映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

幸せの行方・・・  ALL GOOD THINGS

2012-06-29 | 映画 さ行
ライアン・ゴズリング祭り~。
何だかゴズリング映画が続いてます。

「親の反対を押し切り結婚した、一般家庭出身のケイティとNYの不動産王の御曹司デイビット。
 しかしケイティの妊娠が判明した時から、幸せだった二人の歯車が狂い始めてゆく…。」なんて
DVDカバーの解説を読んで借りて見て驚きました

この映画、実話に基づくストーリーで、今だ未解決。
ニューヨーク不動産王セイモア・ダーストの息子ロバート・ダーストの夫人失踪事件と
関連する殺人事件をもとに映画化された、まるでTVシリーズ「コールド ケース」なんです。
そしてこの方、妻の失踪事件について限りなく怪しいんだけれど、妻の失踪については裁かれておらず
今もフロリダで不動産業に従事しているとの情報が最後に出ました。

こんな映画作っちゃって大丈夫なんですか?
司法で裁かれていないのに、明らかにこの人が怪しいと真っ向から糾弾しちゃって・・・。



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        幸 せ の 行 方 ・・・
              ALL GOOD THINGS

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 < ストーリー >
大富豪の御曹司デビッドとごく普通の家庭で愛情に恵まれて育ったケイティは、周囲の反対を
押し切って結婚。田舎で自然食品の店「ALL GOOD THINGS」を営みながら慎ましい生活を始める。
ところが、デビッドは父に強引に仕事を手伝うよう連れ戻され、ケイティは医学部受験の勉強に励む。
妊娠に気付いたケイティに、子供はいらないと中絶を強要するデビッド。
二人の関係がおかしくなり始め、優しかったデビッドの変貌ぶりに不審を抱くケイティは・・・。


原題の「ALL GOOD THINGS」は二人が営んでいた自然食品のお店の名前ですが、
「どんなよいことにも終わりがある」という”All good things come to an end.”にも
掛けてあるのかしら?

まさかこんなサスペンス映画だとは!知らずに見ました。
1973年年に結婚、1982年に妻が失踪。
その後20年ほどを経て、2000年に失踪事件が見直されることになり、
友人の殺害事件、2001年隣人殺人へと、とんでもない方向へ。

優しかった夫が変貌し、次第に夫の別の一面を垣間見る妻。
 いやこれ怖いわ~!
ゾンビより怖い! 何せ実話に基づいてますからねぇ。生身の人間が一番怖いです。

自分の夫に隠された秘密があったら・・・。
夫が大きなトラウマを抱えていたら・・・。
   
父との葛藤、幼い頃に見た衝撃の事件に心を病んでいたデビッド。
妻失踪後のデビッドの予想外の行動に、20年後の思わぬ展開、裁判の行方と、
かなり引き込まれました。

幸せの行方は・・・悲しいねぇ。


優しいゴズリングのお顔が、だんだん無表情になり非常に怖いです。
女装はちょっと無理があります。

キルスティン・ダンストが暴力に耐え、恐怖に怯える妻を好演しています。





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ゾンビランド Zombieland

2012-06-29 | 映画 さ行
ホラーは苦手です。
でもホラー映画って多いですよね~。
ゾンビ映画って、死人が口から汚物を吐き、両手を伸ばして次々と追っかけてくる。
追い払っても追い払っても、際限なく現れて、緩慢に生きた人間を追い続ける・・・。
まさに「グロテスク」。奇怪で不気味です。
なのに・・・そんなゾンビに多くの人が魅かれるのは何故なんでしょうね?

本作はゾンビ映画ではありますがコメディーなので

ゾンビは嫌いと言いながら、記憶を辿ると以前2本のゾンビ映画を見ております。
一つは2004年英国映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」。
これはサイモン・ペグ主演のコメディーゾンビ。
冴えない男が恋人や家族を守るため立ち上がりゾンビと闘うというロマコメホラー。

もう一本はタイトルが思い出せないんですが、夜明けまでゾンビと死闘を繰り広げる話で、
ゾンビ映画なのに怖いじゃなくて感動系だったような・・・?
朝日が差し込んだ時には「よかった~」とホッとしました。
メジャーな役者さんが主演していたと思うのですが・・・思い出せない

まぁ、3本ともゾンビ映画の本道からは外れているように思います。



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         ゾ ン ビ ラ ン ド

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 < ストーリー >
人類の大半がゾンビと化してしまった世界。
引きこもりの青年コロンバスは「生き残るための32のルール」を作り生き延びていた。
ある日、コロンバスは最強のゾンビハンター・タラハシーと出会い、車に同乗し故郷コロンバスを目指す。
途中、姉妹ウィチタとリトルロックに出会い、ゾンビのいないというLAの遊園地を目指すが……。  


主演の気の弱いコロンバスに「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ。
キレキャラのゾンビハンターにウディ・ハレルソン。
姉のウィチタに「ヘルプ」、公開間近の「アメイジング・スパイダーマン」のエマ・ストーン。
妹リトルロックに「私の中のあなた」「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。


何故人類の大半がゾンビになったかという設定について説明がなく、既にゾンビがあちこちにいる世界。
コロンバスは引きこもっていたから助かったのか?
「ゾンビから生き残るための32のルール」を編みだし忠実に従っているから生き延びているのか?
このルール、笑えます。

美人姉妹の二人にコケにされながらも、生き残った数少ない人間同士肩を寄せ合う。
ゾンビがいないという噂を信じ、LAにある遊園地パシフィック・プレイランドへ。

噂で聞いた憧れの場所ってケヴィン・コスナーの「ウォーター・ワールド」でもありました。
人類滅亡の危機に立ち向かう残された人たちってストーリーは、この「約束の地」を求めてって
展開が多いですね。 こういう話はガセが多い。

