映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

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ゴールデンスランバー

2010-01-27 | 映画 か行
JRの横浜駅で、auとコラボした堺さんのビックリ顔の本作ポスターを見かけました。
本作は今週末(1月30日)ロードショー公開なんですね。
そんな中、知人に誘われプロデューサー遠藤氏の会見付きの試写会に行ってきました。
          
               プロデューサーの遠藤氏


  *  *                      
  
     ゴ ー ル デ ン ス ラ ン バ ー

                           *  


 < ストーリー >
仙台での首相の凱旋パレード中、ラジコンヘリ爆弾が直撃し衆人観衆・メディアのカメラが見守る中
暗殺される。大学時代の友人森田(吉岡秀隆)に釣りに誘われた宅配ドライバー青柳(堺雅人)は
「暗殺犯に仕立てられるぞ!」という森田の話が理解できないまま、警官に追われることになる。
次々と青柳が犯人であることを示すような証言や映像が現れ、見えない力によって暗殺犯に
仕立てられ追い詰められ、遂に警察に対峙するが・・・。

伊坂幸太郎氏原作、中村義洋監督コンビ3作目だそうです。
伊坂作品を読んだことも映画を見たことも無いので、予備知識も先入観も無く拝見。

いやぁ、よく笑いました。
「暗殺犯に仕立てられ逃げ回る」と聞けば、緊迫感溢れるサスペンス映画となるところでしょうが、
随所に笑いの種がまかれ、まきっぱなしにならずその種はすべて丹念に刈り取られたように思います。
あの前提、この台詞、会話、衣装など無駄なものは無かったなぁ。
見終わった時、「なるほど~、そういうことか~」でニヤリとしますよ。

ただ、暗殺の黒幕、何故青柳がターゲットになったのか?というところには触れられず、
謎の人物が謎のまま終ってしまうことに、見終わった後満たされないものを感じてしまいました。
誰が犯人か?は原作にもでていないそうなので、満たされなくても仕方が無いかも。

プロデューサーの遠藤氏によると、
政治的メッセージはなく、ストーリー展開の面白さを味わって欲しいとのこと。
伊坂氏は「ハリウッド映画のような小説を書く。例えるなら『ダイ・ハード』のような」と言って
書き始められたそうですが、結果『逃亡者』のようなものになったということです。

描きたかったテーマは
窮地に陥ったとき、人として何が大切か」だそうです。

強いて言うなら、事実でない報道でも垂れ流し、事件が起こると犯人や被害者の家族のところに
押し寄せ質問を浴びせかけるマスコミの気持悪さに対する批判かなと。

     
                              えぇー!ぼく?!

大学時代のサークル仲間4人。
かつてみんなでバイトした花火工場の社長。
病院で出会った怪しげな入院患者。
以前助けたアイドル。
宅配の同僚。
などなど、人間にとって一番重要なのは、人との繋がりや信頼なのではないかと問いかける。
青柳曰く「最強の武器は信じること」だと。
ぽわ~んとした心優しい主人公が、堺雅人氏のイメージにぴったりでした。


懐かしの「シーマン」(覚えてますか~?)登場。
大森南朋さんや相武沙希ちゃん、貫地谷しほりちゃん、懐かしの木内みどりさんは、
あれだけ?!の御出演。  友情出演ってやつかしら? 

