映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

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秋のソナタ

2012-11-30 | 映画 あ行
ヨン様で一世を風靡したのは「冬のソナタ」。
本作は1978年のスウェーデンの映画「秋のソナタ」です。
こちらは恋愛映画ではなく、積年に亘るの母と娘の葛藤をぶちまけるバトルドラマです。
1978年ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞です。
   
イングリッド・バーグマンの最後の出演作です。
撮影中に癌を患っていたそうで、公開の4年後1982年8月67歳で亡くなりました。

友人のTさんにDVDをお借りし鑑賞。


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          秋 の ソ ナ タ  

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 < ストーリー >
ノルウェー北部の田園地方。牧師館で暮らしているエヴァとヴィクトールは年が離れた夫婦。
幼い息子を事故で亡くした悲しい過去があるが、病気の妹を引き取り静かで穏やかな生活を送っている。
ある日、エヴァはピアニストとして世界を飛び回り華やかな生活を送ってきた母シャルロッテを
牧師館に招く。
7年ぶりの再会に、エヴァはある複雑な思い抱きつつ、母を迎い入れていた。

             

バーグマン演じるこのお母さんは強烈です。
国際的に著名なピアニスト。常に自分が第一。
奔放な恋に生き、幼い娘を置いて駆け落ち。
スランプに陥ると、一転。やたら娘に干渉し、才能にケチをつける。
病気を患うもう一人の娘は「見るのが辛い」と育児放棄。

こんなお母さんに育てられたら・・・ 娘は辛かろうねぇ。

バーグマンの実人生にかなり被るシチュエーションということで、
撮影中ベルイマン監督と激しいぶつかり合いがあったとか。
映画の中で、後ろめたいものを感じつつ才能ある者には犠牲があっても仕方がないという
傲慢な母親役を演じながら、自分自身が直接批判されているような、演技と現実が交錯するような
複雑な思いにとらわれたのではないでしょうか。仕事とはいえ、辛かったでしょうね。
迫真の演技?なのか、それとも?
この役を彼女に振ったベルイマン、流石というか、お人が悪い。

リヴ・ウルマン演じる娘は、母に対し音楽的な才能という点で非常にコンプレックスを持っている。
強い母のもと、自分に自信が持てず、すぐに批判されることに怯えてきた。

そして7年ぶりに覚悟を持って母を迎え世話をやくうち、感情の爆発を抑えられなくなる。
おどおどしながら、心の奥にしまいこんできた思いを激しくぶつける娘。
大人しく従順だった娘から、突然激しくなじられたじろぐ母。
その情景は、母親の方が駄々っ子のようで、娘の方が精神的に大人だなぁと感じました。


親子って、母娘って・・・重い。
自分が成しえなかった夢を娘に託し、おんぶオバケとなって娘に纏わりつく母もいれば、
スーパーウーマンの母が娘を押さえつけ踏み台にするケースもあるんですねぇ。
何れにせよ「共依存」はお互いを縛り、病みますね。

ナタリー・ポートマンがアカデミー賞受賞した「ブラック・スワン」を思い出しました。
あちらはバレエ界という特殊な世界の競争を絡めて母娘の葛藤が隠れ気味で、娘が潰れてしまいましたが、本作は母と娘の真っ向対決で、よりリアルです。

西洋では「父と息子の葛藤」が多いと思っていたのですが、「母と娘」も激しいね。

先日、銀座テアトルシネマに行った際、近日公開映画のチラシを見ていたら、
何と!「イングリッド・バーグマン没後30年」企画で、本作が12月8日から渋谷のユーロスペースで
上映されることを知りました。
なんという偶然!
            





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クリスマスのその夜に  HOME FOR CHRISTMAS

2012-11-28 | 映画 か行
公開時見損ねたノルウェー映画です。
11月もあと少し。
今週末は12月に突入です。
やっぱりクリスマス映画は12月、寒い時期に見ないと感情移入できません。
そう考えると・・・、
夏にクリスマスを迎える南半球の方々は雪景色のクリスマスに違和感をお持ちになるのかな?

やっぱり、冬になるとクリスマス映画がいいですねぇ~


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         クリスマスのその夜に HOME FOR CHRISTMAS

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  < ストーリー >
クリスマスイブを迎えたノルウェーの小さな町。
それぞれが過ごすクリスマスイブの夜。


クリスマスって、西洋社会では年に一度、家に帰って家族で過ごす特別な日。
本作の原題は「HOME FOR CHRISTMAS」。
「クリスマスには家に帰ろう~」がテーマです。
登場人物は、
 家を追い出され帰りたいけれど帰れない男。
 毎年急患で家を空ける医師。
 人生の頂点とどん底を経験し、長年帰らなかった家に帰る途中のホームレスの男。
 今年こそは妻子ある男との結婚を期待する女。
 やはり家族は捨てられないと煮え切らない不倫男。
 国を捨て新たな地で家族を築こうとするカップル などなど。

雪降る北欧のクリスマスに、
それぞれ「家」を「家族」をもとめて奮闘する姿を描いてます。

冒頭、銃で子供を狙う緊迫したシーンがノルウェーのクリスマスとどう繋がっていくのか?
もやもやしましたが、最後に謎が解けました。

昨年ノルウェーで起きたテロ乱射事件。
「イスラムによる乗っ取りから西欧を守る」と「反多文化主義革命」を訴えた男の犯行報道で
なかなかノルウェーとイスラムが結びつかなかったのですが、
本作を見てノルウェーもグローバルの波が押し寄せているのだなと感じました。



オーロラを眺めながら流れるエンディングの歌がとても素敵です 
Maria Menaというノルウェーの若い女性シンガーが歌っています。
何度もユーチュブで聞いてしまいました。

I wanna go home for Christmas   Let me go home this year





日本なら、さしずめ「HOME FOR NEW YEAR」。
今年も年末・年始は帰省ラッシュになるのかしら?




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***** 見た 映画・ドラマ *****

 11月26日 「クリスマスのその夜に  HOME FOR CHRISTMAS」 DVD
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「カワセミ」に遭遇

2012-11-25 | その他
今日、わんこの散歩でうちの近くの川沿いの道を歩いていたら・・・
「カワセミ」を見つけました!

