予告編の前に流れるイメージ広告。
国連が定めた3月8日「国際女性の日」のキャンペーンのようです。
女性が沢山次々登場し「I'm powerful」の台詞と「全ての女性には力がある」のコピー。
この映画の前にはピッタリのタイミングです。(他の映画の前にも流してます)
ローラーゲーム、懐かしい~。でもアメリカでは「ローラー・ダービー」って言うんですね。
むかし「東京ボンバーズ」なんてTV放送を見た記憶があります。
かなり激しいぶつかり合いや反則ありの格闘技でしたよね?
選手役の女優さんたち、あざだらけになったでしょうね。
俳優業って、役になりきって色んな訓練に臨む、ある意味能力開発ですよね。
原題の「whip」は元々「鞭打つ、励ます、泡立てる」の意味ですが、
ローラーゲームの技の名前(チームメートに引っ張ってもらって加速度をつける)と
「対戦相手をコテンパンにやっつける」の掛け言葉ですね?
**********************
ローラーガールズ・ダイアリー WHIP IT
**********************
< ストーリー >
テキサス州に住む17歳の高校生ブリスは、美人コンテストの優勝が人生の成功と信じる母親と
退屈な田舎町の生活にうんざりしていた。
そんなある日、たまたま見に行ったローラーゲームに心奪われ、入団試験に参加し
ずば抜けたスピードで見事入団を果たす。
家族に内緒で出場し続けるが、美人コンテストと決勝戦が重なり・・・。
先週金曜日の日経「シネマ万華鏡」で何と!滅多に出ない5つを獲得
映画評論家宇田川幸洋氏をして、クリント・イーストウッドを継ぐのは本作監督ドリュー・バリモアではないか?とまで言わしめた本作、見ないわけにはいかんでしょう。
なのに・・・これも神奈川では本牧1館のみ上映、已む無く有楽町まで足を伸ばしました。
有楽町TOHOシネマズシャンテシネのエレベーターはこんな感じ
主演は「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジ。
ちょっと生意気なティーンの役どころが上手いキュートな女優さんです。
監督は「ET」を見つけて大口開けて大声で叫ぶあのかわいい女の子だったドリュー・バリモア。
紆余曲折の10代を経てカムバック、20代半ばからヒット作に出演、製作にも乗り出し
本作が監督デビューです。
以前「デート・ウィズ・ドリュー」というドキュメンタリーで、ゲーム番組の獲得賞金を元手に
期間30日の中で憧れのドリュー・バリモアとのデートする一般男性の奮闘記を見ました。
最後にドリューにたどり着きデートにこぎつけるのですが、その時の素のドリューは
本当に気さく、この企画を面白がって楽しむ気取らないい~い人でした。
(この作品はDVDが出ていますのでご覧あれ。面白いです。)
左端から二番目は監督自ら選手役
本作は17歳の女の子が母との葛藤の中、自分は何をしたいのか?を見つめその世界に踏み出す
成長物語です。
自分のかなえられなかった夢を娘に託しエネルギーを傾ける母。
それに違和感を覚えるも期待を裏切れず、かといって何をしていいかわからなかった娘が、
ローラーゲームの世界に心躍るものを感じ、タフなチームメートにもまれながら
母の呪縛を振りほどき旅立つ。
日本の母娘ならもっとドロドロ、信田さよ子著「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」なんて
ことになってしまいそうなところを、個人主義のアメリカはさらりと距離を置く。
美人コンテスト(ビューティーページェントっていうんですね)でのスピーチ原稿が泣かせるわぁ。
こんなこと娘に言われたらお母ちゃんはチョー嬉しい~
このスピーチ、ウルッとくるところなのでここに書くのは控えます。映画館でチェック
娘にこういうことを言ってもらえるって、母も一生懸命生きてるからやね。頑張ろう
「自分の人生は自分で決める」という娘と、
娘の成長を感じ、良かれと思う自分の行動が押し付けであることに気付く母。
そんな二人を優しく受け止める父。
いやぁ~、若くってこれだ!っと思えるものに出会えるって、幸せなことですねぇ。
ライバルチームのアイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)が17歳の小娘に、
「私は37歳よ。31歳で始めて自分のしたいことに出会って、必死に頑張ってきたのよ」
って台詞がグサリ。私なんてこの年になってもまだよくわからないのに・・・。
お父さんを演じているのは・・・どっかで見たぞと思ったら「ホーム・アローン」シリーズの
間抜けなこそ泥コンビの若い方、ダニエル・スターンじゃぁないですか!
かなりふっくらして、優し~いお父ちゃんがピッタリです。
淡い恋のお相手を演じる男の子が日本人俳優「塚本高史くん」に似てる気がするのですが
いかがでしょう?
ドリューがイーストウッドを継くのでは?という宇田川氏の感は当たるのか?
