映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ハロウィ~ン!

2009-10-29 | その他
************************ 

      H A P P Y   H A L L O W E E N  

************************

オレンジと黒のデザインがとっても鮮やかなハロウィ~ン。
すっかり10月末のイベントとして定着してきましたね。
カボチャにオバケ、コウモリにクモ。幽霊屋敷にガイコツに黒猫(ヤマトやないよ~)。
聖なる日(万聖節 All Saints' Day)の前の晩、ここぞとばかりによからぬものが出て来て大騒ぎ!って、
あまり宗教色が無く、何となくワクワクするお祭りです。

初めて「ハロウィン」を知ったのは「スヌーピーとチャーリーブラウン」じゃあなかったかな?
みんなが仮装してお菓子をもらいに繰り出す中、ライナスが畑で待ち続ける「カボチャ大王」の話が
記憶に残ってます。


ホラー映画は苦手ですが、
子供の頃、意に反して見てしまったロバート・ワイズ監督の「たたり」は恐かった~
「ウエストサイド物語」の監督、「エデンの東」のジュリー・ハリスが主演でした。
数年前DVDを見つけて見なおしましたが、幽霊の正体を敢えて見せないことで心理的に恐怖を駆り立てる
非常に文学的なホラーでした。
長いこと私のトラウマで、暗闇が恐かったもんです。  今は勿論平気です。
CGを駆使したリメイク「ホーンティング」は、キャサリン・ゼタージョーンズやリーアム・ニーサン
主演ではありましたが、あまりに作り物っぽくて、壁の置物が動いても恐怖どころか笑ってしまいました。


  
 グッズを買ってLOFTのバッグゲットです! 表と裏の柄が違う。
本当はポスターが欲しかったのですが・・・非売品ということで紙袋でガマン。

そして、
久々に「サーティーワン」アイスクリーム、期間限定の「ハロウィンサンデー」を食べました。
シュー皮がオレンジ色で「ジャック・オー・ランタン」をイメージ。
アイスは2種類のチョコレートフレーバーをチョイス。
濃くがあり、ほんのりビターなチョコ味がナッツと相まって・・・う~ん、幸せ
大変おいしゅうございました  ホワイトチョコのゴーストがカワイイ!
            
スプーンもハロウィンカラーのオレンジで、カップがこれまたカワイイんだ~。


 今年のハロウィンネイルはこんな感じ
年に一度のことだから、年を忘れて弾けます

黒とオレンジのツートンにネイルシールでアクセント。
ゴーストにクモ、コウモリを貼って、両手で約15分、簡単です。
      

それでは、
     !  ハッピー  ハロウィ~ン  !    



にほんブログ村 映画ブログへ
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

2009-10-27 | 映画 ま行
本がベストセラーになり、気になっていたところ映画化、そして公開へ。
主演がジェニファー・アニストンとオーエン・ウイルソン、CMを見てもわんこに振り回される
二人のシーンはかりだったので、「ベートーベン」みたいな動物コメディーかなと判断し
DVDの発売を待っていました。

      
   
ケラケラ笑える映画かと思ったのに・・・さにあらず。
最後の15分はオイオイ泣いてしまいました。
やっぱり、映画館で見なくて良かった~!

 ***************************

  マーリー  世界一おバカな犬が教えてくれたこと
   Marley & Me  Life and Love with the World's Worst Dog

 ***************************


親子もの、動物ものは危険です
日本映画「犬と私の10の約束」なんて・・・映画館の予告編で泣きました。
未だに本編を見る勇気がありません。予告で泣くって、本編見たらどないなるねん?
作者不詳の短編詩:犬から飼い主へして欲しいと願う10の事柄
   1. 私と気長につきあってください。
   2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
   3. 私にも心があることを忘れないでください。
   4. 言うことをきかないときは理由があります。
   5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
   6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
   7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
   8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
   9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
  10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。
      どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
これを読むだけで、8番くらいからもうウルウルもんです
これ、泣いちゃいますよね~?