この川では、以前から「カワウ」や「シラサギ」をよく見かけます。
バードウォッチングの方がカメラを設置してシャッターチャンスを狙って待機している
のにも何度か遭遇しました。

そして、美しい「カワセミ」には今まで3度出会いました。
一度は木から飛び立ち、小魚めがけて川に飛び込み魚をくわえて飛んでいきました。
一瞬のことで「あっ!」という間の出来事でした。

そして先週、わんこの散歩時に土手の端に止まっているのを目撃。
携帯で写メろうともたついているうちに飛んで行ってしまいました。

そして今日、今日も会えるといいね~っとわんこに声掛けをして歩いていたら・・・
いたんです!
今までは駅から離れて、川下に1.5kmくらい歩いた人通りの少ない所でしか見かけなかったのに
「今日はいなかったねぇ。そうそう連続して遭遇は無理か~」なんて駅の近くを通ったところ、
駅前のすっかり葉っぱの落ちた気に枝に青いものを見つけました!

えー!こんなところで・・・っと万歩計としてポケットに忍ばせていたiphoneを取出し
ズ―――――ム!
めいっぱいズームしてこんな感じ。
          
見えるかなぁ? 枝の左の方に青と茶色が少し見えると思いますが…。
ちょっと距離が離れていたからね 
目でははっきり確認できたのですが、iphoneではこれ以上は無理でした。

でも、先週に続き今日もはっきり見れて、何だかうれしい気持ちで一日を過ごすことが出来ました


ちゃんと撮れていればこんな感じなのですが…
       
     

     

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***** 見た 映画・ドラマ *****

 11月25日  TVドラマ「ホワイト・カラー シーズン3 ⑦~⑧」DVD 
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声をかくす人  The Conspirator

2012-11-24 | 映画 か行
スカイツリーを見た後、折角東京まで出てきたので、懸案の「声をかくす人」を
銀座テアトルシネマで鑑賞~。 水曜日はレディースデイ

本作はロバート・レッドフォード製作・監督作品です。
予告編を見て「見たい!」と思ってたのですが、関東圏では千葉、埼玉と銀座3館のみ上映。
私が行けるのは「銀座テアトルシネマ」だけです
ヴァンパイアハンターのリンカーン映画はあんなに拡大公開してるちゅうのに…

しかし…この日本語タイトルは何でしょう?
「声をかくす人」って日本語としてオッケーなんでしょうか?
「姿をかくす」「身をかくす」はあるけど、声はかくすの?
原題は「The Conspirator」。「共謀者、陰謀者」という意味で、
「リンカーン殺害に加担したかどうか」が争点の法廷ドラマにピッタリです。

折角、重厚で見応えのあるいい映画なのに…。
このタイトルでは、はなからヒットを狙おうという意欲が感じられへんよ~



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         声をかくす人   THE CONSPIRATOR

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      日本のポスター            アメリカのポスター     随分雰囲気が違います

 < ストーリー >
1865年、膨大な死者を出した南北戦争がようやく終結した直後、リンカーン大統領が暗殺される。
主犯の俳優ジョン・ウィルクス・ブースは逃亡中射殺され、共犯者8人が次々と逮捕される。
その中に、南部出身で下宿屋を営むメアリー・サラットがいた。元司法長官の上院議員から
彼女の弁護を頼まれたのは、元北軍大尉のフレデリック・エイキン。
渋々弁護を引き受けるが、民間人でありながら軍法会議にかけられることに疑問を持つ。
スタントン陸軍長官は、暗殺に関わった全員を絞首刑にすることで国を纏めて建て直そうと、
配下の北軍将校9人を判事に選ぶ。
有罪と決めつけ、報復を求める国家と弁護士フレデリックの激しい法廷闘争が始まる。


メアリー・サラットはリンカーン暗殺に絡んで、アメリカで初めて死刑になった実在の女性です。


・南北戦争で二分した国家をいま一度団結させるため、暗殺に関わった人間を容赦なく絞首刑に
 しようとする政府。
・渋々引き受けた裁判ではあるが、北軍出身者による裁判の不公正さに憤りを感じ、自らも元北軍軍人で
 ありながら司法制度を守ろうと奔走するフレデリック。
・その狭間で、息子を守ろうと「無実です」ということ以外語らないメアリー。

「リンカーン暗殺という陰謀」  「国家をまとめようとする政府の陰謀」
民間人を軍事法廷で裁き、メアリーの無実を証明する証人に圧力をかけ、証言を覆させる政府。
「法」とは「正義」とは、なんぞや?

戦争の英雄が一転、弁護を続けることで、まるで裏切り者であるかのような扱いを受けるフレデリック。
「彼女が無罪かどうかはわからない。しかしこの裁判は間違っている」と「法と正義」を守るために戦う。
国家権力のまえでは、法も個人も無力だわ・・・。

裁判の後、弁護士を止めたフレデリックはワシントン・ポスト紙の初代社会部長に転身したそうです。
法の無力さを感じ「ペンは法よりも強し!」とお考えになったのでしょうか。

出演している俳優さんが、どなたもこなたも熱演です
特に、ジェームズ・マカヴォイがうま~い!メアリーを救わんと闘う姿、惚れてまうやろ~。
          
  マカヴォイ演じる弁護士フレデリック      ロビン・ライト演じるメアリー

         
 ケヴィン・クライン演じるスタントン陸軍大臣   ダニー・ヒューストン演じる検察官ホルト
ダニー・ヒューストンってジョン・ヒューストン監督の息子さんだったのね~


いま、なぜこの映画をレッドフォードは撮ったのか?
前作「大いなる陰謀」に続き、
現代アメリカの国家としての在り方に物申すと、一石を投じ続けておられるのでしょうか?


今年はリンカーンの当たり年。
先に封切られたヴァンパイアハンターの「リンカーン/秘密の書」、
レッドフォード監督の本作、
そしてスピルバーグ監督、ダニエル・デイ=ルイス主演の伝記映画「リンカーン」も控えているようです。
こちら、アメリカでの評判がすこぶる良いようで、来年4月の公開が楽しみです。



リンカーンって共和党選出だったんですよね。
当時は共和党の方が進歩的だったようで、その後民主党と共和党の支持基盤が入れ替わったとか…。
民主党と共和党の今の立ち位置を考えるとちょっと意外な気がします。




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***** 見た 映画・ドラマ *****

 11月23日 「ワン・デイ」DVD アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス主演

        「ホワイト・カラー シーズン3 ④~⑥」DVD 
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あっという間の・・・5周年!

