All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

花火の後の幻滅

2006年08月07日 23時42分38秒 | 趣茶
翌日の東京新聞によれば花火の人出は40万人を越えたという。
なかなかの盛況ぶりであったようだ。好天にも恵まれ約2万発
の花火が夏の夜空を彩ったのは、昨夜の記事の写真のとおりだ。
しかしだ。その人出の去った後の河原,土手、道路すべてに散
らばった、夥しい量のジュースやビールの空き缶紙コップや焼き
そば、焼き鳥などのパッケージ類には閉口した。前へ進むには、
散乱したゴミを蹴飛ばして歩かねばならない。
5月に大連の繁華街で見たのと同じ光景だった。

いったい、どのような人が直前まで自分が使った容器類を投げ捨
てて行くのであろうか?その心境(というか背景)についてぜひ
知りたいものだ。道路でも交差点で信号待ちの間に、車内からゴ
ミを投げていく人をときどき見かけるが、それと同じだ。

初めての花火の美しさに興奮し、感動を覚えたあとだけに「地上』
の醜態には酷く滅入ってしまった。