永島敏行さんは、ハリウッド映画によく出てくる怪力の悪役のようでロボコップ?でした。

主人公青柳の父親役の伊藤四郎さんが、い~い味だしてました
頑固で、自分が一番息子のことを知っていると息子を信じ続ける姿と、ユーモア溢れる台詞がいいねぇ。
『人間、生きてるだけでまる儲け~』の心境ですね。

ストーリー展開の面白さ、堪能させていただきました。


映画のタイトルであり、劇中で口ずさむビートルズの曲の歌詞はこんな感じかな。
この曲、全く知りませんでした。

Once there was a way   かつて そこには 故郷へと続く道があった
To get back homeward   
Once there was a way   かつて そこには 家へと続く道があった
To get back home 
    
Sleep, pretty darling, do not cry  おやすみ かわいい人 泣かないで
And I will sing a lullaby      子守唄をうたってあげるから

Golden slumbers fill your eyes    最高の眠りがあなたの瞳を満たし
Smiles awake you when you rise    目を覚ました時には、微笑に迎えられる
Sleep, pretty darling, do not cry   おやすみ かわいい人 泣かないで
And I will sing a lullaby       子守唄をうたってあげるから

< 繰り返し >



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 *****  見た 映画 *****

 1月16日 「ずっとあなたを愛してる」@銀座テアトルシネマ

        「ゴールデンスランバー」@有楽町 

 1月25日 「かいじゅうたちのいるところ」@ワーナーマイカル海老名
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「シャネルとストラビンスキー」と「ココ・アヴァン・シャネル」

2010-01-25 | 映画 さ行
昨年見たシャーリー・マクレーン主演の「ココ・シャネル」と合わせて、シャネルの伝記映画を3本見ました。

・「ココ・シャネル」は幼少期から亡くなるまでを網羅
    (シャーリー・マックレーン、バルボラ・ボブローヴァ主演。米・伊・仏合作)
・「ココ・アヴァン・シャネル」はデザイナーとして成功するまで
    (オドレイ・トゥトゥ主演。フランス映画) 
・「シャネルとストラビンスキー」は有名デザイナーとして成功を修めた後
    (アナ・ムグラリス主演。フランス映画)
を描いており、
「ココ・アヴァン・シャネル」と「シャネルとストラビンスキー」は対照的です。

孤児院で育ちお針子をしながら酒場の歌手となり、貴族バルザンの押しかけ愛人として屈辱の日陰の身。
カペルと出会い、裏切られつつも資金援助を得て、独立したキャリアウーマンを目指す「アヴァン・シャネル」
   かわいいココ
 
     大人のココ
一方、ストラビンスキーとの関係を描く現在公開中の「シャネルとストラビンスキー」は
成功したシャネルが、かつてのバルザンの如く、「春の祭典」が認められず困窮するストラビンスキー一家を
経済的に援助し、屋敷に住まわせ肉体関係を持つ(これはフィクションのようです)。

貧しく、寄る辺無く、男に寄生するシャネル。
成功を修め、メゾンの従業員に冷たく、家族ごと男を囲い相手の妻に罪悪感など感じないと言い放つシャネル。
若い頃の恵まれない日々をバネに、カペル(自動車事故で死亡)との愛を胸に秘め、仕事で自立し
戦い続けたシャネル。

時代を先取りしすぎた現代音楽で酷評されたストラビンスキーと、女性ファッションの常識を
ことごとく壊しスタイルを作り上げたシャネルは、時代の先駆者として共感し合える関係だったのかも?

3作品ともシャネルの夫々の時代を捉え、実情に近い姿なんだろうなぁ~
これもココ、あれもココ、たぶんココ、きっとココ
(松坂慶子全盛期の「愛の水中歌」のフレーズで…ちょっと古かった?)と感じました。

女も成功を修め富と権力を握ったら、男性同様に性的にもパワフルになり愛人をはべらせたいと
おもうのかなぁ?
そうすることで、自分の成功を噛み締めるのか?はたまた男に対するリベンジなのか?

いずれにせよ、世間の常識とか倫理っていう範疇で判断したらアカン人やね。

3作品に共通するのは、カペルへの純粋な愛。
彼が事故にあわなければ・・・奔放な人生を送ることは無かったのか?
幸せな日々の中で、シャネル帝国を築くことはできたのか?