2012-11-22 | その他
            

ブログを始めて丸5年、6年目突入~となりました。

光陰矢の如し。
「はぁ~、また一年たったのかぁ~」っと、時の流れの速さを実感する今日この頃です。
これって、年を取ったってことですよね?

元々、文章を書くことが好きでない私。
勢いで一気に書ける時と、
頭の中で色んな言葉が浮かぶのに、いざ書き始めるとなかなか進まなかったり言葉を忘れたり。
折角書いたのに、迂闊にも不手際で消しちゃったり


なかなか進まないと、もういいか~とめげそうになりますが、
幸いなことに、そんな時にかぎって「読んでるよ~」っと励ましの言葉を頂いたりして
なんとかここまで続けることが出来ました。

これからも、ぼちぼち、続けていきたいと思っています。

   今後とも、お付き合いいただきます様、よろしくお願いいたします  


 いやぁ~、映画って面白いわぁ!






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スカイツリー@墨田区

2012-11-21 | その他
今日午前中、墨田区に用があったので朝から出発。
京急が乗り入れしている東京メトロ浅草線で本所吾妻橋下車。
地上に上がった途端、ど~ん!
スカイツリーが目に飛び込みました。
はぁ~、こ、これが…。 何という存在感。どっからでも見えますわ。
天気が良ければ、横浜みなとみらいからでも見えるらしいです。
        

用事を済ませ、ここまで来たら行くしかないよねぇ 
そうしたら・・・
     
相撲部屋に遭遇しました。そういえば、二つ手前の駅は「蔵前」でした。国技館、近いのね。
高砂部屋って誰がいましたっけ?と聞いたら、朝青龍ですよと。そうだった、そうだった。
「あのころは大変でした」と仰るので「マスコミですか?」と伺ったら、
「いえ、本人が暴れてました」ですって やっぱり。

   
  徐々に近づく、スカイツリー。観光客も増えてきました。
  
途中にこんな公園がありました。
公演の中の凸ミラーを使うと、スカイツリーの全景をバックに写真が撮れます。若いカップル、撮影中。

到着しましたが、すごい人。
 
                                こんなお店が。
「ソラマチ」の4階まで上がって、上まで行けるか聞いてみたら、
まず整理券をもらうのに並んでくださいと。
その後、本券になりますが、今からだと数時間後・・・と聞いて、あっさり断念。
「ソラマチ」のお店をぶらっと見て、銀座で「声をかくす人」を見ることにしました。
 
    一番上の棚にスカイツリーを模したケーキ。

各テレビ局のグッズを売る店がありましたが…。そう、スカイツリーは地上デジタル放送の電波塔なのでした。

  
 真下から撮影。  しゃがんで撮っても全景が撮れません。
上まで上がれるのは、数年後かしら?


次回はロバート・レッドフォード製作・監督の「声をかくす人」です。




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 ***** 見た映画 *****

 11月21日 「声をかくす人」@銀座テアトルシネマ
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スノーホワイト

2012-11-20 | 映画 さ行
やっと見ました「スノーホワイト」。
シャーリーズ・セロンが邪悪な女王を、美しくもオドロオドロしく演じてます。
「モンスター」で敢えて太って醜く演じアカデミー賞獲得しているシャーリーズ。
メイク?だかCG?でしわしわの老けメイクなんて気にしないね。


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          ス ノ ー ホ ワ イ ト

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ストーリーは「白雪姫」から大きく逸脱することなく・・・と言いたいところなのですが、
リンゴをかじって死んだと思われた姫を助けるのが「えぇー!?」
そこだけが違います。最後の最後にちょっとビックリ。

配役とストーリー展開から、まさかねー。
「やっぱり姫を助けるのはこの人なんだ~」
「え?目覚めないの?」
「じゃぁ、誰が目覚めさせるの?」
「えぇー!こっち?」ってな流れでした。
そうか・・・原題を見れば、納得です。

最後に邪悪な女王と闘ったとき、例の鏡を割って欲しかったなぁ。


      

    
      ハンマーの次は斧             美しい~けど、こわ~い


個人的にはコメディータッチの「白雪姫と鏡の女王」の方が好きかな

アリスも白雪姫も甲冑を付けて戦ったいま、次に戦うヒロインは・・・シンデレラ?眠り姫? かぐや姫!





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 ***** 見た 映画 *****

 11月20日 「スノーホワイト」DVD

        「ティーンエイジ・パパラッチ レンズの向こうに見える、僕の未来」DVD
           13歳のパパラッチにエイドリアン・グレニアーが密着するドキュメンタリー
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トラブル・イン・ハリウッド What Just Happened 2008

2012-11-19 | 映画 た行
友人Aさんに借りたDVDで鑑賞。2008年の作品です。
原作は、「アンタッチャブル 1987」「ファイトクラブ」「イントゥー・ザ・ワイルド」などの
映画プロデューサーであるアート・リンソンの
「What Just Happened?Bitter Hollywood Tales from the Front Line」だそうです。
「ハリウッド、映画製作現場の悪夢 そこで何が起こっているのか?」ってなタイトルです。


    *************************

       ト ラ ブ ル ・ イ ン ・ ハ リ ウ ッ ド
                    WHAT JUST HAPPENED

    *************************


 < ストーリー >
映画プロデューサーのベンがプロデュースしたショーン・ペン主演作「フィアスリー」の試写会が
行われたが、暴力的な結末に観客から酷評される。映画会社社長から結末を変更するよう要請されるが、結末にこだわる監督は言うことをきかない。カンヌ行きをちらつかせ、監督を説得しつつ、
次回作の準備にも奔走する。しかし、主演スター、ブルース・ウィリスはメタボ腹にヒゲ面で現れ、
ヒゲを剃るよう説得すると大暴れ。なんとか結末を変更させ一安心しカンヌに乗り込むが・・・。


映画のプロデューサーって映画製作を取り仕切る偉い人だと思っていたのですが・・・、
この映画を見るとかなり大変なお仕事のようです。
映画会社と監督・俳優の間に挟まれ「中間管理職の悲哀」が噛みしめ、
胃が痛い毎日のようです。

  
     この髭もじゃ、ブルースですよ。

とんでもないわがまま俳優を演じるのは実名出演のブルース・ウィリス。
撮影直前ヒゲモジャ&メタボで現れ、ヒゲを剃るよう言われると、暴れる暴れる
先日の暴動@中国の如く、蹴る・投げる・割る。手が付けられません。
ブルースってこういう人なんだろうなぁ~なんて、いやいやあくまで演技ですよね?

