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森羅万象 ~ 歩く印象派

山田洋次の原風景(横浜高島屋にて)

2006年08月25日 18時31分44秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
上野の「憲法フォークジャンボリー」に行く前に横浜の高島屋で開催されている
「山田洋次の原風景」という展示会を見学して来た。

折しも高校野球準決勝試合中。朝日新聞社が横浜駅西口に設置したTV前に陣取り
熱心に見入る人々。今年の高校野球は相次ぐ逆転劇など派手な展開が多く人々の
関心も高かった。

さて、山田洋次といえば「寅さん」シリーズが有名だ。
写真はもっとも人気の高いシリーズ25作目の「寅次郎ハイビスカスの花」

寅さんシリーズは48作を数える。ギネスにも載っていて、外国でも最も
有名な日本映画だという。

その寅さんの故郷、葛飾柴又の「とらや」のセットが会場内にそっくり
しつらえてあった。
(下の写真。)

寅さんが駆け上がるお馴染みの階段。

とらやの家族が団欒する茶の間。涙あり、笑いあり数々のドラマが生まれた。

寅さんの旅支度。トランクの中にはラジオ、目覚まし時計、花札が見える。

「一つの言葉・・・・」の前に「(とらやの)家族は」と置くとわかりやすい。

おおっ!
寅さんお前もか!
「反省」は太鼓さんやオ・寒さんだけではなかったのだ。
かの、国民的存在の寅さんも反省のしび(日々)を過ごされていたのか。

深く反省して終る。