「シャネルとストラビンスキー」で主演を勤めるアナ・ムグラリスは、
現在シャネルのミューズ(ファッション界ではブランドのイメージを具現化するモデルをこう呼ぶらしい)
を勤めておられます。まさにシャネルブランドイメージに合うお墨付きってことですね。
高貴な美しさを醸しだすクールビューティーで、シャネルの細身のドレスが映えてます。
白い帽子にシャネルスーツ姿でホテルリッツに住んでいた晩年のばあちゃんシャネルの立ち居振る舞いが
そっくりなのにビックリです。

シャネルの全面的バックアップによるドレスが、まぁ素敵!
そして、白と黒を基調にした豪邸の外観・内装が素晴らしい!!!
白黒ストライプのアールデコの壁紙がシックでモダンでした。

そうそう、ストラビンスキーを演じたのは「007/カジノロワイアル」で悪役ル・シッフルを演じた
マッツ・ミケルセン。
神経質なル・シッフルのイメージがちらついて・・・
音楽の教科書に載っていたストラビンスキーに重ならなかったです。
        シャネルと恋愛関係?



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 ***** 見た 映画 *****

 1月17日 「ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー」DVD

 1月18日 「デュプリシティー」DVD ジュリア・ロバーツ主演の産業スパイもの

 1月19日 「シャネルとストラビンスキー」@TOHOシネマズMM横浜

 1月22日 「ココ・アヴァン・シャネル」DVD オドレィ・トゥトゥ主演

 1月24日 「ビクトリア女王 世紀の愛」@TOHOシネマズシャンテシネ
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街で見つけた電気自動車

2010-01-20 | その他
本日(1月19日)の日経一面トップ
  「電気自動車 充電器1000ヵ所
          国内普及を後押し」 の見出しで、
電気自動車用の充電インフラの全国整備に乗り出す記事が出ておりました。


そして109シネマズMM横浜で「シャネルとストラビンスキー」を鑑賞後、新高島から横浜駅に向かって
出来立てピッカピカの日産自動車本社新社屋2階を通り抜けようと、ふと目を落とすと・・・
一階のカーギャラリーに、なにやら人だかりが。

野次馬根性を出して、ゆ~ったりとした贅沢な空間を降りていくと、
丁度ギャラリーど真ん中のステージに、電気自動車を陳列しているところでした。

          
           たま 電気自動車  1947年:E4S-47-1型  キューブに似ている

戦後すぐ、深刻な石油不足から政府は電気自動車の生産を推奨し、戦前の立川飛行機が開発
した電気自動車を基に、1947年(昭和22年)「たま自動車」誕生。
最高時速35.2km、1950年頃までタクシーなどに使われていたそうです。
(「たま電気自動車」は「たま自動車」「プリンス自動車工業」を経て1966年日産と合併)
いやぁ~、電気自動車の歴史がそんなに古かったって全く知りませんでした!
そのまま、電気自動車が発展していたら今頃・・・世の中変わっていたでしょうね。
半世紀を経て、電気自動車復活!です。

そしてそして、今回の目玉はこちら!
      
あ~ん、おにいさんその邪魔なシートどけてよ~!
シートが外されるのを20分位待ってたんですが・・・・
数人係りで展示調整中で、残念ながら全容か明らかになるまで待てませんでした。
因みにこれは一人乗り。車幅も普通の車の半分くらいでと~ってもスリム。
名前は・・・控えるのを忘れたのでネットでチェックしていたら、
何と!一人乗りじゃなくって前後二人乗りバイクのように車体が傾くですって!
面白そう! 名前は「ランドグライダー(Land Glider)」だそうです。
もうちょっと待って、しっかり見てくるんだったよ
       
他にも
 
こんなカワイイ電気自動車も展示されてました。

現在11年物のエコに程遠い大きめの車に乗っているので、そろそろ地球環境に配慮した
エコな燃費の良い車に乗り換えたいところです。
13年過ぎていたら補助金対象だったのに・・・あと2年特別措置を延長してくんないかなぁ~。