もっと暴れん坊イメージの強いショーン・ペンも主演俳優で実名出演なのですが、
彼は暴れていません。映画とはいえ、ショーンが実名で暴れたらシャレにならんってことかも。

わがままな俳優や監督をなだめすかし、脚本家とは腹の探り合い。
公開前試写会で観客の反応をリサーチし、映画会社のお偉いさんと落とし所を探る。
まるで「サーカスの猛獣使い」のような役回り。
挙句に「自分の映画」と言った時、「お前の映画じゃない!」と主演俳優に一蹴される始末。
プロデューサーの悲哀満載です。

やっとなんとか乗り切ったと意気揚々カンヌに乗り込んだところで
猛獣の反撃に!

加えて2回の離婚で前妻たちや子供たちとの関係もよろしくないようで、
原作者のリンソンさん、公私ともども、よっぽど腹に据えかねることが色々おありだったんでしょうね。

因みに、本作のプロデュースは、
主演のデニーロ、原作者リンソン、監督のバリー・レヴィンソンとジェーン・ローゼンタールです。
レヴィンソンもローゼンタールも多くの名作を監督・製作をした大物です。

私は非常に面白い作品だと思ったのですが、残念ながら公開時
"What Just Happened has some inspired comic moments,
 but this inside-baseball take on Hollywood lacks satirical bite."
「面白いっちゃ面白いけど、ハリウッドの暴露話にしちゃ風刺の切れ味に欠けるかな」ってな
「まあまあ」の評価だったようです。

しかしまぁ、映画会社のお偉いさんたちは、ハリウッドの内情を暴くこの映画によく「GO」出したねぇ。




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 ***** 見た 映画 *****

 11月 19日 「メン・イン・ブラック3  MIB3」 DVD
 



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星の旅人たち  THE WAY

2012-11-17 | 映画 は行
本作の監督はエミリオ・エステベス。(「セントエルモスファイア」「ヤングガン」)
主演はエミリオの父、マーティン・シーン。(「地獄の黙示録」「ホワイト・ハウス」)
そして、お騒がせ俳優チャーリー・シーンはエミリオの弟です。(「プラトーン」「ウォール街」)

  
若かりしエミリオ・・・太ったね。          父マーティン     弟チャーリー

このお三人、兄弟エミリオとチャーリーはあまり似ていない気がしますが、
それぞれ父マーティンにはそこはかとなく似ています。
弟チャーリーはとんでもないお騒がせ困ったちゃんですが、兄エミリオは監督業で頑張っています。
ロバート・ケネディーを描いた「ボビー」は有名俳優がわんさか出演していました。


本作は今年見た映画の中でベスト5入りになると思います。





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      星 の 旅 人 た ち   THE WAY

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 < ストーリー >
カリフォルニアの眼科医トム(マーティン・シーン)のもとに、一人息子ダニエル(エミリオ・エステヴェス)の
訃報が届く。スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の途中、不慮の死を遂げたのだ。
ダニエルは何を想い、巡礼の旅に出たのか?息子の遺灰を撒きながら、旅を引き継ぐことにするトム。
オランダ人のヨスト、カナダ人女性サラ、アイルランド人のジャックと成り行きで共に旅をすることになる。
リュックを川に落としたり、少年に盗まれたり。
旅の目的は人それぞれ。800キロの旅の道中で次第に心を開き助け合う3人が旅を通して得たものは・・・?


知り合いに、定年退職後、ご夫婦でこのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅に出た方が
いらっしゃいます。なかなか厳しい旅だったようです。
もっと話を聞いておけばよかった・・・。

旅立つ息子を空港まで送っていく途中の会話から、二人の関係が今一つだったことがわかる。
火葬して帰国するはずだったが、事故担当の警部から「(巡礼の)道は自分探しの旅」と聞き、
不慮の事故で逝った息子の遺志を継ぐべく巡礼の旅を決意するトム。

息子は何を思って旅に出たのか?
悲しみと、怒り、そして後悔。いろんな思いを胸にひたすら歩く。

          
当初誰も寄せ付けないオーラを発していたトムだが、連れになった3人と、時にぶつかり、
時に助けられ協力しあい、目的は違っても共にリュックを背負って歩き続けることで
次第に心を開き認めあい、連帯感が生まれる。
「袖振りあうも多生の縁」
トラブルを乗り越え、険しかったトムの表情が次第に変わり爽やかな表情へ。

出発地点で「何故巡礼の旅に?」と警部に聞かれ「息子のため」と答えたトムに、
「道は自分のためのもの」といった警部。
確かに、800キロの旅は、トムの再生の道のりだったんだなぁと実感。
人生は旅やねぇ~。
私もこんな旅がしてみたいな。
Buen Camino!

       

スペインの、のどかな美しい田舎の風景、
バックに流れる音楽のメッセージの込められた歌詞が、優しい気持ちにしてくれます。
終点の教会で、巨大な香炉が煙をだしながら大きな弧を描く様は荘厳です。

巡礼の旅を終え、トムが次に行った先は・・・・モロッコ???



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***** 見た 映画 *****

 11月 15日 「トラブル・イン・ハリウッド  What Just Happened 2008」DVD ロバート・デ・二―ロ主演

 11月 16日 「秋のソナタ」DVD イングリッド・バーグマン、リブ・ウルマン主演スェーデン映画

 11月 17日 「ゲットバック STOLEN」@横浜ブルク13 ニコラス・ケイジ主演サスペンスアクション。









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シルク・ド・ソレイユ 3D 彼方からの物語

2012-11-14 | 映画 さ行
カナダのケベック州に本拠地を置くパフォーマンス集団「シルク・ド・ソレイユ」。
1300人以上のアーティストを含む5000人のスタッフからなる巨大カンパニーです。

私、2009年に「コルテオ」を原宿で見ました → こちら
そして、その後東京ディズニーリゾートで「ZED」を見ました(2011年末で終了)。
「ZED」の感想を書いたと思っていたのですが・・・書いていませんでした

勿論3Dで鑑賞しました。
「アバター」以来3Dしか撮らないと公言しているキャメロン監督には申し訳ないですが、
あまり3Dを感じられなかった気がします。
奥行はあるのですが、もっと手前に飛び出してきて欲しかったな~。
IMAXだともっと迫力があったのかも?