        

 < ストーリー>
ポスト紙コラムニストのジェニーと新聞記者のジョンは結婚。
人生を計画的に進めるジェニーのペースに巻き込まれそうなジョンは、子どもを持つ話を避けるため、
子犬をプレゼントすることに。そして、やって来たのが手に負えないほどやんちゃなマーリー。
ほかの犬や飼い主に飛びかかる。雷にはパニック。家具を噛みちぎり、家中メッチャクチャ。
訓練学校でもあまりのひどさに追い出される始末。
そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、かけがえのない日々を過ごしていく…。

犬を飼うことで起こるドタバタかと思ったら、若い夫婦が家族を築き、キャリアに悩む葛藤・成長物語
だったのでした。

日本では子どもを持つことでキャリアに支障が出るかも?と悩むのは女性だけれど、
アメリカでは男性も悩むんですね。それだけ育児に積極的に参加するってことでしょうか?
独身でモテモテ、世界を又に駆け回る友人ジャーナリストのセバスチャンをちょっぴり羨ましく感じるジョン。
セバスチャンを演じているのはエリック・デイン。
「グレイズ・アナトミー」シリーズでもモテモテ形成外科医のマークです。
あだ名は「Dr. McSteamy」セクシー男です。

子どもが増えるにつれ、一家はフロリダからフィラデルフィアへ。
仕事と育児でヒステリーを起こしたジェニーは仕事を止め、
ジョンはコラムニストから念願の記者に戻るもコラムに向いていると悟り、すっかり良いお父さんに。
マーリーと共に過ごす生活は13年が経過し、マーリーは最後の時を迎える。

でもこの映画、湿っぽくないんです。
いたずらに手を焼くシーンも、最後の時も、さらり~と、笑わせようとか泣かせようとか
変な作意がなくて自然に受け入れられる感じです。

わんこを飼うのは大変です。
食べることから、下の世話まで。
構わないと「こんなことやっちゃうよ~。いいの?」と気を引くし、
「嫌がらせか?!」というような悪戯もする。
でも家族の一員として、辛い時や悲しい時はさり気なく寄り添ってくれます。

うちのわんこも今年10歳となり、10の約束の10番が遠くないと身につまされました。
あぁ、その時が来たら・・・「マーリー」を見ながらそんなことを考えました。

マーリーはペンダント飲み込んでましたが、うちのわんこはロールキャベツを丸呑み。
えっ、爪楊枝が付いてたけれど・・・1週間後「ケホッ」と吐き出しました

それにしてもアメリカ人妻の感情の吐露は激しいなぁ~。
「私の中のあなた」のお母さんも、本作のジェニーも「それを言っちゃぁおしまいよ」ってところまで
言っちゃってます。
それでも離婚しないってのは、アメリカ人夫が優しいの?それとも、夫も言っちゃうからおあいこか?


訓練学校のインストラクターのおばちゃんって・・・ひょっとしてキャサリン・ターナー!
「ペギー・スーの結婚」や「ロマンシング・ストーン」で逞しいヒロインを演じていたのに・・・
ありゃ~すっかり・・・。


にほんブログ村 映画ブログへ



 ***** 観た 映画 *****

 10月23日 「東南角部屋二階の女」DVD 西島秀俊、加瀬亮、香川京子主演

 10月25日 「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」DVD

 10月26日 「シリアの花嫁」DVD 
コメント (4)   トラックバック (17)
この記事をはてなブックマークに追加

街で見つけた面白い物@横浜2

2009-10-23 | その他
ようやく新しい携帯で写真をアップするのに慣れてきました
そんな訳で、あれこれ写真を撮って楽しんでいます。

早速、ちょっと前から気になっていた「だまし絵」を撮ってきました。

       

横浜そごうとマルイの間、YCAT(羽田や成田へ直通バスのターミナル)へのエスカレータを
昇った所で「あれ?かわいいわんこがこんなところに!」と、あやうく騙されるところでした。
この扉の反対側は・・・

      こんな感じ。

そして、
      

こんな休日の一こまがド~ンと。
わんこちゃんは、新聞を読んでいる女性の足元手前にあるのです。

折角のアート、もっと人通りの多いところに描いて沢山の人を楽しませて欲しいですね。

もう一個、
109シネマズMM横浜の隣にある雑貨屋さん「ハンプティーダンプティー」。
映画を見た後時々寄るのですが、ここで見つけた巨大なクロックス!
下にあるのが普通の女性サイズですから、と~んでもない大きさです。
50cmくらいあるでしょうか?左足のみ置いてありました。右足は・・・どこ?