ゾンビに噛まれた人はゾンビになるって、バンパイアと似てるなぁ。

な~んてことにはお構いなく、まぁ4人ともためらいなく銃をぶっ放し、ゾンビをバンバン倒していきます。
そして彼らはどこに行くのか・・・? 安住の地はあるのか?
どうも続編があるらしいです。

それにしても・・・ハリウッドのビル・マーレーの豪邸に行くくだりは何なんだー?
まぁ楽しいからいいんだけれど。
そう、ウディ・ハレルソンとビル・マーレーは完全に楽しんでます。
楽しんで作っている感じが見ている者をも楽しませるエンターテインメントゾンビ映画です。




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マージン・コール  Margin Call

2012-06-28 | 映画 ま行
タイトルの「margin call」
辞書によると「取引証券会社からの顧客に対する追加証拠金の要求」って・・・、
何のことやら私には分かりません
証券用語辞典とやらを見てみると、
 「損失の拡大を防ぐために、口座の純資産価値が所定の基準を下回った場合に、
  口座の所有者に通知し、追加の証拠金(追証)を要求すること」・・・
う~ん・・・難しい。

平たく言うと、損をした時のために準備していたお金を上回るほど損をしちゃった時に、
「急いで足りない分のお金を用意してくださいね」と言われるんだね。
そして、これが準備できないと…とんでもないことになりますよ~。
つまり、破たん~ってことですね?

本作は、リーマン・ブラザーズをモデルとした大手投資銀行を舞台に、
リーマンショックの発端がどのようなもので、世界に波及する金融危機を前に、
行員たちがどのような行動を取ったのかを描いています。

映画やテレビドラマで人気の俳優がたくさん出演しているにもかかわらず
日本では劇場公開なし、DVDスルーです。


                                   

           マ ー ジ ン ・ コ ー ル
                  MARGIN CALL

                                     


 < ストーリー >
ウォール街のとある投資銀行で、突然の大量解雇が発表される。
リスク管理部門の責任者エリック・デールも即日解雇を言い渡され、意味深な言葉とUSBを
部下のピーター・サリヴァンに手渡し会社を去った。
その夜、USBのデータ分析したピーターは、会社が全資産を超える損失に繋がりかねない
リスクを内包した大量の金融商品(不動産担保証券)を抱えているという結論に至る。
即座に上司からCEOにまで話が伝わり、その夜のうちに緊急役員会が招集される。
逼迫した状況の中、会社の存亡の瀬戸際で役員達が導き出した結論は・・・。


「HEROS」のザイラー役だったザカリー・クイントがプロデュースに参加、
自主映画として制作され本人も重要な役どころで出演しています。

主な出演者は、
 ケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、サイモン・ベイカー、
スタンリー・トゥッチ、デミ・ムーアなど、地味な作品ですが、非常に豪華メンバーです。
リーマンショックを引き起こした金融証券業界に映画界の有志が物申すって感じでしょうか。

マネーゲームに踊らされ、度重なる非情なリストラに戦々恐々。
首切り専門業者が解雇を言い渡すので、会社の危機を訴えても「心配無用、お引き取りを」というのみ。
会社の中でも、いつかこんな時が来ると内心ビクビクしていた者、全く気付いていなかった者と様々。
ことが発覚し、さてどうしたものかと知恵を絞るが、世間に知られる前に売れるだけ売って回収しろと
指示するお偉いさん。
世界に波及する地雷を踏んだ瞬間、この方たちは「底なしの深淵」を覗いたんでしょうね。
自分を守るか?会社を守るか?世の中を守るか?

以前ユアン・マクレガー主演の「マネー・トレーダー 銀行崩壊」という映画を見ました。
1763年創業で「女王陛下の投資銀行」とまで言われた英国の名門投資銀行ベアリングス銀行が、
1995年たった一人の28歳のトレーダーのデリバティブ取引で巨額の損失を出し破綻した顛末を描いた映画です。

ウォール街」「ウォール・ストリート」「カンパニーメン」「フランス、幸せのメソッド」など
こういう映画が作り続けられるのは、
失敗から学んで、こんなことがまた起こることが無いようにという願いなんでしょうか?

そんなことを考えていたら・・・、
5月にアメリカの大手金融機関「JPモルガン・チェース」がデリバティブで巨額の損失を出し、
CEOが辞任のニュース。今もって損失の経緯を調査中とか。

なくならへんなぁ~。
お金は魔物やね~。




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 ***** 見た 映画 *****

 6月25日 「ゾンビランド」 DVD

 6月26日 「幸せの行方・・・」 DVD

       「リミットレス」 DVD      


ブルー・バレンタイン 

2012-06-23 | 映画 は行
最近、ライアン・ゴズリングの出演作が多いですね~。
それも全く違うタイプの役どころ。
ラースと、その彼女」では草食系の心優しい青年。
ラブ・アゲイン」ではバリバリ肉食系だの遊び人だけれど、根はいい奴。
スーパー・チューズディ」では、どろどろの政治の世界で野心を燃やす男。

格差カップルの結婚という本作の設定は、ゴズリングの「きみに読む物語」に似ているけれど、
「カップル必見!」なんてキャッチに魅かれて「きみ読む」系を期待してカップルで見たら、
気まずいことになったでしょうね。




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         ブ ル ー ・ バ レ ン タ イ ン

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 < ストーリー >
ディーンとシンディ夫婦は、娘のフランキーと3人暮らし。
シンディは看護師として働いているが、ディーンは、朝からビールを飲みペンキ塗りの仕事をしている。
結婚して6年、徐々に二人の関係が冷めていく中、関係修復のため子供を実家に預け、二人きりの時を
過ごすのだが・・・。


