとそこに盛られ
た内容の豊かさは、十九世紀以後、フィッツジェ
ラルドの英訳本によって多くの人びとに知られ、
広く愛読された。
《この一節》
” 造物主が万物の形をつくり出したそのとき、
なぜとじこめたのであろう、滅亡と不足の中に?
せっかく美しい形をこわすのがわからない、
もしまた美しくなかったらそれは誰の罪? ”
生れてはじめて買った詩集がこれでした。
私が思っているようなことは悉く既に書かれてしまっているということを思い知らされました。
しかも、美しい形で。
こんな短い文章によって心を動かされるというのは一体どういうわけなのでしょう。
不思議です。
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