  



にほんブログ村 映画ブログへ

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

THE COVE  入り江

2009-10-20 | 映画 か行
サンダンス映画祭で「観客賞」を取り、海外で注目を浴びているドキュメンタリー映画です。
現在開催中の東京国際映画祭での公開は見送られたと聞いていたのですが、
明日21日TOHOシネマズ六本木ヒルズで公開するようです。
一般公開されるのかどうか?はわかりません。
9月25日に本作を観て以来、あれこれ考え続けています。


ドキュメンタリーって、「政治の腐敗を暴く」とか「社会制度に疑問を投げかける」
「動物を救え・地球を守れ」など伝えたい明確な主張や目的があって作られます。

本作の目的は
「視覚に訴えて、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟を止めさせ、イルカを救おう」
というものです。

* イルカ保護団体は、イルカは魚類でなく哺乳類なので「漁」でなく「猟」と表記するそうです。

 < ストーリー >
和歌山県太地町、この町に滞在するリック・オバリーは世界各地で反イルカ猟活動を行ってきた。
そこに彼の活動を映画にするべく監督ルイ・シホヨスらの一団が到着。
地元漁師達の監視をかいくぐりイルカ漁の現場をカメラに収めるための大プロジェクトが始まった。


日本でイルカの肉を食べるって、ご存知でした?
鯨肉として売られることもあるようです。(鯨とイルカは同種で違いは大きさのみとか)
私は全く知りませんでしたが、昔から日本の沿岸地域では鯨に加えイルカも食している地域が
あるようです。
現在、主に食糧として捕鯨をしている国は、ロシア、日本、ノルウェー、アイスランド、デンマーク自治領など。
アメリカは捕鯨国でありながら捕鯨に反対し、捕鯨国のカナダはIOCを脱退しているそうです。
(Wikipedia調べ)
     

映画の中心人物リック・オバリー氏は、60年代人気を博したTVドラマ「わんぱくフリッパー」の
イルカの捕獲と調教をやっていた方。番組終了後、狭い水槽に入れられたストレスからキャシーという名の
イルカが(オバリー氏の主張によると)自殺をしたことで衝撃を受け、イルカ保護に人生を賭けてます。
「フリッパー」が世界中でヒットしたことで、世界各地で捕獲されイルカショーが行われるようになった
というのは何とも皮肉です。
イルカ救助の為に世界中に出向き、ロシアでは同僚女性二人が殺されたと告白。マジですか~!?
ご本人も網を切ってイルカを逃がすなどの行為で、数え切れないほど各国で逮捕されているらしい。

    
         この方がリック・オリバー氏 

一方監督のルイ・サイホヨスは野生生物保護を目指し設立された OPS(Ocean Preservation Society)
代表の活動家で、ナショナルジェオグラフィックのカメラマンだったとか。

数年前、サーファー数人が太地で抗議行動を起こし、その中の一人が「HEROS」のチアリーダー
クレアを演じたヘイデン・パネッティーアだったことで、海外で注目されたらしい。
本映画でもウエットスーツに身を包み、泣いている当時の姿がチラッと映りました。


映画は、
 リック・オバリー氏の活動、
 IWC(国際捕鯨委員会)での日本の政治活動、
 生物濃縮によるイルカ肉の高水銀濃度が人体に与える影響、
 入り江の奥で行われる猟をカメラに収めるためにハリウッドのテクノロジーを駆使する所
などを通して、
反イルカ猟を訴え続けます。