今後のドリューの作品に注目ですね。
***** 見た 映画 *****
5月23日 「マイ・ファミリー、マイ・ライフ SAVAGES」DVD ローラ・リニー、フィリップ・シーモア主演
5月24日 「レ・ブロンゼ LES BRONZES 再会と友情に乾杯!」DVD フランス映画 ルコント監督作
「ロック・ミー ハムレット!」DVD コメディー
5月25日 「ローラーガールズ・ダイアリー」@TOHOシネマズシャンテシネ
「プレシャス」@TOHOシネマズシャンテシネ
国連が定めた3月8日「国際女性の日」のキャンペーンのようです。
女性が沢山次々登場し「I'm powerful」の台詞と「全ての女性には力がある」のコピー。
この映画の前にはピッタリのタイミングです。(他の映画の前にも流してます)
ローラーゲーム、懐かしい~。でもアメリカでは「ローラー・ダービー」って言うんですね。
むかし「東京ボンバーズ」なんてTV放送を見た記憶があります。
かなり激しいぶつかり合いや反則ありの格闘技でしたよね?
選手役の女優さんたち、あざだらけになったでしょうね。
俳優業って、役になりきって色んな訓練に臨む、ある意味能力開発ですよね。
原題の「whip」は元々「鞭打つ、励ます、泡立てる」の意味ですが、
ローラーゲームの技の名前(チームメートに引っ張ってもらって加速度をつける)と
「対戦相手をコテンパンにやっつける」の掛け言葉ですね?
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ローラーガールズ・ダイアリー WHIP IT
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< ストーリー >
テキサス州に住む17歳の高校生ブリスは、美人コンテストの優勝が人生の成功と信じる母親と
退屈な田舎町の生活にうんざりしていた。
そんなある日、たまたま見に行ったローラーゲームに心奪われ、入団試験に参加し
ずば抜けたスピードで見事入団を果たす。
家族に内緒で出場し続けるが、美人コンテストと決勝戦が重なり・・・。
先週金曜日の日経「シネマ万華鏡」で何と!滅多に出ない5つを獲得
映画評論家宇田川幸洋氏をして、クリント・イーストウッドを継ぐのは本作監督ドリュー・バリモアではないか?とまで言わしめた本作、見ないわけにはいかんでしょう。
なのに・・・これも神奈川では本牧1館のみ上映、已む無く有楽町まで足を伸ばしました。
有楽町TOHOシネマズシャンテシネのエレベーターはこんな感じ
主演は「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジ。
ちょっと生意気なティーンの役どころが上手いキュートな女優さんです。
監督は「ET」を見つけて大口開けて大声で叫ぶあのかわいい女の子だったドリュー・バリモア。
紆余曲折の10代を経てカムバック、20代半ばからヒット作に出演、製作にも乗り出し
本作が監督デビューです。
以前「デート・ウィズ・ドリュー」というドキュメンタリーで、ゲーム番組の獲得賞金を元手に
期間30日の中で憧れのドリュー・バリモアとのデートする一般男性の奮闘記を見ました。
最後にドリューにたどり着きデートにこぎつけるのですが、その時の素のドリューは
本当に気さく、この企画を面白がって楽しむ気取らないい~い人でした。
(この作品はDVDが出ていますのでご覧あれ。面白いです。)
左端から二番目は監督自ら選手役
本作は17歳の女の子が母との葛藤の中、自分は何をしたいのか?を見つめその世界に踏み出す
成長物語です。
自分のかなえられなかった夢を娘に託しエネルギーを傾ける母。
それに違和感を覚えるも期待を裏切れず、かといって何をしていいかわからなかった娘が、
ローラーゲームの世界に心躍るものを感じ、タフなチームメートにもまれながら
母の呪縛を振りほどき旅立つ。
日本の母娘ならもっとドロドロ、信田さよ子著「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」なんて
ことになってしまいそうなところを、個人主義のアメリカはさらりと距離を置く。
美人コンテスト(ビューティーページェントっていうんですね)でのスピーチ原稿が泣かせるわぁ。
こんなこと娘に言われたらお母ちゃんはチョー嬉しい~
このスピーチ、ウルッとくるところなのでここに書くのは控えます。映画館でチェック
娘にこういうことを言ってもらえるって、母も一生懸命生きてるからやね。頑張ろう
「自分の人生は自分で決める」という娘と、
娘の成長を感じ、良かれと思う自分の行動が押し付けであることに気付く母。
そんな二人を優しく受け止める父。
いやぁ~、若くってこれだ!っと思えるものに出会えるって、幸せなことですねぇ。
ライバルチームのアイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)が17歳の小娘に、
「私は37歳よ。31歳で始めて自分のしたいことに出会って、必死に頑張ってきたのよ」
って台詞がグサリ。私なんてこの年になってもまだよくわからないのに・・・。
お父さんを演じているのは・・・どっかで見たぞと思ったら「ホーム・アローン」シリーズの
間抜けなこそ泥コンビの若い方、ダニエル・スターンじゃぁないですか!
かなりふっくらして、優し~いお父ちゃんがピッタリです。
淡い恋のお相手を演じる男の子が日本人俳優「塚本高史くん」に似てる気がするのですが
いかがでしょう?
ドリューがイーストウッドを継くのでは?という宇田川氏の感は当たるのか?
今後のドリューの作品に注目ですね。
***** 見た 映画 *****
5月23日 「マイ・ファミリー、マイ・ライフ SAVAGES」DVD ローラ・リニー、フィリップ・シーモア主演
5月24日 「レ・ブロンゼ LES BRONZES 再会と友情に乾杯!」DVD フランス映画 ルコント監督作
「ロック・ミー ハムレット!」DVD コメディー
5月25日 「ローラーガールズ・ダイアリー」@TOHOシネマズシャンテシネ
「プレシャス」@TOHOシネマズシャンテシネ