今年初めのモロッコ旅行中、飛行機内で見た作品です。
有名俳優が主演ではないので日本では劇場公開しないだろうと思っていたのですが、
東京や大阪、名古屋の映画館で公開中です。横浜でも来月ジャック&ベティで公開予定です。
「ENOUGH SAID」というタイトル「これ以上言わなくていい/もう十分」てな意味です。
一体どんな日本語タイトルになるのかと興味があったのですが…「おとなの恋には嘘がある」。
かなりひねった?タイトルですが、そんな意味深な嘘なんてあったっけ?
主演のジェームズ・ガンドルフィーニさん。
マフィア物をはじめ、多くの映画でお見かけしたベテラン俳優さんですが、昨年6月に急逝された
そうです。まだ、お若いのに・・・。合掌。
***********************
おとなの恋には嘘がある
ENOUGH SAID
**********************
< ストーリー >
ボディセラピストのエヴァは離婚後10年、娘とふたりで暮してきたが、娘が大学に合格し家を出る日が
近づき、寂しさを感じる日々。ある日友人のパーティーでバツイチで娘が一人いるというアルバートと
出会い惹かれてゆく。同じ頃、新しい顧客、詩人のマリアンヌとも意気投合し、互いの私生活について
語り合ううち、マリアンヌが語る別れたダメ夫こそがつきあい始めたアルバートであったことに
気付き……。
@出会いのパーティ
双方バツイチで娘ひとり。
離婚を経験し、子供が手を離れ、一人暮らしになる寂しさを抱える中年男女の恋愛ドラマです。
子供が大学なり就職なりで家を出るって、夫婦二人の生活や一人暮らしに戻る人生の節目です。
この環境変化は大きいでしょうね。男性も定年を迎える時期と重なるし。
自分の人生を見つめ直し、これから残りの人生をどう生きていくか?
この人(夫だったり妻だったり)と共に歩み続けるのか?
「熟年離婚」も増えているらしいし、最近は「夫源病(夫が原因で妻が病む)」なんて言葉も耳にします。
それまで子供や仕事にかまけて見えなかった(見ないようにしてきた)事が噴出したりして。
一人の場合は一人を通すか?新たなパートナーを見つけるか?
「空の巣症候群」を経て、孫やペットに走るか・・・などなど。
平均寿命が80歳を超えている今(日本は男性80歳、女性86歳らしい)、残りの人生も長いからねぇ~。
久しぶりの恋愛に、ぎこちなく照れるエヴァとアルバート。
アルバートの人柄の良さに惹かれてゆくも、元妻マリアンヌの辛辣なアルバート批判に影響を受け
揺れるエヴァ。

(左)エバァ、(右)マリアンヌはエヴァ憧れの詩人で顧客
次第にマリアンヌと同じ目線でアルバートを見るようになり、二人の関係はぎくしゃくしていゆく。
いいなぁ~っと思っていても、あれもこれもと欠点ばかり聞かされると、自分の判断に自信が持てなく
なってしまうかも。
聞かなきゃいいのに…でも、聞いちゃうな~やっぱり。
もう、恋愛で傷つきたくないし…。
穏やかに楽しく暮らせる相手がいい。
そんな揺れる中年の恋の葛藤をコメディタッチで描く素敵な作品です。

***** 見た 映画 *****
5月21日 「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」@横浜ジャック&ベティ
1969年実際に起こった爆破事件を題材にした社会派ドラマ。
「アクト・オブ・キリング」@横浜ジャック&ベティ
インドネシアの大量虐殺を加害者の視点から描くドキュメンタリー。
有名俳優が主演ではないので日本では劇場公開しないだろうと思っていたのですが、
東京や大阪、名古屋の映画館で公開中です。横浜でも来月ジャック&ベティで公開予定です。
「ENOUGH SAID」というタイトル「これ以上言わなくていい/もう十分」てな意味です。
一体どんな日本語タイトルになるのかと興味があったのですが…「おとなの恋には嘘がある」。
かなりひねった?タイトルですが、そんな意味深な嘘なんてあったっけ?
主演のジェームズ・ガンドルフィーニさん。
マフィア物をはじめ、多くの映画でお見かけしたベテラン俳優さんですが、昨年6月に急逝された
そうです。まだ、お若いのに・・・。合掌。
***********************
おとなの恋には嘘がある
ENOUGH SAID
**********************
< ストーリー >
ボディセラピストのエヴァは離婚後10年、娘とふたりで暮してきたが、娘が大学に合格し家を出る日が
近づき、寂しさを感じる日々。ある日友人のパーティーでバツイチで娘が一人いるというアルバートと
出会い惹かれてゆく。同じ頃、新しい顧客、詩人のマリアンヌとも意気投合し、互いの私生活について
語り合ううち、マリアンヌが語る別れたダメ夫こそがつきあい始めたアルバートであったことに
気付き……。

双方バツイチで娘ひとり。
離婚を経験し、子供が手を離れ、一人暮らしになる寂しさを抱える中年男女の恋愛ドラマです。
子供が大学なり就職なりで家を出るって、夫婦二人の生活や一人暮らしに戻る人生の節目です。
この環境変化は大きいでしょうね。男性も定年を迎える時期と重なるし。
自分の人生を見つめ直し、これから残りの人生をどう生きていくか?
この人(夫だったり妻だったり)と共に歩み続けるのか?
「熟年離婚」も増えているらしいし、最近は「夫源病(夫が原因で妻が病む)」なんて言葉も耳にします。
それまで子供や仕事にかまけて見えなかった(見ないようにしてきた)事が噴出したりして。
一人の場合は一人を通すか?新たなパートナーを見つけるか?
「空の巣症候群」を経て、孫やペットに走るか・・・などなど。
平均寿命が80歳を超えている今(日本は男性80歳、女性86歳らしい)、残りの人生も長いからねぇ~。
久しぶりの恋愛に、ぎこちなく照れるエヴァとアルバート。
アルバートの人柄の良さに惹かれてゆくも、元妻マリアンヌの辛辣なアルバート批判に影響を受け
揺れるエヴァ。

(左)エバァ、(右)マリアンヌはエヴァ憧れの詩人で顧客
次第にマリアンヌと同じ目線でアルバートを見るようになり、二人の関係はぎくしゃくしていゆく。
いいなぁ~っと思っていても、あれもこれもと欠点ばかり聞かされると、自分の判断に自信が持てなく
なってしまうかも。
聞かなきゃいいのに…でも、聞いちゃうな~やっぱり。
もう、恋愛で傷つきたくないし…。
穏やかに楽しく暮らせる相手がいい。
そんな揺れる中年の恋の葛藤をコメディタッチで描く素敵な作品です。

***** 見た 映画 *****
5月21日 「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」@横浜ジャック&ベティ
1969年実際に起こった爆破事件を題材にした社会派ドラマ。
「アクト・オブ・キリング」@横浜ジャック&ベティ
インドネシアの大量虐殺を加害者の視点から描くドキュメンタリー。