「入り江は血に染まった・・・」とショッキングな表現を使っていますが、牛だって豚だって鶏だって、
食料にするため屠殺すればそこは血に染まります。
入り江の音声を聴き、イルカの断末魔(?)だと涙を流すのはあまりに感傷的です。
意図的にイルカ猟の事実を隠していると主張しているけれど、牛や豚の屠殺場面をすべて
フィルムに収めて公開はしないけれど、隠しているという感覚は無いでしょう。


捕鯨を行わないカリブの国々に資金援助をすることでIWCでの捕鯨賛成票を金で買っている
という日本への非難は、正々堂々と戦うはずの国際スポーツ界でのルール改正などでも
よく行われる政治活動じゃぁないですか?

生物濃縮により食物連鎖の頂点に立つ鯨やイルカは水銀に汚染されていると主張する。
それならマグロも危ないでしょう。
基準値の20~40倍の含有量と聞くと、食べるのは控えた方が良さそうです。
でもそこがポイントなら、食べるのは危険という前に、水銀に汚染されたイルカや鯨を救おう
という行動や、環境・水質汚染問題に話が向かうなら理解できるが、
そこには全く触れずに「イルカが殺されている、何時間も苦しんだからだ」という所に焦点が
いくのは説得力に欠けるでしょう。

渋谷の交差点で若者にインタビューし、ほとんどの日本人がイルカを食べることを知らないのに
果たして「鯨・イルカの肉を食べるのは日本の文化」といえるのか?と問いかける。
昨年JRの広告で一気に知名度が上がった「蘇民祭(裸祭り)」。ほとんどの人が知らなかったけれど
1000年以上の歴史を持つ文化です。
インターネットやマスコミ等情報網の広がりで、奇祭?秘祭?として連綿と受け継がれてきたものが
一気に知れ渡る現代、ごく限られた地方で生き続けてきた文化は風前の灯です。
多くの人が知らないからといって、文化にあらずということはできません。

昔、生魚を食べるというと欧米人は眉をひそめたもんだけれど、今や築地は日本一の観光地、
刺身大好き外国人は急増してます。

所詮は「鯨を食べる国」「鯨を食べない国」。
食べる国は伝統文化を主張し、食べない国は鯨・イルカ等知的高等動物を食べるのは残酷だと主張する。
そこに鯨の頭数が減少、保護した結果増えすぎたと正反対の主張をしながら生態系への影響を危惧する人たち。

ホントのところはどうなんでしょう?
各国の専門家が集まって、科学的な見地から合意事実を発表してくれないかなぁ?

元々肉食系ではないし、学校給食の「鯨の竜田揚げ」が苦手だった私は、積極的に鯨やイルカの肉を食べるつもりは無いけれど、食べる人の権利を奪うつもりはありません。
食糧難にでもなれば、何だって食べるでしょう?


日本バッシングで必ず出てくる捕鯨問題とイルカ猟。
「Yutube」などで映像が公開され、とんでもないアクセス数になる昨今。
(デンマークや日本のイルカ漁の映像を見たことがあります)
日本で行われていること、何が非難され何が争点なのかを知ることが第一歩じゃないでしょうか?

日本のことを扱った映画が、賞を取り、諸外国で注目されているのに、
映画が日本で公開されず日本人だけが知らないっていうのは問題です。

「え~、知らない」「私は食べな~い」ではまずいよなぁ。



にほんブログ村 映画ブログへ



コメント (4)   トラックバック (1)
この記事をはてなブックマークに追加

新たな技術が!

2009-10-18 | その他
現在公開中の「私の中のあなた」に出てきたわんこの「ジャッジ」。

前回、

  敏腕弁護士の飼い犬ジャッジは「seizure(発作)dog」と呼ばれる介助犬で、
  飼い主の態度や臭いでてんかん発作が起こるのを察知し知らせるように
  訓練されたわんこです。
  以前、糖尿病患者の鼻の下をなめて血糖値異常を察知し飼い主の命を救った
  ビーグル犬をテレビで見ましたが、てんかん発作を前もって知らせる犬も
  いるんですね。
  動物の能力は素晴らしい!