まさに「釣り合わぬは不縁の基」。
全く違う環境で育ち、価値観も考え方も違うふたり。

幼いころ両親の離婚で暖かい家庭を望むディーン。
片や、両親の冷たい関係を見ながら育ったシンディーは医者になることを目標に頑張る女性。

ディーンの一目ぼれで始まった恋。
自分の子供でないかもしれない子供を、自分の子として引き受けるというディーンの優しさに
シンディーも燃え上がる。
「恋は盲目」

でも・・・結婚って毎日毎日の生活だから。

心優しく、妻と子供を深く愛し、家族と楽しく過ごせればそれでいいという夫。
頑張り屋の妻には、折角の才能を生かす野心のない夫が次第に我慢ならなくなる。
「あばたもえくぼ」だったのに・・・えくぼもあばたに!

離婚理由はいわゆる「性格の不一致」ってことになるのかな。

離婚寸前の二人の姿と、出会って恋に落ちる二人の姿が交互に描かれ、
何とも切ない。



シンディーを演じるのはミッシェル・ウィリアムズは6年後もあまり変わらないんだけれど、
夫役ゴズリングの変貌ぶりは・・・
出会ったころの姿はちょっとシャイで恋に落ちるのも已む無しってカッコよさなのに、
6年たったら、身なりも構わず無精ひげに前髪が後退。
あちゃー、こりゃ熱も冷めるわ~。
役作り頑張ったね~。でも、前髪抜くのは止めておきましょうね。
ジュード・ロウみたいになっちゃわないかと心配です。

ウクレレで歌うゴズリング。 歌も、うま~い!




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フランス、幸せのメソッド

2012-06-22 | 映画 は行
久しぶりに試写会に当選しました。
6/15からTUTAYAでレンタル開始、8/2DVD発売のフランス映画ということで
飯田橋にある「東京日仏学院」で行われました。

何せお上りさんなものですから、JR飯田橋の東京理科大学の近代的なビル群に驚きつつ、
初めて行く「日仏学院」ってどんなかんじ~?と興味津々行って参りました。
通りを曲がると・・・えっ?小さな神社の横に「日仏」の文字。
表通りの雰囲気とは打って変わって、嘘のように静かで落ち着いた佇まい。
ここでいいの?と坂を上ると・・・、ありました。
おしゃれなブックコーナーの向かいのロビーには外人さんの姿も。
          
2階の100人位入れる映写室で上映でしたが、残念ながら参加者は少なかったです。




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       フランス、幸せのメソッド
               CE QUI MEUT PRESENTS

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 < ストーリー >
20年務めた工場が倒産し、シングルマザーのフランスはショックで自殺未遂騒ぎを
起こす。妹夫婦や職場の同僚らに支えられ、3人の娘を妹に預けパリで仕事を探すことに。
一方、金融取引のトップトレーダーのスティーブ(ジル・ルルーシュ)は、ロンドン勤務を終え
パリへ戻ってきた。フランスはバツ一のスティーブの家政婦として雇われることになる。
仕事と女性にしか興味のないスティーブは、別れた妻から1ヶ月、息子アントンを
押し付けられ途方に暮れる。已む無く面倒を見るフランスにベビーシッターとしても
働くように頼む。全く違う世界で生きてきた2人だが、次第に距離が縮まっていく。
ある日スティーブから聞いた話に衝撃を受けたフランスはある行動に出て・・・。


主演のスティーブを演じるのは「この愛のために撃て」で事件に巻き込まれ、
身重の妻探して命がけで走り回る夫役のジル・ルルーシュ。リーアム・ニーサン似です。
前作のイメージを引きずっていたので今回もいい役かなと思ったら・・・まぁ傲慢な嫌な奴です。
金儲けなんて簡単さと株の売り買いで大儲けし、優雅な生活を送っている。
リッチをひけらかして若い美人と割り切った関係を次々に。
お金で女性を買うのは恋愛ではないから裏切りにはならないとほざきよります

一方のフランスはアットホームな職場で友人たちに囲まれ、20年工場勤めのシングルマザー。
突然の会社の倒産に一度は落ち込むが、子供3人を預け、パリに出て実入りのよい仕事を探す。
全く違う世界に住む二人がたまたま出会ったことで、思わぬ事態へと発展していく。

一体いつからお金がお金を生むようになったんでしょう?
パソコンを駆使し株価や外国為替の変動にレバレッジを掛け、巨額の金を取引する実体のないゲームが、
地道にもの作りに励む会社を狙い撃ちし、倒産に追い込む。
何も作らない実体のないゲームで、多くの人たちを路頭に迷わせてよいものか?
それぞれの立場を代表するスティーブとフランス。搾取する者と搾取される者。

会社という集合体で見るとそこで働いている個々の人間に注意を払うことはないけれど、
個人対個人として関わりを持つと、顔の見えないその他大勢ではなく特別な存在になるからね。

スティーブの行動は倫理的に許し難いがあくまで合法。
事実を知ったフランスの行動は、わからなくもないけれど…法を犯すことになる。
う~ん、やりきれんなぁ~。

ウォール・ストリート」や「ウォール街」をフランス風に味付けした感じでしょうか。

フランス語は全くわからないので原題がどういう意味なのか不明ですが、
日本語タイトルの「幸せのメソッド」って・・・えっ、幸せ? 






