原題の「The Descendants」は「子孫、末裔」の意味。
ジョージ・クルーニー演じる一家はハワイ王家の末裔という設定です。
カメハメハ大王の末裔って・・・本当にいらっしゃるの?
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フ ァ ミ リ ー ・ ツ リ ー
The Descendants
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< ストーリー >
オアフ島で弁護士をしているマット・キングは、妻と二人の娘たちと堅実な人生を送っていた。
仕事に精を出し、娘たちのことは妻に任せきり。
カメハメハ大王の血を引く彼は、祖先から受け継いだ25000エーカーの広大な原野を所有しており、
それを売却し巨額の富を得るか、自然を守るかの決断に迫られていた。
そんな中、妻がボートの事故でこん睡状態に陥る。娘とどう接してよいかわからず狼狽えるマット。
さらに妻に愛人がいたことを娘から知らされ、妻が離婚を考えていた事が発覚する。
動揺するマットがとった行動とは・・・。
イラン映画「別離」は家族が崩壊していく様を描いていましたが、
本作は表向きはさておき機能不全に落ちっていた家族の再生を描いてます。
「イメージ」とか「思い込み」って目を曇らせます。
楽園ハワイでの暮らしはさぞ楽しいことだろうと。
楽園に住んでいたって、人の営みは同じ。
嬉しいことも辛いことも、歓びも悲しみも、泣きたいことだってあるさ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/31/31803b665829990140ae906fffac715c.jpg)
この映画、舞台がハワイだからいいんだねぇ。
これがもしニューヨークだったら・・・きっと浮気相手を捜索する深刻なドラマになってしまったでしょう。
ハワイの美しい大自然をバックに、ゆったりまったりした雰囲気の中で繰り広げられるからこそ
「青天の霹靂~」の連続に狼狽えるマットの姿が際立ち、不器用ながらがんばるマットに
エールを送りたくなります。
カッコイイ~クルーニーの、カッコ悪~い姿がいい!
自分がしっかり働いて、妻が家庭を取り仕切り、質素な暮らしをしていれば平穏だと思っていたマット。
家族がどうなっているのか、何も知らなかったのは自分だけ。
妻は不倫にはしり、娘たちは学校で問題児。
今まで関わってこなかったことに、次から次へと向き合わなくてはならないマット。
懸命に、誠実に立ち向かう姿を見て、長女は父を信頼し応援する。
徐々に変わっていく3人+長女のボーイフレンドの距離が縮まり、
妻の・母の死を乗り越えて、絆を深めていく姿が清々しい。
家族に向き合ったからこそ、ご先祖様から受け継いだ土地への愛着が生まれたんでしょうね。
この映画、好きだわぁ~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hawaii_beach.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hawaii_plumeria.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/02/5a8b077f1b6e72cfb03ae8c715499527.jpg)
「うちの夫は仕事ばかりで…離婚しようかと思う」なんて台詞はアメリカではジョークになりません。
冗談のつもりで言って、すっかり真に受けられ「当然ね。で、いつ?」みたいなことになって
大あわてて否定した友人がいます。
やっぱりアメリカ人の目には、マットの妻が浮気に走るのは無理もないという反応なのかなぁ~?
このあたりに文化の違いを感じます。
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ジョージ・クルーニー演じる一家はハワイ王家の末裔という設定です。
カメハメハ大王の末裔って・・・本当にいらっしゃるの?
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< ストーリー >
オアフ島で弁護士をしているマット・キングは、妻と二人の娘たちと堅実な人生を送っていた。
仕事に精を出し、娘たちのことは妻に任せきり。
カメハメハ大王の血を引く彼は、祖先から受け継いだ25000エーカーの広大な原野を所有しており、
それを売却し巨額の富を得るか、自然を守るかの決断に迫られていた。
そんな中、妻がボートの事故でこん睡状態に陥る。娘とどう接してよいかわからず狼狽えるマット。
さらに妻に愛人がいたことを娘から知らされ、妻が離婚を考えていた事が発覚する。
動揺するマットがとった行動とは・・・。
イラン映画「別離」は家族が崩壊していく様を描いていましたが、
本作は表向きはさておき機能不全に落ちっていた家族の再生を描いてます。
「イメージ」とか「思い込み」って目を曇らせます。
楽園ハワイでの暮らしはさぞ楽しいことだろうと。
楽園に住んでいたって、人の営みは同じ。
嬉しいことも辛いことも、歓びも悲しみも、泣きたいことだってあるさ~。
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この映画、舞台がハワイだからいいんだねぇ。
これがもしニューヨークだったら・・・きっと浮気相手を捜索する深刻なドラマになってしまったでしょう。
ハワイの美しい大自然をバックに、ゆったりまったりした雰囲気の中で繰り広げられるからこそ
「青天の霹靂~」の連続に狼狽えるマットの姿が際立ち、不器用ながらがんばるマットに
エールを送りたくなります。
カッコイイ~クルーニーの、カッコ悪~い姿がいい!
自分がしっかり働いて、妻が家庭を取り仕切り、質素な暮らしをしていれば平穏だと思っていたマット。
家族がどうなっているのか、何も知らなかったのは自分だけ。
妻は不倫にはしり、娘たちは学校で問題児。
今まで関わってこなかったことに、次から次へと向き合わなくてはならないマット。
懸命に、誠実に立ち向かう姿を見て、長女は父を信頼し応援する。
徐々に変わっていく3人+長女のボーイフレンドの距離が縮まり、
妻の・母の死を乗り越えて、絆を深めていく姿が清々しい。
家族に向き合ったからこそ、ご先祖様から受け継いだ土地への愛着が生まれたんでしょうね。
この映画、好きだわぁ~
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「うちの夫は仕事ばかりで…離婚しようかと思う」なんて台詞はアメリカではジョークになりません。
冗談のつもりで言って、すっかり真に受けられ「当然ね。で、いつ?」みたいなことになって
大あわてて否定した友人がいます。
やっぱりアメリカ人の目には、マットの妻が浮気に走るのは無理もないという反応なのかなぁ~?
このあたりに文化の違いを感じます。
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