* あっ、我が一族郎党に日産関係者はおりません。日産の回し者ではありません。念のため



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リリィ、はちみつ色の秘密  THE SECRET LIFE OF BEES

2010-01-18 | 映画 ら行
もう1月も半ばだというのに・・・
休みボケ?でいま一つ映画のペースが上がらない今日この頃  

今年見た1本目の映画は、DVDで「リリィ、はちみつ色の秘密」になりました。

    **********************

        リリィ、はちみつ色の秘密
                THE SECRET LIFE OF BEES

     **********************

 < ストーリー >
1964年、サウスカロライナ州の桃農園で暮らす14歳のリリィ(ダコダ・ファニング)。
4歳の時、誤って銃で母親を撃ち殺したことで、罪の意識を抱えたまま、心の荒んだ父と暮らしていた。
ある日、使用人の黒人家政婦ロザリン(ジェニファー・ハドソン)が白人とトラブルを起こし、
二人で家を出て母の足跡をたどる旅に出る。
ヒッチハイクをしながらティブロンという街で、母の残した絵を手がかりに蜂養場を営む三姉妹
(クイーン・ラティファ、アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドー)と出会い、そこで滞在するようになる。


1950年代から60年代はリンカーンの奴隷解放宣言からほぼ100年が経過し、公民権運動の真っ盛り。
ケネディ大統領が1963年に暗殺された後、翌年ジョンソン大統領時に成立した公民権法により
法的に差別が禁止されたそんな時代の話です。
ほんの50年ほど前のアメリカで、人種分離政策により公的な場所や交通機関で法的に分離され、
違反すると逮捕されていたなんて・・・。
「バック・トゥー・ザ・ヒューチャー」で主人公が1955年にタイムスリップして30年後のアメリカ大統領が
ロナルド・レーガンだと言うと「俳優の? じゃあ副大統領はジェリー・ルイスか?」などと馬鹿にされるシーンで
笑いを誘っていたけれど、21世紀の大統領が黒人だと言ったら「ふざけるな!」とボコされて
笑えるシーンにはならないかも?
改めてここ半世紀の社会の変化の速さには驚きを禁じえません。

           
      
自分の過ちで母を失ったという重い記憶を抱えるリリィと、愛する妻に捨てられたことを引きずる父。
母の遺品を身に着けることで心の安らぎを得ているリリィと、娘との絆を築けず辛くあたる父。
母に愛されていたという確信の持てないリリィは、「母親はお前を捨てたんだ」と父親に言われ
家を出て遺品を頼りにゆかりの地を探し黒人3姉妹が経営する養蜂家に身を寄せる。
大きな愛で皆を包み込む長女オーガスト、クールなジューン、陽気だけれど傷つきやすいメイ、
そして弁護士を目指す黒人青年ザックとのかかわり、理不尽な差別を目の当たりにする中で、
人の優しさ、弱さ、強さ、悲しみに触れ、次第に成長を遂げていく。
アメリカ南部の柔らかな明るい光に包まれた映像が、ストーリーの優しさにマッチして
こちらまで優しい気持ちになれる映画でした。

オーガストを演じるクイーン・ラティファは、体型からくるってのもあるけれど(失礼)、
明るくって頼りになる、まさに肝っ玉かあちゃんここにありって風情です。好きだわ~。

「大切なのは蜂に愛を送ること」というオーガスタの養蜂の教えが心に響きます。
愛する気持を送らんにゃぁ、愛は伝わらへんもんねぇ。

超有名歌手を3人も配して歌うシーンが無いって・・・残念!


先日米世論調査予測で、2050年には白人がマイノリティーに転落すると発表されました。
40年後かぁ~。
そんな先のこと、この変化の激しい現代で何が起こっているかなんて予測不可能なんじゃな~い?


