地震以来映画を見ていないので、その前に見て書きかけだった作品を思い出しつつカキコです。
そういえば・・・この映画を鑑賞中に地震がありました。(3月7日午前で結構長く揺れました)
今思えば、今回の東日本大地震(この名前がついたんですね)の前触れだったのかも?しれません。
映画館の暗がりで地震がきたら・・・と思うと、ちょっと一人で映画館に行くのが怖いなぁ~。
いつになく弱気です
ずっと落ち着かない毎日で映画について書く気にならなかったのですが、
ぼちぼち元の生活を取リ戻さなくてはねぇ~という気持ちになってきました。
節電・停電を日常のこととしつつ、元の生活に戻すことが私たちにできることかなぁと考えています。
TOHOシネマズで開催中の「午前十時の映画祭」で日本未公開の「ブラック・サンデー」を見ました。
主演は今は亡きロバート・ショー、「スティング」でポール・ニューマンとレッドフォードに
すっかり騙されるギャングのボス役の俳優さんといえばわかるでしょうか?
******************
ブラック・サンデー
*****************
< ストーリー >
ベトナム戦争で捕虜となったマイケル・ランダー(ブルース・ダーン)は精神的なダメージに加え
妻の裏切りと帰国後の祖国の対応に激しい怒りを抱いている。
そんなランダーを利用しようと、アラブゲリラ組織「黒い九月」の女闘士ダリアが近付く。
アメリカ最大のイベント、スーパーボウルのスタジアムにTV中継用の飛行船で乗りつけ
プラスチック爆弾で数万の観客を殺す計画を着々と進める二人。
一方、イスラエルのカバコフ少佐(ロバート・ショウ)はアメリカ国内でのテロ活動を察知し、
FBIと共に二人を追い詰めてゆく。果たしてテロ計画は成功するのか?はたまた・・・?
全く古さを感じません。
原作はトマス・ハリスって・・・?
あっらぁ~、「羊たちの沈黙」をはじめとするハンニバル・レクターシリーズの原作者さんなんですね。
パレスチナゲリラによるスーパーボール会場への飛行船によるテロという斬新なアイデアで、
1975年に執筆し、ベストセラーになった作品が原作です。
日本では公開直前に中止に追い込まれたって・・・何故?と思いつつ鑑賞。
なるほど、テロリストに便宜を図る船が日本船籍だったり、日本人が加担したという展開が問題だったのか?
はたまた、日本赤軍が1970年代から80年にかけてパレスチナで活動していたことが問題だったのか?
冒頭、登場人物のつながりがよくわからなかったのですが、徐々に「そういうこと~」っと
つながっていきます。
ベトナム戦争で拷問を受けPTSDを抱え、家族に見捨てられ社会に適応できなくなった怒りと
絶望から、多くの人を巻き込んで自殺を試みる戦争犠牲者ともいうべき帰還兵パイロットマイケル。
家族を殺されテロリストグループ「ブラック・セプテンバー」で活躍するパレスチナ人女性ダリアは、
そんなマイケルを利用しパレスチナの苦しみに世界の目を向けるべくとんでもないことを計画する。
いくら惨状を訴えたいといって・・・罪もない人を巻き添えにするのはいかんでしょう。
一方、イスラエル特務局モサドの局員カバコフはFBIのコーリーと企てを阻止しようと奔走し、
手に汗握るクライマックスへ。
スーパーボールのカードは、ダラス カーボーイズピッツバーグ スティーラーズ。
最後のスタジアムでのシーンはすべてエキストラなんでしょうか?
当時はCGなんてないし・・・。
迫力のパニックシーンです・・・この時期、ちょっと不謹慎な表現かな?