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    シルク・ド・ソレイユ 3D  彼方からの物語

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 < ストーリー >
ピエロに渡されたサーカスのチラシに導かれ、サーカスのテントへと向かうミア。
そこでチラシに載っていた空中ブランコの青年をじっと見つめる。ミアに気付いた青年は
ブランコを握り損ねて落下し、地面に飲み込まれるように姿を消す。青年を追ったミアは、
見たことのない不思議な世界で目を覚まし、さまよい歩きながら、消えた青年を探し求める。


ミアが不思議な世界で訪れるテントの中で次々と「シルク・ド・ソレイユ」の幻想的なアトラクションが
繰り広げられます。

ラスベガスの常設公演はベラージオの「O オー」だけなのかと思っていたのですが、
他のホテルでも色んな公演が行われているのですね。

台詞はほとんど無く、最後に字幕翻訳***さんと表示された時に
「あれ、翻訳するような台詞があったっけ?」と思ったほど。

パフォーマーの身体能力の凄さは言うに及ばず、
それぞれの舞台装置の大がかりなこと、巧みなことに圧倒されます。


まぁ、四の五の言うより、見て頂戴~。
百聞は一見にしかず。
近くば寄って、目にも見よ。

目が回らないのかしら?とか、
怖くないのー?とか、
どんだけ筋肉鍛えてんのー?とか、
身体柔らかいにも程があるなぁと、呆気にとられます。
それを、青筋立ててやるのでなく、涼しい顔してサラ~リと。
誰でも出来るってわけじゃないけれど、鍛えたらここまで出来る人がいるんだわねぇ~。

「シルク・ド・ソレイユ」ではこんなパフォーマンスやってま~すって
各アトラクションのハイライトを見せてくれる「パンフレット」のような映画です。

出来ることなら・・・生で、近くば寄って見てみた~い!!!
やっぱりラスベガスのべラージオで公演中の「O オー」が見たいなぁ 




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 ***** 見た 映画 *****

 11月10日 「ホワイト・カラー シーズン3 ③」DVD

 11月12日 「BRIDESMAIDS」DVD 結婚式のドタバタ女の友情コメディー

 11月13日 「星の旅人たち」DVD マーティン・シーン主演 巡礼の旅物語

         「裏切りのサーカス」DVD ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース主演 スパイ映画

 11月14日 「シルク・ド・ソレイユ 3D 彼方からの物語」@TOHOシネマズ海老名
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韓国ソウルの旅  番外

2012-11-09 | アジア旅行
この写真、何だかわかりますか?
トイレの表示ではありません。
ロッテワールドの駐車場で発見!

そうなんです。駐車場に女性専用駐車スペースがあったんです。
地下駐車場からスーパーやホテルへの入り口近くにこの表示がありました。
お買い物をした時、荷物を持って遠くまで運ばなくてよいように、という女性にやさしい配慮
なんでしょうかね。


 ソウルの屋台をいくつかご紹介。
 
                              明洞のレモネード屋さん。レモンが山積み、搾りたて。
    
   
                                 お芋をクルクルむいて串に刺して油で揚げたもの。      
       チジミと何かの串焼き

           栗



  当ブログは映画ブログなので、映画館のご紹介。

           
ここは格闘技パフォーマンス「JUMP」を公演している劇場と、映画館の併設です。
そしてこの場所はカン・ドンウォン主演のTVドラマ「1%の奇跡」で主演のふたりが初めてのデートをした
場所だそうです。 「1%の奇跡」は私が見た数少ない韓ドラの一つです。

そして、韓国の劇場でも日本同様、公開間近の映画のチラシが置いてありました。
韓国のチラシは日本のものより一回り大きいです。

      
左下、リーアム・ニースン主演の映画は「96時間/リベンジ TAKEN2」来春早々公開。
真ん中、テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、ブレイク・ライブリー主演「Savages」日本未公開。
            ジョン・トラボルタやべニチオ・デル・トロも出演。
右下、シャリア・ラブーフ、トム・ハーディ主演の映画は「LAWLESS」日本未公開。

   アメリカのオリジナルポスター。
 
韓国の方が公開が早いのかな?




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 ***** 見た 映画 *****

 11月 9日「私たちの幸せな時間」DVD 韓国映画 カン・ドンウォン主演

          「憧れのウエディング・ベル FIVE-YEAR ENGAGEMENT」DVD 
                    ジェイソン・シーゲル、エミリー・ブラント主演
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韓国ソウルの旅

2012-11-08 | アジア旅行
今年は幸いなことに何だか旅行づいています。
今までは2年に一回あるかどうかだったのですが・・・、
棚ボタで、急遽韓国ソウル2泊3日の旅の話が舞い込みました。

地理的には近いけれど、気持ちの上で遠い国だった韓国。
友人たちが足繁く通う韓国でしたが、自ら行ってみようという気にはなりませんでした。
そんな中、おんぶにだっこで行ける話が舞い込み、勿論「行く!」っと手をあげました。

友人Iさんには「この時期に韓国って大丈夫なの?」と心配していただきましたが、
ま~ったく問題なく、ホテルでも街角でも大勢の日本人に遭遇しました。

往路は朝早く羽田から金浦空港へ、復路は午後仁川空港から成田に夕方到着しました。
スケジュールはすべて組まれていたので、
観光ガイドを買うこともなく、どの空港に着くのかもチェックせず、
真っ白な状態で上陸。帰ってきてからガイド本を買う始末です。遅いよ~。

丸々1日活動できるはずの2日目、なんと豪雨
この季節滅多に降らないらしいのですが、よっぽど日ごろの行いの悪い人が参加していた模様です

よく知らなかったのですが、韓国といえば「食」と「エステ」と「お買い物」なのですね。
シーザーの「来た、見た、勝った」じゃないですが「来た、見た、食った」の旅。


「来た」  
いやぁ~、マンションだらけです。何と集合住宅の多いこと。
韓国の人口5000万のうち、2000万がソウル都市圏に集中しているそうです。
道路は広く、片側4~5車線。軽自動車のような小型車はほとんどなくSUVなど大き目の車が
多いようです。案内してくださった李さん(日本語ペラペラ)によると、韓国ではゴルフバッグが
4個入らないと車は売れないと仰ってました でも、ゴルフ場は多くないらしいです。
郊外に住む方々が車で一気にソウル中心部を目指すので、渋滞は朝・夕、慢性的だそうです。
*道路が広いのは、有事に飛行機が着陸できるようにとのことです。
 