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地球にやさしい生活  No Impact Man

2012-06-19 | ドキュメンタリー
前から見たかった本作、DVDを見つけました。
ニューヨークはマンハッタンに住む家族がエコな生活に挑戦するドキュメンタリーです。
「原発の再稼働無くしては電力の安定供給が見込めない」と夏を前にして再稼働について
賛否両論入り乱れる今日この頃、一見の価値ある映画です。


        ************************

             地球にやさしい生活
                       NO IMPACT MAN

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 < あらすじ >
ニューヨークに住む作家のコリン・ビーヴァンは、地球への影響を限りなくゼロに近づける
「ノー・インパクト生活」に一家で一年間にわたって挑戦し、その様子を記録することにする。

生活様式を風力と草食にし、実行したのは・・・
  ・電車も車もエレベーターも使わない。
  ・食料は全て地産地消(400km以内)。青空市場で買い、ゴミを出さない。
  ・コーヒーは飲まない、外食もしない。
  ・生ゴミはミミズを飼って土に戻す。
  ・トイレットペーパーも紙おむつも使わない。
  ・新しい服は買わない。
  ・レンタル菜園で野菜を栽培する。
  ・電気を止めて冷蔵庫も洗濯機もテレビも使わない。→小さな太陽光パネルを導入しブログは更新。
 などなど。
コリンと妻、2歳になる娘を巻き込んだ実験の結果やいかに?
一年後、一家の生活、夫婦の関係はどう変わったのか?

突然、「地球にやさしい生活」をするから一緒にやろうと言われたら・・・無理だなぁ~。
節電とか、なるべく自転車か歩きでエレベーターは使わないくらいならできそうだけれど、
電気ゼロはありえないし、トイレットペーパーも化粧品もダメ、毎日洗濯は手洗いでと
強制されたら・・・別々の道を歩みましょうってことになりそうです。

初日からすべてを実行したのではなく、まずはゴミを減らし、食料は地元食材でと段階的に取り組み、
電気を止めたのは5カ月後です。
何がよくて何がダメかという線引きも、なかなか難しい。

ラジオやテレビ、各国のマスコミから取材され、注目を浴びましたが、
「本を売るため」「売名行為」「動機が不純」など、様々な批判・中傷もありました。

奥さんはビジネス・ウィーク誌の編集者。
夫のプロジェクトにしぶしぶ賛同し、協力。
仕事をしながらこの生活というのはかなり厳しかったと思われます。
キックボード(だかキックスケーターかしら?)で出勤し、カフェイン中毒というほど飲んでいた
コーヒーを止め、化粧品も洗剤もすべて使用不可の生活。

時に不平を漏らしたり、落ち込んだりしつつも、協力し、工夫を重ね、
「地球にやさしい生活」に馴れ、変わっていく一家。
自分たちの生活を変えるだけでなく、環境保護団体でボランティア活動に参加したり、
政治家に働きかけたりと、積極的に働きかける活動へと変化していく。

1年のエコ生活を終え二人が語るのは・・・。
 カレンダーをめくることではなく、菜園で野菜を育てながら自然を通して時の流れを知る。
 自然を感じる生活が喜びだ。  

 環境問題は、遠くの島やシロクマの話ではなく、身近な問題。
 他人の迷惑を考えない人たちによる地域社会の崩壊が根本にある。
 一人の力は小さくても、何か一つ環境問題のボランティアに参加し、仲間を作ることで大きな力に。

当初戸惑っていた妻の感想は・・・。
 今後も、自転車に乗り続けるし、青空市場で買い物し、ゴミは減らし続ける。
 TVはいらないけれど映画には行くし、旅行もする。
 でも・・・ハエが発生するからミミズはいやだな。 でした。

 3つのR :REDUCE / REUSE / RECYCLE  ゴミを減らし、繰り返し使い、再生利用する


ふむふむ、みんなが少しずつ、できることからやっていかないとねぇ~と思った後、
はたと気が付きました。

みんながみんなこの生活をしたら・・・おそらく経済は収縮するよね。
最低限必要な物しか買わないってことは、物が売れなくなるってことだぁー
唯でさえ停滞し、成長が見込めない経済。
活性化させるためにはどうすればいいのか?が喫緊の課題だというのに 

エコライフと経済発展は両立しないってことですね。
このジレンマを何とするー? 





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 ***** 見た 映画 *****

 6月16日 「家族の庭  ANOTHER YEAR」DVD  英国映画

ニューイヤーズ・イブ

2012-06-14 | 映画 な行
こんな季節に「ニューイヤーズ・イブ」 ですみません。
DVDでいいかなぁ~なんてのんびりしていたら…半年も経ってしまいました。

  
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       ニ ュ ー イ ヤ ー ズ ・ イ ブ NEW YEAR'S EVE  

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以前「ホリディ」を見た時にも思いましたが、
やはり年末、雪が降るシーンをオフシーズンに見たらあきません。
6月に見ても、あの年末特有の忙しないけど新年を迎えるワクワク感にはなれませんもん 
本作はちゃんと12月23日から公開だったのに、行かなかった私の責任です。はい。

「ラブ・アクチュアリー」や「バレンタインズデー」同様のオールスターキャストによる
悲喜交々の恋愛群像劇。
あんな方もこんな方も、ベテランから若手まで主役級の俳優さんたちが次々登場します。
ニューヨークのブルームバーグ市長が本人役で登場するのはご愛嬌。
TV番組「アメリカン・アイドル」の司会のライアン・シークレストも本人役。
この方エンターテインメント情報「E!」のレポーターもなさっていました。


                   

別れたカップル、
娘との関係に悩む母、
戦場にいる夫と妻、
疎遠になった娘と死期の迫った父、
昨年の大みそかに1年後会う約束をした男女 などなど、
一年の終わりに失ってしまった絆を取り戻そうとする人たちと、
袖擦りあった新たな出会いを大切に、新しい一年を迎えようとする人たち。
それぞれの恋愛ドラマが微妙に絡み合って最後にハッピーエンディング~という
お決まりのパターンではありますが、なかなか楽し~い!
 
