やっと夏休みに突入。
という訳で
と押上のライヴハウス「ロックボトム」へ向かった。
19時からsuzuさんたちのライヴがあるのだ。
首都高を向島で降りて10分足らずで到着。RBはすぐに見つかった。
店内はアットホームな雰囲気で、店主の方も爽やかですぐに気に入ってしまった。
ロックボトムのHPは
こちら
ステージ真ん前の席に案内された。suzuさんともすぐに会えた。実は初対面である。
一見ガンガンとロックをやるようには思えない印象であったが、きさくに話しかけて
くるsuzuさんは笑顔の素敵な方である。
ブログを通して知り合ってこうしてライヴハウスにやってくる。以前ではとても考え
られないことだ。同行の
を紹介しA市から来たことを告げると「遠いところから
来てくれてありがとう。」とお礼を言われてしまった。(A市はやはり遠いのかな?)
パートナーのヒロキさん(ギター)を紹介してもらう。先月は3人組でDENONという
バンド名だったがメンバーが一人抜けてしまい、今夜はPush☆upという直訳すると
「押上」という名称で登場することになった。
ライヴが始まった。
しょっぱなはHeartのThese Dream。
以下演奏した曲目についてはsuzuさんのブログをご覧下さい。(下記)
Push☆up ライブレポ
Sheryl Crowにも似た伸びやかで力強さもありそれでいてつややかなsuzuさんの
歌声に乗ってステージはパワーあふれるものとなった。
ヒロキさんのギターワークも流石ベースマンというだけあって、メロディの要所
要所がきっちりと押さえられたタイトな演奏でびしっと締まっていた。
RSのキースリチャーズが頭に浮かんだ。
2曲目のEnglishman in NY (Sting)の紹介が笑えた。
「イギリス人がニューヨークにいるって『関西人in 東京』と同じだよね。」
という台詞には不思議な説得力がある。
20時からの2ステージ目ではゲストが登場。
りっきーさんとおゆうさんのデュオ。
ご近所で天ぷら屋を営むブルース大好きのお二人が披露したのは
私も大好きなDesperado (イーグルス)であった。
ドンヘンリーのオリジナルキーで唄いきったおゆうさんの実力にはしびれてしまった。
(余談だがおゆうさんはA市に親戚がいらっしゃるとのことだ。)
こんど天ぷら屋さんも訪ねてみよう。
2部の最後にLet it be を熱唱するのはヒロキさん。
(ギターソロはりっきーさんがサポート。)
ステージ&客席一体で大合唱となった。感激。
3ステージでは
Kiss
Bon Jovi
Cyndi Lauper
The Who
Free
The Bandというロック好きにはたまらないアーティスト達のナンバーが並んだ。
会場は当然のごとく盛り上がり手拍子が響き渡る。
おもえば、70年代,80年代とまだ日本のロックが未成熟でロック好きは
武道館や渋谷公会堂,中野サンプラザなどにあらわれる欧米のロックバンド
に押し寄せたものだ。私もその一人。
翻って、現代の日本にもようやくロックバンド(のようなもの)が台頭してきた
けれど今イチ何かもの足らない。ワールドカップの日本サッカーチームみたいな
もんで、私が聴いてきた音はまだ日本(語)のグループからは聴こえたためしが
ない。(私的には清志郎氏がお気に入りだが。)
少し話が横道にそれてしまったが、今夜(13日)のロックボトムで気がついたのは
ユングで言う「原形」みたいなものが日本のロック(曲作り)にはまだまだないってことな
のかもしれない。(日本語ロック好きの皆さん、ごめんなさい!)
最後にsuzuさんとヒロキさんの椅子の違いに気づいてしまった(笑)