  
  左は裁判所だか税務所だったような? (記憶が…曖昧で) 
      ソウル市役所
韓国の建築物はガラス張りのものや、ユニークな形のものが多いです。


「見た」は「古宮博物館」「63ビル」「Nソウルタワー」そしてパフォーマンス「JUMP」。

中国や台湾は「故宮博物館」ですが、韓国は「古宮博物館」です。
日本人が集まると、日本語ペラペラの博物館の案内の方が、丁寧に説明してくださいます。
    
  何だか丸くてかわいい狛犬   豪華な王宮の衣装
         
      髪飾り   皇太子の教科書  王様の後ろには線対称の屏風
  
国宝の塔・・・解説を読むと一番下に「占領時1912年日本に持って行かれ、3年後に返還され王宮に設置」と書かれてます。 う~ん・・・

「63タワー」韓国で一番高いビルです。
   

「Nソウルタワー」
  
  紅葉が始まっていたタワー      夜、ビルの合間からライトアップされたタワー
山の上にある「Nソウルタワー」お散歩にピッタリねと思ったら…勾配がきつくてとてもじゃないが無理。
  
塔の横、展望台のフェンスは南京錠や携帯ケースがビッシリ!恋人たちが永遠の愛を誓って付ける
らしいのですが、とんでもない量です。重量に耐えかねてフェンスが落ちないか心配です。
         
 タワーの高台から北朝鮮側を望むと、青い屋根の大統領府「青瓦台」が見えました。

「JUMP」…写真撮影禁止なのでお見せできないのが残念です。
家族5人の家に来客があり、コソ泥までが登場するという設定で、台詞はほとんどなし。
韓国伝統武術のテコンドーを始め、空手、酔拳などを次々繰り出すアクロバティックで
コメディー仕立ての格闘技パフォーマンスです。観客まで巻き込んで笑いも取ります。
超マッチョなお兄さんから美人でスリムな娘のみならず、ちょっとメタボ気味の爺ちゃん役の方や
とてもアクションなど無いでしょうと思ったお母さん役の女性まで、足が上がるは、飛ぶは跳ねるは、
バック転するは、凄い跳躍・・・まさに「JUMP」でした。

「食った」
いやぁ~、韓国料理は美味しいです。
    
明洞の「明洞餃子」。ガイドブックにも出ている人気店でした。
ランチに長蛇の列。 韓国のうどんです 
テーブルに座ったらすぐキムチが来ます。韓国ではどこでもキムチは標準装備です。

 
   水キムチほか    チジミ
  水キムチってスープを飲むんだそうです。ほんのり甘くて美味しい。
   
「馬山 方博士 鮟鱇煮」もガイドブックに出ていました。アワビなど海鮮料理屋さんです。
メインはカムジャンゲジャン。生のワタリガニを韓国醤油に漬けたもの。メチャウマ
最後は甲羅にご飯を入れて混ぜ混ぜ。

  →  ブテチゲ
 野菜にスパム、トッポギに乾麺、キムチなどが入って、御飯にかけて食べます


 そして・・・焼肉と松茸。
  食べるのとしゃべるのに夢中で・・・写真を撮り忘れました 
  店の名前・・・ハングルのみで読めない

ロッテホテルの朝食は和・洋・中・韓に加えてこんなものまで。流石「チョコレ~ト、ロッテ」。
    朝食にチョコレートファウンテンだ~。
    串に刺したスポンジをチョコレートの泉に投入~。甘さ控えめで美味。    


激しい雨だったので、予定を変更しロッテワールド横のロッテスーパーへ。
海外ではスーパーに行くのが面白い。
             
 何でもかんでもテープで巻いてセットにして販売中。
 

 買った
 伝統工芸 螺鈿の小物入れ

   
 何だかわかります? ケースに入った折り畳み傘です。
 あまりにカワイイので明洞の露天で2本買って1000ウォンまけてもらいました。

勿論、エステにトライ!しましたよ。
そして「カタツムリクリーム」購入。毎日塗ってます。

いやぁ、事前に下調べをしておくべきでした。
もっといろんな所に行って、地下鉄にも乗りたかったですね。
ホテルに空港や免税店、エステサロン、繁華街のお店など、だいたいどこでも日本語で対応してもらえました。
しかしながら、お菓子やお茶、化粧品のパッケージは何故かハングル表記のみ。
英語表記のないので何が何やら全くわからず。
焼肉屋さんで出た「ヤマモモのお茶?」を空港で探したのですが・・・見つからず。
買ってきたのは「ラズベリーのお茶」でした

日曜日・月曜日、夕食後ホテルの近くの「南大門市場」に行ったのですが…ほとんどの店が閉店。
以前は連日遅くまで賑わいを見せていたそうなのですが、日本に数年滞在し今回案内してくれた韓国人の李さんが変貌ぶりに一番驚きショックを受けていました。
日本では韓国の経済は好調といった報道が多いですが、住宅バブルも弾け、経済状況は好調という訳ではなさそうでした。


日本からたった2時間。
気持ちの上で遠かった韓国がぐっと近くに感じられるようになりました。
「新大久保」にも行ってみたくなりました。




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***** 見た 映画 *****

 11月 6日「ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣~ YOUR HIGHNESS」」DVD
       ジェームズ・フランコ、ナタリー・ポートマン、ゾーイ・デシャネル主演のおバカムービー


       「ホワイトカラー シーズン3 ①~③」DVD






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アルゴ  ARGO

2012-11-05 | 映画 あ行
私、ベン・アフレックって苦手でした。
演技も今一つやなぁ()、な~んて思ってました。
しか~し、本作を見て、監督として俳優として「ベン!なかなかやるやないのー!」っと見直しました。
                  (偉そうにすみません)。
おそらく、いや絶対に今年のベスト3に当確出ました!(あと一つ当確は「最強のふたり」です。)