そして、苦し紛れにしたヒラリー・スワンクのスピーチや
    パーティーでのジョシュ・デュアメルのスピーチがとってもいい
アメリカ映画はこういうとこ、うまいねぇ。

新しい年を前向きな気持ちで迎えられるあったか~いお話だけど、
でももう半年過ぎちゃったよーー


ええ話やったね~と言いたいところですが・・・
最後の最後、爽やかイケメンのジョシュ・デュアメルの相手があの人って
これはちょっとありえへんなぁ~  ありえへん!
本作の登場している女優さんなら、
ジェシカ・ビール(妊婦役)とかキャサリン・ハイグル(「家族始めました」で共演)に
して欲しかったなぁ。

今年の大晦日にもう一回見るといいかもね?




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 ***** 見た 映画 *****

 6月13日 「永遠の僕たち」DVD 

       「100000年後の安全」DVD


ベトナム旅行@ホーチミン その4

2012-06-11 | アジア旅行
ベトナムは5月から雨季になります。
出発前、天気予報をチェックすると毎日のマーク。
最高気温は32~33℃。
雨季のこの季節に行くのは失敗だったか~?と一抹の不安を抱きつつ、
レインポンチョと折り畳み傘を準備しました。
ひょっとしてスコールなんて激しい雨になるのかと予想して着替えを多めに入れたのですが・・・、
午前中は午後から時折雨が降り、すぐに止んでまた晴れ間という程度で、
傘を差したり、差さずに小走りで軒先を渡って店に入れば問題ない程度でした。


ベトナム旅行の最後はお買いもの編です。
  
ベトナムの通貨は「ドン」。
横浜では円をドンに両替できるところがなく米ドルを用意したのですが、
成田空港に替えてくれるところを見つけ、1万円分をドンに替えました。

ドンを持って帰っても円に替えることができないので残さないようにと、ドン優先でお買い物をしたので
手元に残ったお札は2枚だけ。
      
2000ドン(¥8)の古いお札は紙ですが、10000ドン(\40)の新しい紙幣はプラスティック製です。
右の方の白いところは透明で透かしが入ってます。
すべての紙幣に初代ベトナム民主共和国主席「ホー・チ・ミン」のお顔が付いてます。
円に換算するには、千で割って(0を3つ取って)4を掛けます。
50万ドンってどんな大金かと思いますが¥2000です。

お札にゼロが一杯ついているので目がチカチカ
お釣りをもらう時に、10000ドンと100000ドンなど一桁違いの紙幣を間違いそうになって
ゼロの数を数えなおしました

ベトナムは何と言っても「雑貨」です。
シルクに刺繍が施された色とりどりの袋が、少しずつデザインとサイズ、色を変えて
ずらりと並べられています。

ベトナムらしいハスや花柄の他に、靴、下着、ファッショナブルな女の子などのデザイン
          
                      
水牛の皮を薄くなめしたバッグもありました。  

こんな飛び出す3Dのカードが1枚$1です。思わず2種類購入しました。
         
伝統のバッチャン焼は金魚やトンボのモチーフがカワイイ。
  

他にも漆塗りはお椀などの実用品から絵画のようなアート作品まで。
服もデザイン画や写真を持っていけば、色を変えたり刺繍を入れたり好みのものに1日半ほどで
仕立ててくれます。
           
  これは出来上がったものを試着したらほぼピッタリだったので腋のカーブを直してもらいました。
腋を直すだけでも一から作っても値段は同じというのにちょっと不満を感じつつも…おそらく日本で買う半分位です。
ホテルのお店で買ったのですが、街の店で一から仕立てて3枚で1万円と聞いてガックリ。

現地の価格相場がわからないので、どこまで値切ってよいものやら?
市内観光で行った「ベンタイン市場」で螺鈿のサンダルを¥5000と言われ半額近くまで値切った
ところで時間切れになり買えず。ところが「ドンコイ通り」のお店では同じようなものが¥500!
え~、10倍吹っかけられてたの~~ 
でも日本の値段の感覚からすれば、そんなに安くていいのかなぁ~?申し訳ないなぁという気持ちになります。
何だか金銭感覚がおかしくなって・・・「ここでの適正価格を教えてください!」と叫びたくなりました。

円高で苦しい製造業企業が安い人件費や材料を求めて製造拠点を海外に移したくなるのは無理もないね。
日本の雇用も守ってもらわんと•••複雑な気分です。
各国企業の進出で経済発展著しいアジアの国々。
5年もすれば、また驚くような変化を遂げているんだろうなぁ~。

今回、非常に充実した楽しい旅行だったので
「次回はハノイだ~、シンガポールだ~」と鼻息荒く気炎を上げております





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 ***** 見た 映画 *****

 6月 7日 「グレート・ディベーター」DVD デンゼル・ワシントン、ホレスト・ウィティカー出演

 6月 8日 「フランス、幸せのメソッド」試写会@東京日仏学院

 6月10日 「ニューイヤーズ・イブ」 DVD

ベトナム旅行@ホーチミン その3

2012-06-06 | アジア旅行
ベトナムの平均年齢は27歳。
ほんの2日間の滞在でしたが、妊婦さんが多いことに気が付きました。
世界の平均年齢は29.2歳。因みに日本の平均年齢は44.7歳だそうです。
経済の成長経過を考えれば当然の数字です。
ベトナムが如何に経済成長真っただ中かがうかがえる数字です。
 