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 ***** 見た 映画 *****

 1月11日 「リリィ、はちみつ色の秘密」DVD

 1月13日 「キャピタリズム」@TOHOシネマズ海老名

 1月14日 「トランスフォーマー リベンジ」DVD
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戸田奈津子氏講演会@相模大野

2010-01-12 | その他
「かいじゅうたちのいるところ」や「キャピタリズム」が封切りになったというのになかなか時間がとれず、
昨年末「アバター」を見てからほぼ2週間、映画から遠ざかっておりました
来週からは「オーシャンズ」や「Dr.パルナサスの鏡」「ラブリーボーン」が公開になるというのに・・・・
あぁ~、これから見たい映画が目白押しやないですか。
なのに・・・お正月感が全く無いと言いながら、少々休みボケ気味です。

そんな中、友人のTさんからのお誘いで、相模女子大学で行われた「戸田奈津子」さんの
講演会に行ってきました。
てっきり大きな階段教室をイメージしていたのですが、学生さん向けの授業の一環で、
ちょっと大きめの教室でした。

タイトルは「私なりの通訳業」。
(私の肩書きは「通訳」ではなく「字幕翻訳家」ですと仰ってました)

「映画が好き」から英語に興味を抱き、映画と英語をキーワードに字幕翻訳を目指すも
当時は6~7人の男性でがっちり固められた世界で、「狭き門どころか門がなくて壁のみ」だった。
10年映画以外の仕事をし、30才を過ぎて映画会社の日本支社で文書の翻訳をアルバイトをしていた時、
1969年「アリスのレストラン」で来日したアーサー・ペン監督の通訳を、当時ユナイトの宣伝部長だった
水野晴郎氏に強引にやらされたのが最初。
中学から英語をはじめ、読み書きのみで話したことが無いのに記者会見をやらされ、ひどい挫折感を味わったそうです。
次は、「屋根の上のヴァイオリン弾き」で来日したトポルさんらの通訳。
三度目が「アントニーとクレオパトラ」で来日したチャールトン・へストンだったそうです。
(トポルは「フォローミー」が良かったなぁ~)

通訳の訓練を受けたことも無く英語も下手だったのに、ある日突然通訳の仕事が来るように
なったのは何故か?
それは「映画のことをよく知っていたから」とのこと。
子供の頃から映画が大好きで、学生時代は足繁く映画館に通い詰めていたそうです。

ここで学生さん向けに、
 ・英語は基礎をしっかり固めること
 ・プロになるなら自分の得意分野をピンポイントで決め誰にも負けない知識をつけること
 ・日本語がちゃんとしゃべれること(英語より日本語が難しい)
を挙げられ、本当にやりたい仕事は待っていても来ない。自ら行動を起こしましょうと仰いました。

そして通訳は
 ・会話の邪魔になってはいけない
 ・自分の意見を言ってはいけない
 ・話の腰を折らないよう空気を読む  ことが大事だと。

そして、今まで接してきた俳優さん監督さんに触れ、
皆さん非常に謙虚で人格者で努力家・勉強家で、1000人に10人ぐらいしか嫌な人はいなかったそうです。
(この10人は誰かしら?と思わず想像してしまった私・・・)

映画監督さんは非常に勉強家で博識、話をして特に面白い方が多いそうです。
ジェームス・キャメロン(ジムと言っておられましたが)の3Dへの取り組みについて、
12年前に「タイタニック」のキャンペーン来日時に3D宣言をして、12年技術開発に取り組んできたパイオニアであると絶賛。ストーリーは大したことない(言っちゃった)が、映像技術にかける情熱とこだわりを、戸田さんが篤く語られました。
「アバター」では3Dの特徴である「飛び出す」ものを敢えて使わず、奥行きを出して観客を映像の中に
引き込むことで映画を見ているという感覚を消すように工夫したそうです。
3D映画の今後について監督に尋ねたところ、監督曰く、
  「サイレントからトーキー、そしてカラー総天然色と変化してきた映画。
  モノクロ映画とカラー映画が並立する25年を経て、今は全ての映画がカラー作品であるが、
  家庭にカラーテレビが普及して映画は全てカラーになったのだ。
  つまり家庭に3Dテレビが普及したら映画も全て3Dになる」。
なかなか説得力のあるお答えです。
今後は、バンバン3D映画を(「タイタニック」も含め)作っていくそうです。