と書いたばかりでしたが、
17日(土)の日経夕刊一面にこんな記事が!

      

キャノンと国立循環器病センター共同チームが、皮膚から出る微量ガスを調べて病気診断する
新型装置の開発に着手したっていうのです。

糖尿病ならアセトン、乳がんならジメチルトリスルフィドっていう物質が皮膚から出るらしい。

3年後を目処に試作装置を完成させ、糖尿病などの生活習慣病や癌の早期発見を目指すそうです。
つまり、ジャッジのような介助犬の能力を機械で数値化しようってことですね。

ニオイを採取するだけで癌の早期発見なんかができたらスゴ~イ!と思うけれど、
糖尿病やてんかん発作のような緊急を要するものは、
やっぱり「ジャッジ」みたいな介助犬が必要ですね~。

頑張れ、働くわんこたち



にほんブログ村 映画ブログへ



コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

私の中のあなた  MY SISTER'S KEEPER

2009-10-16 | 映画 わ行
遡ることウン十年前。小学校1・2年同じクラスだったケンちゃんは、理科好きで探究心が強く
運動場で走り回る他の男の子達とちょっと違う雰囲気の子でした。
ある日体育の時間、青白い顔をして「しんどい」と言って見学、学校を休むようになり、
白血病という病気で入院したと知らされました。初めて聞く病名でした。
その後、気になりつつも月日は流れ、5年生の時一度だけ学校に帰って来ました。
スリムで、目の大きかったケンちゃんは薬の作用で別人のようなまん丸なお顔になっていました。
言葉を交わしたかどうか・・・記憶に無いのですが、あの体育の時間と再開した時の情景を
何故か今でもはっきりと覚えています。
それから間もなく、ケンちゃんは亡くなりました。

漫画やテレビドラマで不治の病で亡くなる話は嫌いです。
最初から見るものを泣かせようという意図のある話は嫌いです。
人前で泣くのは嫌いです。
でも残念ながら涙腺が・・・ゆるいんです。


                                      

        私の中のあなた  MY SISTER'S KEEPER

                                           

 < ストーリー >
  
11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)は、白血病を患う姉・ケイトを救うドナー目的で
遺伝子操作によって生まれてきた。臍帯血に始まり、5歳のころから血液や骨髄を提供してきた。
ケイトの病状は一進一退、病状の悪化により両親は腎臓移植を決意する。
アナは腎臓提供を拒否する為、勝訴率91%の有名弁護士(アレック・ボールドウィン)に助けを求め
両親を訴える。
ケイトを最優先し、弁護士のキャリアを捨てアナに提供を迫る母親サラ(キャメロン・ディアス)。
優しく家族を見守る消防士の父親、放っておかれる寂しさから夜遊びに走る兄。
アナが訴訟を起こした理由と訴訟の行方は果たして・・・?

       
                アナ     ケイト    ジェシー  

泣くのがわかっていたにもかかわらず、何んでこの映画を見たのでしょうか?
「アナの決断の裏には驚くべき真実が隠されていた」という解説に、
一体どんな驚くべき真実が隠されているのか知りたくなったのでした。
ハンカチとティッシュをスタンバイ、準備万端で臨みました。そして・・・勿論泣いたのでした

でもこれって、感動というのではなく、健気に病気と闘う10代の少女が死ぬことへの
やり切れなさと悲しさでした。
そして、「科学の進歩は罪作りやなぁ~」と思わずにはいられませんでした。

「大きな声では言えないけれど、助ける方法が無いわけではない。
遺伝子操作でドナーになれる子どもが作れます。臍帯血は有効です」という医者の言葉。
こんなこと聞いたら、藁にもすがる思いの両親はそれに賭けるしかないやんか~。
誰しも助けたい一心でもう一人子どもをつくるよ。
その結果、新たな問題が起き、家族崩壊の危機を迎えることになるなんて・・・。
なす術がなかったら諦めざるをえなかったものを・・・。

