All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

西ノ湖のテン

2007年06月15日 19時20分48秒 | 歩く印象派
先日(5月13日)訪ねた干上がった西ノ湖だが、ヤチダモの林の中で思わぬものを確認した。

発見者はR氏。

この倒木の上で湖底を晒す西ノ湖を眺めながら小休止をとっているとき、ふと振り返ったR氏の背後の樹林にそれはいた。

黄金に輝く毛並みの小動物がすばやく樹幹を移動している。

テンだ!
奥日光に生息しているとは聞いていたが実際にお目にかかれるとは思ってもみなかった。感激してカメラを構えるのにてまどってしまった。
わずか10秒足らずで視界から消え去ったが、テン君の姿は我々の脳裏に深く焼きついた。

見上げれば空の色も流れる雲もまだ冬のものだ。テンの印象を語りながら千手ケ浜へ向かう。

千手ケ原の道すがら勢いよく中禅寺湖へと下っていく柳沢川。

船着場はのどかであった。
正面の男体山を眺めながらもっと大きなカメラでテン君を捉えてみたいなと思った。


福本潤一参院議員が公明党に離党届提出

2007年06月15日 18時39分18秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年06月15日13時55分

 公明党の福本潤一参院議員(58)=比例区=が同党に離党届を提出していたことが15日、分かった。公明党の現職国会議員が離党するのは極めて異例で、15日午後にも記者会見し、離党の理由などを説明する見通し。今期限りで引退すると見られていたが、公明党内からは「7月の参院選に野党から立候補したいのではないか」との見方も出ている。

 福本氏は東大大学院修了。愛媛大学助教授などを務めた。95年の参院選比例区で新進党(当時)から立候補して初当選し、現在2期目。参院災害対策特別委員長などを務めている。

 公明党は昨年5月に参院選第1次公認を決定したが、福本氏は公認されなかった。現代表の太田昭宏総合選挙対策本部長(当時)は記者会見で、福本氏について「勇退する方向」と説明していた。

 また、福本氏は今年5月14日の国民投票法案の参院本会議採決では「所用のため」として欠席した。

>公明党でもこんなことが起こる時代になったんだ!
これで与党側は参院選前に一議席減。

<冤罪>「裏取りしないから」と、自白迫る 鹿児島・無罪事件

2007年06月15日 12時27分27秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2007年06月15日09時26分朝日COM

 被告全員の無罪が確定した03年の鹿児島県議選03年の鹿児島県議選をめぐる「公職選挙法違反事件」の捜査で、県警の捜査員が元被告らに対し、「裏取りはしないから」と約束するなどして虚偽の自白をさせていたことが14日、明らかになった。朝日新聞が入手した供述調書のもとになる「取調小票(こひょう)」から浮上した。それによると、捜査の早い段階から、複数の捜査員が虚偽の自白をもとに捜査を進めていることを認識していたことになる。

 「取調小票」は、容疑者や参考人を取り調べた際に、捜査員が日時や場所、供述内容の要旨などを記載するもので、裁判で証拠とされることの多い供述調書のもとになる記録。幹部の決裁印の欄もある公文書とされる。

 捜査関係者や県警の内部文書によると、一連の小票は、県警や鹿児島地検にとって「(表に)出たら(事件は)飛ぶ」とされた極秘の捜査資料だった。

 元被告の山下邦雄さん(76)の小票によると、山下さんは「13回にわたって計178万円を受け取り、うち137万円を買収金として使った」と自白したことになっている。日時は03年7月8日、場所は鹿児島中央署だった。

 8月2日には、取調官が山下さんに「裏取りはしないと約束してあるので、今後も裏取りはしないし、検事さんも了解しているので心配することはない」などと説得した様子も明記されていた。

 山下さんは取材に対し、「みんなが認めていると言われ、うその自白をした。『うそをついていることがばれたら集落に住めなくなる』と言ったところ、取調官から『裏は取らないし、裁判には出さないから心配いらない』と言われた」と話しており、小票の記載と一致した。

 また、当時の捜査幹部によると、山下さんの取調官は捜査会議で「(山下さんが)こんなにもらったと言っているが、裏を取らないでほしい。うそをついているから」などと打ち明けていたが、捜査はそのまま進められたという。

 この捜査を指揮していた警部(57)から取り調べを受けた中山信一さん(62)の小票もある。03年6月29日付で、場所は鹿児島西署。「主犯」とされた中山さんが「妻シゲ子がこのようなことを言っているということは私の責任です」と発言したと書かれている。

 中山さんはその3日後に「逮捕事実に間違いはありません」とする「自白調書」に署名、押印した。

 中山さんによると、警部から「妻はもう認めた」「うそを言う人とは離婚すると言っている」と言われたという。しかし、同じ容疑で逮捕されていた妻シゲ子さんの6月29日付の小票には、「全面否認」と記載されており、警部の偽計が裏付けられた形だ。

 当時を知る捜査関係者は「警部は、中山さんに土下座をするなど、自白を得ようと必死だった」と話している。

 一方、県警は「コメントしない」としている。

>自分達の都合の悪いことには「コメントしない」
 とは卑怯なり!鹿児島県警!
 同じことを(意識的に)繰り返すんだろうな。