冒頭、劇画と映像を駆使しイランの近代史のおさらい。これがよく纏まっていてわかり易い
これって、べンの妻ジェニファー・ガーナ―が出演していた「キングダム/見えざる敵」でも、冒頭で
簡潔にサウジアラビアの歴史を振り返っていましたっけ。「キングダム」もよかったですよね。
その後、最後まで、手に汗握り、息詰まる展開の連続に心拍数上がりました
そして「飛行機がイラン領空を出ました」のアナウンスに、最初から結末がわかっているにもかかわらず
不覚にも涙がこぼれてしまいました。この映画で泣く人は少ないでしょうに…涙もろくなったもんだ。

ベン・アフレックはヒゲがあった方が良い 長いお顔が締まります。
恋愛ものではなく、こういうハードな社会派が良いと思います。
(ベンファンの皆さま、重ね重ねの暴言、失礼いたしました
       
               ヒゲがあると精悍な感じ。いいじゃな~い



   *********************

         ア ル ゴ   ARGO

   *********************


  < ストーリー >
1979年イラン革命によりイランを脱出したパーレビ国王がガン治療の名目でアメリカに入国。
これに怒りを爆発させた民衆がテヘランにあるアメリカ大使館を占拠し、52人のアメリカ人外交官や
海兵隊員、その家族が人質となった。
ところが占拠直前、6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出しカナダ大使私邸に匿われる。
CIAのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は6人をイランから救出するため、「アルゴ」という
架空のSF映画をでっち上げ、6人をロケハンのスタッフに仕立てイランから脱出させる作戦をたてる。


題名の「アルゴ」は作戦ででっち上げる架空のSF映画のタイトルで、ギリシャ神話「アルゴノーツ」
からきているようです。    →「ジェイソンとアルゴ探検隊の冒険
さまざまな困難を乗り越え、王女メディアの協力で金羊毛の獲得に成功し、王女をアルゴ号に乗せて
ギリシャに帰還するという物語。人質を奪還しアメリカに帰還するという計画にピッタリな
ネーミングです。

まさか!こんなウソみたあいな作戦が実際に行われたなんて・・・
でもこういう「まさか、ありえへん」って方が疑われなくっていいんでしょうね。
まぁ政府のお偉いさん提案の「自転車で山越え」って脱出方法の方が馬鹿げてると
思いますが・・・。

ハラハラ、ドキドキ、緊迫するシーンの連続!というだけでなく、
会話がなかなか面白くて、結構笑えるシーンもあります。
実話をもとにしたドキュメンタリー調というよりは、楽しませてくれる要素が満載で、
緊張と弛緩のバランスが非常にいいのです。
        
       
アラン・アーキン演じる大物プロデューサーとジョン・グッドマン演じる特殊メイクアップアーティスト
の会話や掛け合いが可笑しくって何度か吹いてしまいました。
ハリウッド映画人や、どこの世界でもいそうな大物を気取る人間を強烈に皮肉ります。

作戦が成功して、みんなで「イェイ~」ってハッピーエンドのアメリカ映画は結構白けるのですが、
何せ本作は実話に基づいているので素直に喜びを共感できます。
そして・・・思わず涙がこみ上げてしまったよ 

しかし、機密扱いってことで、この作戦が公になったのは18年後、1997年のクリントン政権時代だとは。
大使館職員の方々も、いざ両国間で何かが起こったときは大変ですわ。
命の保証はないですもんね。大使館員は全員スパイだなんて…
まぁ、現在は一瞬にして情報が世界中を駆け巡るので、あんまりなことをしたら、世界中から
避難されるってことである程度の抑止力はあるとは思います。
ただ、暴徒の前では、アメリカ人であろうが何人であろうが、そんなの関係な~いでしょうが。

CIAの映画を見るといつも思うのですが、CIAに入る人ってどういう人なんでしょうね?
アイビーリーグ出身で文武両道のエリートだったりするわけで、別の道に進んだら幸せな
家庭生活を送れたりするだろうに…。
作戦遂行に命を賭け、場合によっては一切関わりなしと突き放され手柄を立てても誰にも知られず、
身内にもCIAであることを隠し、それでも国家に忠誠を尽くす。
何を好き好んでこんないばらの道を選ぶんやろうね~。凡人にはうかがい知れませんわ。

匿ったカナダ大使夫妻も、大使邸のお手伝いさんも、みんな命がけ。
儒教でいうところの「仁・義・信」でしょうか。こういうのに弱いのよ~

カーター元大統領が最後のナレーションで参加です。
この作戦を公にしていたら、再選されて二期目を務められたかも? 公表したかったろうねえ~。

歴史に「たら・れば」は無いと言いますが、
冒頭のイランの歴史で紹介された石油国有化政策を取ったモサッデク首相が、
もし英米に潰されることなく頑張っていたら・・・パーレビ国王がやりたい放題することもなく
経済制裁に苦しむこともなかったかも?

           
登場人物が皆さん実際の人物と非常によく似ていて、こんなところにもベン・アフレックの
拘り?だか洒落?が効いています。
ただ、ベン自身は全くご本人に似ていなかったようですが

一つだけ疑問が・・・映画のロケハンってたった1日でよかったの???



エンドロールの最後の方に、感謝の気持ちを込めて妻ジェニファーや子供たちの名前を入れるなんざぁ
なかなか家庭を大事になっているようです。

ベン主演・監督の前作「ザ・タウン」、未見なので見てみます。


 
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2012-11-04 | 映画 さ行
第68回ベネチア国際映画祭でマイケル・ファスベンダーが主演男優賞を受賞、
ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートなど、数多くの映画賞に輝いた作品です。

NC-17(No Children 17 and Under Admitted:以前はX指定)指定、日本でいう
成人映画に相当するってことでちょっとビビりつつ、DVDにて鑑賞。

のっけから、マイケル・ファスベンダーが一糸纏わぬ姿で部屋を横切るシーン。
いやぁ、そこまで見せて頂かなくても・・・。
昔から芸術か?ポルノか?で裁判沙汰なんぞありましたが、役者さんってどこまで
やんなきゃいけないんでしょう?