科学の進歩に倫理や法律が付いていっていないちゅうのは困ったもんや。

アナの本心はどうなんやろう?大好きな姉を助ける為に臓器提供者として生まれたこと、
次から次ぎへと提供し続けることを強いられることに抵抗は無かったの?
下に子どもが産まれたら、上の子が嫉妬して赤ちゃん返りをするなんてのはよくある事だし、
兄弟間って自分より他の兄弟の方が大事にされているって嫉妬や葛藤はよくあることなのに・・・。

母サラの何とかしてケイトを助けたいという気持はわかるけど、そのためにもう一人の健康体の娘の
身体にメスを入れることに躊躇は無いのんか?
助けるのも助けられるのも、二人とも自分の娘やよ。
「あなたが拒否したらお姉ちゃんは死んじゃうんだよ。それでもいいの?」って・・・
11歳の子どもに言って、ひっぱたけるかぁ? 酷やで。これは脅迫やで~。
私がアナなら間違いなくいじけます。グレてやる。
世の中には、いくら頑張っても何ともならない不条理なことってあるんだよね。

訴訟大国のアメリカとはいえ、訴えた後双方一緒に同じ家で生活できるんかなぁ?
めっちゃくちゃ気まずいよ。

そんな疑問や、親戚の叔父さん叔母さんの「直ると思えば直る」なんていうデリカシーの無い
励まし?の言葉に、涙を流しはしたけれど、いま一つのりきれないものを感じたのは私だけですか?

       
       映画館のポスター         家族写真のコラージュ
  
「私の中のあなた」ってホラーみたいなこのタイトル、原作翻訳本のタイトルが
「わたしのなかのあなた」なのをそのまま漢字にしたものです。
原作とは結末が違うということで興味が湧き、ちょっと調べてみました。

原作ではアナは13歳、映画と同じ理由で訴訟を起こし裁判で勝訴するも、交通事故にあい死亡。
アナの腎臓はケイトに、他の臓器は他の臓器待ちの患者に移植され、助かったケイトはダンス教師になる。
ケイトはアナが自分の身代わりになったと感じ、腎臓移植の傷跡を見るたびアナと共にいると感じる。
だから、このタイトル「わたしのなかの、あなた」になるわけやね。
因みに兄のジェシーはお酒に麻薬、窃盗、放火と非行に走るが、父との関わりで立ち直り
警察官になるようです。

映画には驚くほどの真実はなく、原作の結末に驚きました。

アナ役のアビゲイル・ブレスリンやキャメロン・ディアスが注目されるけれど、
ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァの眉そり・丸坊主での体当たり演技の方に目を奪われました。

敏腕弁護士の飼い犬ジャッジは「seizure(発作)dog」と呼ばれる介助犬で、
飼い主の態度や臭いでてんかん発作が起こるのを察知し知らせるように訓練されたわんこです。
以前、糖尿病患者の鼻の下をなめて血糖値異常を察知し飼い主の命を救ったビーグル犬を
テレビで見ましたが、てんかん発作を前もって知らせる犬もいるんですね。
動物の能力はスゴイ!
因みに、うちのわんこは一時期てんかん持ち(過去形)でしたが、私に察知能力は無く発作のたびに慌てましたが、全ての薬や注射を止めたところ発作はなくなり元気です。


カサヴェテス監督の作品では、2002年デンゼル・ワシントン主演でアメリカの保険制度に
一石を投ずる映画「ジョンQ」が良かったです。
こちらは息子を助ける為、父親が自らの命を賭け社会に訴えるドラマでした。



にほんブログ村 映画ブログへ


 ***** 見た 映画 *****

 10月13日 「私の中のあなた」@109シネマズMM横浜

 10月14日 「マジェスティック」DVD ジム・キャリー主演の社会派ドラマ
コメント (6)   トラックバック (33)
この記事をはてなブックマークに追加

街で見つけた面白い物@横浜

2009-10-10 | その他
ブログで使う写真は携帯で撮っているのですが、
先週新しい携帯に変えたら写真のサイズが大きすぎて・・・画像フォルダに入らない
いろいろ試してやっとこさできるようになりましたが、まだまだ思うようになりません。
端っこに黒い線が残ります。
ここまでくるのにどんだけ~時間かけたことか
使いこなすには時間がかかりそうです。