そういえば、夕方街を歩いていたら、おじさんたちが頭を寄せて何やらしています。
    
将棋のようなゲームに興じているのでした。「ALWAYS 三丁目の夕日」のような光景です。
昭和30年代って日本の高度経済成長期。今のベトナムとかぶります。


2日目の午前中は「ミトー・メコンデルタ観光」です。

バスでホーチミンから約2時間、ハイウェイを爆走してミトーに到着。
ハイウェイは4年ほど前に完成したそうです。
ホーチミンを離れると、のどかな田園風景です。
まるで新幹線の車窓から見ているような、日本と変わらない風景です。
ベトナムでは米を3回収穫するそうです。
            白く見えるのはお墓です。

ミトーに着くとモーター付きの木造船でココナッツジュースを飲みながら約15分。
メコン川を渡って中州の島に到着~。
この島と本土を結ぶ吊り橋も4年ほど前に完成したそうで、随分便利になったそうです。
  
                                  現地ガイドさんが伝統の帽子を被って
島に上陸すると、果物の王様と女王様のお出迎え。
     
 手前からで女王様のマンゴスチン、ジャックフルーツ、王様ドリアン。
人生初、ドリアンを頂きました。匂いは…臭い!
ナタで切った中身が右の黄色く細長い身です。身の中に茶色の種があります。
ねっとりとした舌触り。味は悪くないですが、う~ん…もういいかな。
慣れると病み付きになるらしいですが、そんな境地にはこの程度では至りませんでした。
ビニール袋に入れて所定の場所で食しました。残ったらここで処分です。王様なのに・・・。
ドリアンを食べると…トイレも臭うと同じツアーで飽きるほど食べたというおじさんに教えて頂きました

        
            ジュースを飲んで              中の白い部分を取出し    
              
                       絞ってミルクを作ります
      
            煮詰めて              100%の飴が出来上がり~
ココナッツの皮は伝統の円錐状の帽子や家財に、残った部分は燃料に。100%使い切るそうです 

 
 巨大なニシキヘビが!首にかけることもできるのですが、それは辞退して触られせてもらいました。
ツルっとしてひんやり気持ちイイ~!写真を撮ってもらった時に蛇に手をペロッと舐められました。
果物は、左からパイナップル・マンゴー・柿・ジャックフルーツ・ドラゴンフルーツ。
えっ、柿!?美味しかったです。ジャックフルーツもなかなか美味しい。ドラゴンフルーツは味が無い。

      ジャングル?を歩いて船着き場へ。
  
 ひしめき合う小舟は4人乗り       お父さんお母さん二人で漕いで下さいました。
多くの漕ぎ手はチップ(2人で1米ドルくらい。1回漕ぐと2米ドルの収入)で生計を立てているそうで
ダッシュで漕いでダッシュで次のお客さんを乗せに戻ります。
あちこちに露天があって、水牛の皮で作った袋(一つ¥500)やら雑貨を売ってます。
円で支払い、おつりも円でオッケーって、日本人観光客が多いってことですね。

ランチはミトーからホーチミンに帰る途中のレストランで。
 
     メコン レストラン                       ハスの庭がベトナムっぽいです。
        
  風船餅 見せた後小さく切ってテーブルへ  定番の春巻き、エレファントフィッシュのフライに〆は鍋
風船餅は油で揚げてあるのですが、どうやって作るのか?味はお餅そのものです。
〆の鍋は、飾り切りに使った人参や魚のアラなどもすべて入れて煮込んだもの。いいお味!
  
ホーチミンに戻ってからホテル出発の21:00まで自由時間なのでエステとショッピングへ。
ホテル近くのマッサージへ5人で繰り出しました。
足マッサージ60分+顔・頭・肩30分の90分コースで357,000ドン。
357,000ドンって・・・日本円で1500円ほど!マジ?
90分ったって大したことないんじゃないの?なんて期待と不安を抱きつつ訪れました。
狭い間口のビルの中はオリエンタルな調度品に囲まれた落ち着いた雰囲気。
狭い階段を上って4階へ。半ズボンとTシャツに着替えてゆったりとした椅子に横たわっていると
女性がお湯の入った桶を持って登場。顔全体を薄切りキュウリをペタペタ貼って覆いました。
これがひんやりして気持ちいいのですが、何も見えません。
そして力強い足のマッサージ開始です。痛気持ちイイ~。足60分の後は顔→頭→肩・背中へ。
ふと横を見るとメンバーの一人Aさんがエビ反り状態。私もやるのかしら?…はい、エビ反りになりました。
背中は温めた石を使った温めとマッサージ。肩こり症の私には極楽~極楽~でした
あれだけ一所懸命もんでいただいて、チップ込み+ハス茶+スイカでもてなして頂いて1500円。
なんだか申し訳ない気持ちになりました。
日本であれだけやってもらったらどんだけ~? 少なくともゼロが一個多いでしょうね。
すべての物価が10分の1くらいです。

この後のお買いもの編は次回に。





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 ***** 見た 映画 *****

 6月6日「ハート・ブレイカー」DVD 
          ジョニー・デップのパートナー バネッサ・パラディー主演のフランス映画です。
          どこかで見た?ような恋愛ドラマですが、バネッサの前歯の隙間が気になって・・・。
          キュートなお顔にスリムなボディーなのに・・・フランスでは前歯の矯正しないの?