   *********************

        S  H  A  M  E   シェイム

   *********************


 < ストーリー >
ニューヨークに暮らすブランドン(マイケル・ファスベンダー)は高級マンションに住み
仕事もできるスマートな独身男。ところが、私生活では依存症と言っていいほど、行きずりの女性や
プロの女性との一夜限りの情事に耽り、パソコンにはポルノ映像が満載だ。
そんな日々を送る彼のもとに、ある日歌手をしている妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこむ。
激しく衝突するふたりはお互いを傷つけあうことになる。そして事件が起こる。

         
オープニングで、青いシーツに横たわるブランドン。
マイケル・ファスベンダーって「プロメテウス」でアンドロイドを演じていたからっていう訳ではない
ですが、生きてる感がないというか生活感が無いというか・・・、
なかなか動かないので死体なのか?DVDプレーヤーが止まっちゃったかと思っちゃいました。

兄妹ふたりの過去が全く語られないので、
家庭・生育環境に問題があったのか?親との関係なのか?など謎が多く、戸惑いました。

最後の妹の手紙に、「ふたりが悪いわけじゃない」「いた場所が悪かったのよ」などの言葉から
ふたりの人生に影を落とす何かがあったということだけがうかがわれます。
そして映画の前半、歌手であるシシーが歌う「ニューヨーク、ニューヨーク」。
その歌を聴いて涙をこぼすブランドン。

「ニューヨーク、ニューヨーク」と言えば、フランク・シナトラが華麗に歌うNY賛歌という
イメージしかなかったのですが、この映画ではキャリー・マリガンがほぼアカペラでバラード
バージョンで歌い上げます。
アレンジでこれほど曲のイメージって変わるんだと驚嘆。
元々はライザ・ミネリとデニーロが主演した1977年の映画「ニューヨーク・ニューヨーク」の
テーマ曲でライザが歌ってヒットした曲のようです。

   



   

途中の歌詞
  My little town blues           この小さな町での 悲しい思いが
  They are melting away           とけて 消えてゆく
  I gonna make a brand new start of it    私はもう一度 出直すの
  In old New York             懐かしい ニューヨークで

  If I can make it there             もしこの街でやっていけるなら
  I'll make it anywhere             どこでだって 大丈夫
  It's up to you  New York, New York    すべてあなた次第 ニューヨーク

何があったか知らないけれど、何やら大変なことがあって、町を捨てニューヨークに出てきたことが
伺えます。この街でもう一度、一から始めてやっていけたら大丈夫と。

ふたりとも孤独を抱えているのだけれど、全く反対の行動を起こします。
ブランドンは、誰とも心のつながりを持たず、感情を持たないロボットのような日々の中、
女性と性的関係を持つことで刹那的に孤独を押し殺す。
シシーは、全身で「私は寂しいの」と誰かれなく愛を求め、その都度傷つき自傷行為(リストカット)に走る。
ブランドンが次々と性的関係を結ぶのは、シシーの自傷行為と同じ、心の自傷行為なのではないかと
思いました。
会社の女性とうまくいかなかったのは、彼女に多少なりとも恋愛感情を抱いたから…。
悲しいなぁ~。

性的描写は過激だし、理由はわからないけれど、非常に悲しいストーリーに胸が痛みました。

最後まで見て、なんなんだこの映画・・・と訳が分からんと思ったけれど、
マリガンの「ニューヨーク・ニューヨーク」の部分をもう一度見て、
そういうことなのかな?
(本当は知りたいけれど)何があったかはどうでもいいことなのかも?と感じ、
やっとマイケル・ファスベンダーは(全裸にならなくても、あそこまで過激なのは見たくないんだけれど)
上手いんだなぁと感じました。
後から、じわじわ胸が痛くなる、後を引く映画でした。
もう一回は・・・見たくないなぁ。

これからは「ニューヨーク・ニューヨーク」聴くと、切ない気持ちになっちゃうかも


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 ***** 見た 映画 *****

 10月31日 「嵐の三色旗 ~二都物語~」 DVD 1934年作品ロナルド・コールマン主演

 11月 1日 「SHAME シェイム」DVD

 11月 5日 「アルゴ ARGO」 @横浜ブルク13
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ミステリーズ 運命のリスボン

2012-11-01 | 映画 ま行
月に一度の金曜日休み。
シネスイッチ銀座は金曜日がレディースデイがなので、久しぶりにお江戸まで足を延ばしてきました。
ところが・・・本作は4時間26分の型破りの長さで、15分の休憩をはさんで前・後編に
別れているので、レディースデイの適応範囲外前・後編通しで¥2500でした。

午前11時にスタートして、終わったら16時半近く。長かった~。
でも、それほど長さを感じませんでした。
でも…顔なじみのないポルトガルやフランスの役者さんたち。
ストーリーの中心人物はこの人たちかなぁと思っていたら、
別の人物が次々意味ありげな身の上話を始め、
登場人物も、舞台も時代も変わり、
その上、登場人物が名前を変えたりしちゃうもんだから、あれれ~?何が何だか・・・。
もう一回見ないとちゃんと把握し切れていません。


   **********************

        ミステリーズ 運命のリスボン


   ***********************


 < ストーリー >  goo映画さんより
19世紀前半、リスボンの修道院で育つ孤児の少年ジョアンには名字が無い。
彼の母は道ならぬ恋ののちジョアンを産み、夫である伯爵に幽閉されていたサンタ・バルバラ伯爵夫人。
ジョアンの成長を見守るディニス神父にも人知れぬ出生の秘密と過去がある。
大陸をまたにかけ、次々とドラマが展開し、繋がっていく。

ポルトガルの文豪カミロ・カステロ・ブランコ氏の小説を映画化したミステリーだそうです。
      
ポルトガル、スペイン、イタリアにフランスと舞台と時代を越えて話は行きつ戻りつ。
一見関係なさそうな人たちが次々に関わりあい、それぞれの身の上話を語っていく。

身分の差ゆえの許されぬ恋。
親子の確執。
不義密通に決闘。
恋、愛、嫉妬、憎悪など人間の業が渦巻き、
めくるめくドラマが19世紀の貴族階級の優雅な暮らしぶり、豪華な衣装で語らます。
秘密と謎がからみ、登場人物の身の上話が次々回想され、関係のなさそうな話が繋がっていく。 
            
ジョアンの奥行きのある紙製の人形劇がストーリーが動き出すきっかけになっていたり、
朦朧とした意識に中で現れる人物たちの映像がゆがんだり、
果たして夢なのか現実なのか? 独特の世界観です。

不思議な雰囲気の中、4時間26分かけて煙に巻かれたような気分でした。

やっぱりもう一回見ないとだめだなぁ~。


銀座の街角にある天使の銅像がハロウィンバージョンになってました。
     


予告編で見たロバート・レッドフォード監督作。
リンカーン大統領暗殺に手を貸したとして処刑された女性を描く「声をかくす人」が気になるなぁ~。



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