まず最初は、ド~ンとでっかいピンクのブラジャーがビルに引っかかってる?!
          アップを載せたかったけど・・・

横浜は関内駅から横浜球場を通って横浜公園の真向かいにあるZAIM本館
突如目に飛び込んだピンクのブラ!
乳がん撲滅ピンクリボンキャンペーンと関係があるのかどうかはわかりませんが、
昭和3年に建てられたスクラッチタイル貼りの建物を、横浜市が歴史的建造物活用実験事業として
アーティストの制作・発表の場に活用しているようです。

     


こちらは同じくZAIM本館、ピンクブラの真下にあった裸足の足。
地面からニョッキリ~。
   
これ、何でできているかわかりますか?
実は10円玉がびっしり敷き詰めてあるのです。


こちらは、JR横浜駅構内のトイレです。
          
トイレの入り口の壁かかった、トイレのレイアウトです。
使用中のボックスはピンクのライトが点く仕組み。
その上、夫々の個室には、「ヒマワリ」「きく」「うめ」「さくら」「すみれ」「あじさい」
などの名前が付いてます。
一目で空いている所がわかるのはいいんだけれど・・・ここまでする必要があるのかなぁ~?
少なくとも、個室の名前はいらんでしょう。

反対側の男子トイレにもこういうのがあるかどうかは、入ったことがないのでわかりません。
どうなんでしょう?あるんですか?



にほんブログ村 映画ブログへ



  ***** 見た 映画 *****

 10月 8日 「グーグーだって猫である」DVD 小泉今日子、上野樹里主演

        「最高のともだち House of D」DVD アントン・イェルチン、
                         ロビン・ウイリアムズ主演

 10月 9日 「俺たちステップ・ブラザーズ STEP BROTHERS」DVD 
                     ウィル・フェレルのコメディー

 10月10日 「奇術師 フーディーニー」DVDキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

ローマ帝国に挑んだ男 パウロ Saint Paul 2000

2009-10-08 | 映画 ら行
私、生まれてこのかた宗教色のあるところに身を置いたのは幼稚園のみ。
園長さんが寺の住職さんだったので仏教系?という程度で特に仏教の指導もなかったような。
家から一番近かったから、近所の子ども達が通っていたというだけの理由で通っておりました。
そんなわけで、宗教については学校の「倫理社会」や「世界史」で習った常識的な範囲の知識しかなく、
しかも、うん十年もの時が過ぎ、忘却のかなたへ~。
「倫理社会」をもっと真面目に受けとくんだったよ・・・。

そんな私がずっと疑問に思うこと、それは・・・
クリスチャンという人たちは神の子としてキリストさんを崇拝するけれど、
キリストさんも彼らが差別するユダヤ人であるというところに矛盾は無いのか?ということです。
クリスチャンの方や、外国人の方にもこの疑問を投げかけましたが、
「イエスは人種とかそういうものを越えた存在」とか「そんなこと聞かれたこと無いよ」
という反応で、答えは得られず。


1947年アカデミー賞を3部門獲得した「紳士協定」はエリア・カザン監督、グレゴリー・ペック主演で、
主人公が名前を変えユダヤ人を装ってユダヤ人排斥の実態を暴くドラマでした。
つまり顔つきでは識別できないけれど、名前を聞けばユダヤ人だとわかるということです。
名前でユダヤ人ってのはわかるんだとか、ユダヤ人だとこういう風に扱われるのかと
人種というものを意識するきっかけとなった衝撃的な映画でした。

ハリウッドを牛耳っているのがユダヤ人で、脚本家もユダヤ人ってことで若干差し引いたとしても
西洋社会の中のユダヤ人差別から、どこにでもだれにでもある無意識の差別意識を問う、
素晴らしい社会派映画として今も心に残ってます。
   ハンサムなグレゴリー・ペック