かのマーティン・スコセッシ監督は「若い人たちから学ぶことが多い」と、
齢70を越え、大監督たるクリント・イーストウッドも「毎日一つ新しいことを学んでいきたい」と
仰ったそうで、非常に謙虚で素晴らしいお人柄と絶賛されると共に、自分を顧みて恥かしかったと仰っておられました。
それを聞いて、私はとんでもなく自己嫌悪に陥りました
素晴らしい仕事をする方は、人格的にも素晴らしいんやねぇ。

俳優は、才能にルックス、それにも増して努力家で人間的な魅力に溢れているとして
トム・クルーズジョニー・デップの二人を挙げられました。
外向的でちょっとハイなトムは、通訳たる戸田さんを意識して、訳し易いように区切って話してくれる
唯一の役者さんだそうです。気配りのトムですね。

一方、内向的なジョニデは一語一語言葉を選んで穏やかに静かに話す人で、会見後戸田さんに
「Thank you for putting up with me. 我慢して僕の話に付き合ってくれてありがとう」と声をかけたそうです。
こんなこと言われたら、戸田さんならずともジョニーに惚れちゃうね~。
勿論、絶賛でした。い~い人だ、ジョニー!

そんなこんなで、1時間半、Q&Aの時間まで話続けた戸田さんなのでありました。
学生さんにプロに厳しさを説きつつも、気さくで映画が大好きでお話し好きな、テレビのまんまの方でした。


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明けましておめでとうございます

2010-01-02 | その他
                         

       明けましておめでとうございます

                          

 新年を迎える心の準備もなく、大掃除も時間切れという複雑な心境のまま年が明けてしまいました。

       初詣で訪れた神社です
                   元旦の夜は日中の喧騒も去りひっそり   

元旦から店も開き、テレビも昔のようにお正月~を感じる番組の少なく、
年々季節感というものが薄れていくようですね。

おかしなもので年末にはこれを機にここもそこも片付けようと意気込んでいたのに、
年が明けると気持ちの上ですっかりゼロクリア~、まぁいいかっとの~んびりしてしまいました。

そこで、多くのブロガーさんの2009年ベスト映画傾向を探ってみました。
皆さん個性あふれる選択で多くの映画の名前があがりましたが、その中で多くの方が選ばれた映画の
トップ10です。
自分のブログを含め、30ほどのブログを拝見した結果です。

 1  グラン・トリノ
 2  スラムドッグ・ミリオネア
 3  チェンジリング
 4  アバター
 5  マイケル・ジャクソン THIS IS IT

   6   ベンジャミン・バトンの数奇な運命
   7   カールじいさんの空飛ぶ家
   8   レスラー
   9   私の中のあなた
   9   サマーウォーズ 

やはり「グラン・トリノ」は多くの方が選んでおられました。
「チェンジリング」もランクイン。イーストウッド強し!
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」はランキングには入れず特別賞の形をとっておられる方も
いらっしゃいましたが1票とカウントしました。

2009年興行収入トップ20!のトップ10と被っているのは「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」一本のみでした。

やはり興行収入と映画の評価に相関性はあまりないようですね。

「カールじいさん・・・」と「サマーウォーズ」は未見ですので機会があれば見てみたいです。

年明け早々、面白そうな映画が続々公開予定のようで楽しみです。
今年も映画を中心に、展覧会や旅行、読んだ本、ママチャリ散歩に街で見つけた面白い物などなど
書いていきたいと思います。
今年もお付き合いいただければ嬉しいです。
宜しくお願いいたします



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