ミッドナイト・イン・パリ

2012-06-06 | 映画 ま行
ベトナムに行く飛行機の中で見た1本です。

ウディ・アレンが脚本と監督を務め、アカデミー脚本賞を受賞。
公開になったら映画館に見にいこうと思っていたので、飛行機の中で見れてラッキーでした。

 
    *************************

            ミッドナイト・イン・パリ

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 < ストーリー >
ハリウッドの売れっ子脚本家で小説の執筆に悪戦苦闘のギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)は
婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス) と彼女の両親とともにパリにやってきた。
パリに魅せられたロマンチストのギルと現実的なイネスは次第にすれ違い別行動を取るようになる。
ある夜、ギルが一人でパリの街を散歩していると、午前零時の鐘の音と共に旧式のプジョーが現れる。
誘われるまま車に乗り込むと1920年代の世界に迷い込む。
そこでジャン・コクトーにコール・ポーター、F・スコット・フィッツジェラルド夫妻と
ジョセフィン・ベイカー、ヘミングウェイ、ピカソにマン・レイ、ロートレック、ダリらと出会う。
ピカソの愛人アドリアナ(マリオン・コティアール)に会ったギルは、彼女に一目惚れして・・・。


アメリカ人脚本家が憧れの1920年代のパリにタイムスリップするというユーモアファンタジーですが
最後には、憧れは憧れとして現実を受け入れるというなかなか素敵なお話です。

過去のあの時代にうまれていたらなぁ~なんて憧れは誰にでもあるものです。
日本でなら、戦国時代とか幕末、バブルの時代に帰りたい!な~んて思う方が多いのでは?

1920年代のアメリカは、第一次大戦後に空前の繁栄をとげ「黄金の20年代」と呼ばれ
自家用車や家電製品が普及し大いに沸いた時代。1929年の大恐慌前のバブルの時代です。

6月3日の日経日曜版のコラム「地球回覧」で「ギャツビー時代への回顧」という記事を読みました。
今、アメリカでは「狂騒の1920年代」を象徴するフィッツジェラルドの「グレイト・ギャツビー」が再び脚光を
浴び、38年ぶりに映画がリメイクされ、20年代ファッションが復活しているらしいのです。
そして、それは「もう来ないかもしれない享楽の時代への憧憬と、これから待つ厳しい時代への
予感とが入り混じる複雑な感情。米国の中で深まる憂鬱を示しているよう」なんだとか。
ウディ・アレンが今この映画を作ったのも、ひょっとするとそんな複雑な感情からだったのかも
しれませんね。


現在のパリと1920年代のパリ。
二つの時代を象徴する二人の女性。
現実的なアメリカ娘のイネスと、ピカソの愛人アドリアナ。
二つの時代を行き来し、この二人の間で揺れ動くギルの気持ちも複雑です。

1920年代のパリは憧れの芸術家たちが一堂に会し、パーティーに耽る非現実の夢の世界。
そりゃ楽しいわさ~。魅せられるわさ~。
作家志望のギルとしてはたまりませんわ~。
コール・ポーターの音楽、私も大好きです。
彼の伝記としては「五線譜のラブレター」がありますが、ゲイが強調され過ぎて・・・
でも、ケーリー・グラントの「夜も昼も Night & Day」は美化され過ぎでした。

ジョセフィン・ベイカーは地上5センチの恋にも出てきたアメリカ生まれでフランスで大人気になった黒人のダンサーさん。
    

フィッツジェラルドやヘミングウェイ、マン・レイ、ダリにロートレックを演じている俳優さんたちの
そっくりさんぶりはなかなかのもんです。エイドリアン・ブロディがとってもダリに似ています。
誰が誰を演じているのか、もう一回見て確かめたいです。

12時の鐘が鳴るとともに現れるプジョーでタイムスリップってのがオシャレです。

どんなに素敵な時代、時間であっても、自分の住む現実世界に戻るしかないことを悟るギル。
演じるオーウェン・ウイルソンがめちゃくちゃアメリカ人なのが笑えます。

今年の冬公開予定のリメイク版「グレイト・ギャツビー」の主演は・・・レオナルド・デカプリオですって!!
これは見逃がせませんわ! 早く見た~い!





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 ***** 見た 映画 *****

 5月26日 「麒麟の翼」 機内鑑賞
        
       「ミッドナイト・イン・パリ」 機内鑑賞

ベトナム旅行@ホーチミン その2

2012-06-04 | アジア旅行
昨日、NHKのBS「世界体感 UMIHIKO X YAMAHIKO」でベトナム特集を見ました。
旅行で行くと決めてから、どうも私のベトナムセンサーがビビ!っと反応?
はたまた巷でベトナムブームが来ているのか? 何だかベトナム番組によく出くわします。
同様のことがトルコ旅行の時にもあったので、どうも私のセンサーが過敏に反応しているようですね。
行っていなかったら…「へぇ~、ベトナムかぁ~」でチャンネルを変えていたかも?

今回は「サイゴンリバー ディナークルーズ」です。
事前情報で「ボンサイ号」や「ベンケイ号」という多分に日本人観光客を意識したかのような
ディナークルーズがあると知りました。
 ベンケー号は魚をイメージ
             
 
          たくさんの船がディナークルーズでサイゴン川を行き来します。
ネットで評判の良い「ボンサイ号クルーズ」にしたかったのですが・・・、
私たちのANAのツアーは「サイゴン号」と提携しているとかで、現地のガイドさんに「ボンサイ号」の
話を聞くと、値段も高いよ~…と何だか気乗りせず邪魔くさそ~うな反応。
これから2日間お世話になるし…っと「サイゴン号」の申込みを頼んだ時の、彼女の満面の笑顔!
ってなわけで、「サイゴン号」に乗船です。