そしてビデオショップで何気なく手にし、借りて見た本作「聖パウロ」。
正直「聖パウロ」って何した人だっけ~?状態。  無知ってこわいわ

何をした人か御存知でしたか?
何を隠そう(隠してませんが)この人こそが、キリスト教を世界宗教にするきっかけをつくった
功労者なのでした!
この人がいなかったら・・・
ユダヤ教からでた新興宗教の一つ?程度でこれほど世界中に広まることは無かったかもしれません。

ユダヤ名サウロ。古代ローマの属州キリキアの州都タルソス(現トルコのタルスス)生まれのユダヤ人。
すべてのキリスト教会は彼を使徒と認め崇敬するが、イエス死後に信仰の道に入ってきたため
イエスの直弟子ではなく十二使徒の中には入ってません。

     

当時ユダヤ教にはパリサイ派とサドカイ派があり、そこにキリスト教が登場した。
パウロは生まれつきのローマ市民権保持者でユダヤ教パリサイ派に属し、当初キリスト教徒を
迫害する目的でダマスコへ行く途中、「なぜ私を迫害するのか」というキリストの声を聞き、
その後、目が見えなくなる。アナニアというキリスト教徒が神のお告げによってパウロのために祈ると
パウロの目から鱗のようなものが落ちて、目が見えるようになった。
「目から鱗が落ちた」という言葉の語源らしいです。
こうしてパウロはイエスの奇蹟を体験し、キリスト教徒となった。
パウロ版「余は如何にして基督信徒となりし乎」って話が前編です。

この映画はイタリア・チェコ・ドイツ合作で台詞は英語、どうもテレビ用に作られたようで
前・後編に別れ全部で約3時間の大作です。
後半は、キリスト教に回心したパウロが、サドカイ派やローマ人の迫害を受けながら
布教に専心する姿を描いています。
キリスト教もユダヤ人の宗教だったので、ユダヤの戒律・習慣(割礼など)の遵守は基本でした。
パウロは異邦人(非ユダヤ人)に布教する為にはユダヤの戒律や習慣に固執すべきではないと主張し
ユダヤの戒律にこだわるペテロやヤコブらを説得しローマでの布教を目指して旅立ちます。

ここで、ローマを目指すまでずっとパウロと行動を共にしするバルナバという人が登場します。

この名前を聞いて私の目からも鱗が落ちました
バルナバとは、キプロス島生まれのユダヤ人で、妻とともに入信し布教を続けた人です。

日本ではあまり耳にしない名前ですが、大阪市天王寺に1873年に開設し古くから
産婦人科や小児科など母子の医療に力を入れている日本聖公会最古の病院「聖バルナバ病院」があり、
私はここで生まれたのでした。
昔から「バルナバで産まれたのよ」と聞いておりましたが、この年になるまで、この映画を見るまで
「バルナバ」が何なのかを知りませんでした この映画を見てよかったよ~
生まれた時だけキリスト教に接点があったわけですね。

そして、そんな「バルナバ」演じているのはG・W・ベイリー!
ポリスアカデミーシリーズで間抜けな上官を演じていたこの方です。驚きました。
   
 最近はテレビシリーズ「クローザー」にも出演中です。

パウロって・・・英語読みならポールです。
聖パウロ→聖ポール、つまりセイント・ポールってチャールズ皇太子とダイアナ妃が
結婚式を挙げたイギリス国教会の大聖堂@ロンドンは聖パウロに捧げられているわけですね。

パウロがいなかったら世界は変わっていたかもねぇ~。

「クリスチャンという人たちは神の子としてキリストさんを崇拝するけれど、
キリストさんも彼らが差別するユダヤ人であるというところに矛盾は無いのか?」
という長年にわたる疑問の答えをご存知の方、いらっしゃいましたらご教授下さいませ


にほんブログ村 映画ブログへ
コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加