1970年代って「オデッサ・ファイル」「マラソン・マン」「ジャッカルの日」などなど、
政治色の強い記憶に残るサスペンス映画が多いですね。
言葉少なに女闘士ダリアを演じているのは懐かしのマルト・ケラー。
えぇー!「ヒア・アフター」に出演していらしたの・・・気付かんかった。
そういえば・・・この映画を鑑賞中に地震がありました。(3月7日午前で結構長く揺れました)
今思えば、今回の東日本大地震(この名前がついたんですね)の前触れだったのかも?しれません。
映画館の暗がりで地震がきたら・・・と思うと、ちょっと一人で映画館に行くのが怖いなぁ~。
いつになく弱気です
ずっと落ち着かない毎日で映画について書く気にならなかったのですが、
ぼちぼち元の生活を取リ戻さなくてはねぇ~という気持ちになってきました。
節電・停電を日常のこととしつつ、元の生活に戻すことが私たちにできることかなぁと考えています。
TOHOシネマズで開催中の「午前十時の映画祭」で日本未公開の「ブラック・サンデー」を見ました。
主演は今は亡きロバート・ショー、「スティング」でポール・ニューマンとレッドフォードに
すっかり騙されるギャングのボス役の俳優さんといえばわかるでしょうか?
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ブラック・サンデー
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< ストーリー >
ベトナム戦争で捕虜となったマイケル・ランダー(ブルース・ダーン)は精神的なダメージに加え
妻の裏切りと帰国後の祖国の対応に激しい怒りを抱いている。
そんなランダーを利用しようと、アラブゲリラ組織「黒い九月」の女闘士ダリアが近付く。
アメリカ最大のイベント、スーパーボウルのスタジアムにTV中継用の飛行船で乗りつけ
プラスチック爆弾で数万の観客を殺す計画を着々と進める二人。
一方、イスラエルのカバコフ少佐(ロバート・ショウ)はアメリカ国内でのテロ活動を察知し、
FBIと共に二人を追い詰めてゆく。果たしてテロ計画は成功するのか?はたまた・・・?
全く古さを感じません。
原作はトマス・ハリスって・・・?
あっらぁ~、「羊たちの沈黙」をはじめとするハンニバル・レクターシリーズの原作者さんなんですね。
パレスチナゲリラによるスーパーボール会場への飛行船によるテロという斬新なアイデアで、
1975年に執筆し、ベストセラーになった作品が原作です。
日本では公開直前に中止に追い込まれたって・・・何故?と思いつつ鑑賞。
なるほど、テロリストに便宜を図る船が日本船籍だったり、日本人が加担したという展開が問題だったのか?
はたまた、日本赤軍が1970年代から80年にかけてパレスチナで活動していたことが問題だったのか?
冒頭、登場人物のつながりがよくわからなかったのですが、徐々に「そういうこと~」っと
つながっていきます。
ベトナム戦争で拷問を受けPTSDを抱え、家族に見捨てられ社会に適応できなくなった怒りと
絶望から、多くの人を巻き込んで自殺を試みる戦争犠牲者ともいうべき帰還兵パイロットマイケル。
家族を殺されテロリストグループ「ブラック・セプテンバー」で活躍するパレスチナ人女性ダリアは、
そんなマイケルを利用しパレスチナの苦しみに世界の目を向けるべくとんでもないことを計画する。
いくら惨状を訴えたいといって・・・罪もない人を巻き添えにするのはいかんでしょう。
一方、イスラエル特務局モサドの局員カバコフはFBIのコーリーと企てを阻止しようと奔走し、
手に汗握るクライマックスへ。
スーパーボールのカードは、ダラス カーボーイズピッツバーグ スティーラーズ。
最後のスタジアムでのシーンはすべてエキストラなんでしょうか?
当時はCGなんてないし・・・。
迫力のパニックシーンです・・・この時期、ちょっと不謹慎な表現かな?
1970年代って「オデッサ・ファイル」「マラソン・マン」「ジャッカルの日」などなど、
政治色の強い記憶に残るサスペンス映画が多いですね。
言葉少なに女闘士ダリアを演じているのは懐かしのマルト・ケラー。
えぇー!「ヒア・アフター」に出演していらしたの・・・気付かんかった。
この作品は日本において、寸前まで行ったが上映されなかった不幸な話題性があるが、純粋に作品の出来としては、わざわざ改めて一般公開するようなレベルなのかと疑問に思う。有名どころを配しているが、撮影、演技共にTVムービーのような雰囲気がする。アメリカにもこの作品の熱烈なファンはいると思うが、一般の静観派に意見を聞いてみたい。