まずは1日お疲れ様~っと、ビールで乾杯!ランチで「333ビール」を飲んだのでタイガービールです。
     
 
     卵とカニのスープ                焼いたエビはライムを搾って塩をつけて
  
 牛肉でもやしなどを包んで焼いたもの、野菜で包んでタレをつけて    揚げ春巻き 
  
イエロー麺に野菜・海老・肉を煮込んだ鍋の具とスープをかけて   デザートはスイカともう1種類の果物。
この果物、名前を聞いたのですが何だかわかりません。 よく出たのですが、形は洋梨のような・・・
みずみずしいんだけれど味がない、甘くない。
面白いお鍋の写真、撮り忘れました

ディナーの後は生演奏です。
ウェルカムのメッセージは、ベトナム語、英語、フランス語、中国語、韓国語に日本語です。
        
ギターとフルートの演奏で各国の音楽が奏でられます。
私たちの席が真ん前で、演奏が終わるたびに拍手をしていたせいか、後半は日本の曲が多かったような
気がしました。

演奏の後は女性のパフォーマンス。 ベトナムに民族舞踊ってあったっけ?
   
 長くひだの多いスカートを両手でヒラヒラ回して激しく踊ります。
 とてもキュートなお顔立ちで、タップも踏んで踊ります。 でも、ベトナム人ぽくないよね~?
 色白だし、どちらかというと中央アジアのなんたらスタン出身って感じです。
 動画を撮ったのですが、アップの仕方がわかりません。  残念です。


マイクロバスで夜景を見るドライブ、船までの送迎付き、3時間のクルーズでした。





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べトナム旅行@ホーチミン その1

2012-06-01 | アジア旅行
週末、ベトナムに行ってまいりました
私にとっては、学生時代に行った台湾以来のアジアへの旅。
ハノイに詳しい友人Aさんと話しているうちにトントン拍子で話が決まり
ANAのツアーでホーチミンへ行くことになりました。
オバサン5人、食べて・しゃべって・大笑い、お買い物にエステの珍道中で~す。

土曜日の夕方出発。6時間のフライトで時差2時間のホーチミンに23時着。
 
ホテルはリバーサイド~ ルネッサンス Marriott系のホテルです。

真夜中到着で、月曜日の23:50ホーチミン発火曜日の朝7:40成田着の弾丸ツアーです。
観光は日曜日丸1日と月曜日の夜9時まで。
半日市内観光、ナイトディナークルーズ、メコン川ジャングルクルーズにエステと盛り沢山です。

いま、ベトナム観光って人気が高いのでしょうか?
ベトナム行きを決めてから、タイミングよく数本の旅番組をテレビで見て、
雑貨や焼き物の情報をゲット。準備はOK  

行の飛行機で「麒麟の翼」「ミッドナイト・イン・パリ」の2本と「幸せへのキセキ」を半分、
帰りに「幸せへのキセキ」の残りを鑑賞しました。 こちらは後ほど

経済発展中の国ってやっぱり活気がありますねぇ。
道路はものすごい数のバイクがひっきりなしに走り回ります。50ccは免許なしで
2人乗りは当たり前。お客さん待ちのバイクタクシーが通りでスタンバイ。
3人乗り、4人乗りの強者も。父ちゃんの前に一人、父ちゃん母ちゃんの間に一人の計4人。
中には爆走するバイク上でスヤスヤ眠っている赤ちゃんも。
4人乗っても主流は小型バイクです。Hondaが多かったです。
建物の1階部分はほとんどお店なのですが、バイクの修理・パーツ屋さんが多いです。
多くの方が柄物のマスクを装着。このマスクで日本を歩いたら…職務質問必至です。
信号があまり無く、あってもバイクが突進してきました。通りを渡るのはかなり危険!
思わず怖くて走ってしまうのですが、走らず・止まらず同じペースで歩くのがいいようです。
大通りでは警察官が誘導してくれるところもありましたが、
基本自己責任で気合を入れて、間合いを見て、早歩き。
現地の人に引っ付いて横断するのが無難でした
日本人目から見れば「カオス」のようだけれど、しっかりとルールがあるようで
この交通量にも関わらず事故は無いようです。クラクションがあちこちで鳴ってました。
              
          バイク軍団の数はこんなもんじゃないんですが・・・上手く写真が撮れませんでした。

市内観光ツアーの最初は聖母マリア教会と中央郵便局。
クリスチャンは10%、70%は仏教徒だそうです。
  
  
  日曜日の朝、ミサの最中です。   教会前で結婚式を終えたカップルの写真撮影。

 
  郵便局の正面                中は落ち着いたクラシカルな雰囲気
                          床のモザイクタイルが素敵です。
   
   白のアオザイは高校生の制服です。 郵便局前で何だかカメラ小僧が撮影会。ベトナムのアキバ?

次は統一会堂。旧南ベトナム大統領官邸で、建物の脇には戦車がありました。
戦争末期、北ベトナム軍が突入し無血開城し、戦争が終結したという歴史的な場所だそうです。
     
         
             中庭
 
 権力の象徴たる品々。巨大な絨毯に、ゾウの足。大・中・小で家族って、鯉のぼりやあるまいし…。

そしてホーチミンで一番高い68階建てのビテクスコ・フィナンシャルタワー。
    
  ベトナムの国花・ハスの蕾をイメージしたビルでアメリカ人の設計です。
  
                     
         49階の展望台からホーチミンの街を臨む。  

     こちらもレトロな市民劇場
        
    地元のショッピングセンター。 食料品売り場は荷物をロッカーに預けて財布だけを持って入ります。

ランチは落ち着いた雰囲気のレストランで。
 やっぱり春巻き
    肉のフォー 
他に、揚げ春巻きや葉っぱで巻いて食べる料理。デザートはスイカにパパイヤ。

これでやっと半日分です。
次回は「サイゴン川ナイトクルーズ」です。





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