高齢化が進む中、世は女性のみならず男性もアンチエイジングばやりです。
やっぱり、少しでも長く若さを保ちたいというのは万人の願いですもんね。
20代の頃、たまたま桐島洋子氏の講演会に行き、面白い話をうかがいました。
人生80年と考えて1日に例えると、20歳で午前6時、正午で40歳、還暦で午後6時。
あなたは何時何分ですか?と問いかけられました。当時は午前7時半頃。
ま~だまだと思っていたのに…、ふとこの話を思い出したらもう午後○時
若い時には実感がないけれど、時の流れは容赦なく、人はみな、いずれは老いて死ぬ運命。
母がよく「年寄りわらうな、行く道じゃ」と言っていたのを思い出します。
近眼が進んだのでメガネの度を強くしたら…
!
帰りの電車で文庫本を読もうとして驚きました。字が、かすんだんです。
老いの第一歩、こういうことになるんや~!? あわてて元のメガネに戻しました。
本作の中で、主人公の友人の台詞に「年を取るのは勇気がいる」というのがありました。
「年を取る勇気」心に刻んでおかなければ・・・。
原題は「LATE BLOOMERS」。「大器晩成の人、遅咲きの花」という意味のようですが
この映画のストーリーにマッチしているように思えないのですが・・・。
日本語の「最高の人生をあなたと」というのは「最高の人生の見つけ方」を意識しているのでしょうが、
ヒット作をもじった日本語タイトルはもうやめて欲しいな~。
************************
最高の人生をあなたと LATE BLOOMERS
*************************
< ストーリー >
高名な建築家アダムと妻のメアリーは、結婚して30年になる熟年夫婦。
3人の子供たちはすでに独立。夫のハレの授賞式で「記憶の空白」体験したメアリーは、
医者から勧められスイミングを始め、ボランティアで教師の仕事に復帰し、老後の準備を始める。
一方、アダムも老人ホームの設計を依頼され落ち込み、事務所に内緒で若いスタッフとともに
美術館のコンペに参加するべく情熱を燃やす。
これまで円満だった夫婦の仲が、次第にギクシャクして…。
老いを意識し、ボタンの大きな電話や電動のベッドを購入し、部屋のあちこちに手すりをつける妻。
空港の設計などで名声を博して賞を受賞したのに、老人ホームの設計を依頼され落ち込む夫。
ふたりの間で、老いに対するスタンスの違いから不協和音が聞こえ始めます。

老眼鏡越しにアイラインを引こうとして苛立ったり、若い男性の視線が自分を素通りしていることに
ショックを受ける妻だが、結婚・子育てなど環境の変化によって自分のライフスタイルを変えることに
さほど抵抗がない。その裏には老いという共通項で夫と同等の立場になれるという思いもあるかも。
一方、プライドの高い夫は、老いを受け入れることができず、若いスタッフたちのコンペグループに参加。
「レッドブル」を飲んで残業。服装もTシャツにトレーナー、革ジャンなど若作りに励んだりとジタバタ。
妻:「人生の新たなステージなのよ。生活を変えなくっちゃ」
夫:「変えたくなんかない。今まで通り仕事がしたいんだ」
妻:「自分が若いと感じるために、若い人と働きたいだけよ」
この後、顔色を変え、身構えた夫の一言がこれ。
夫:「君といると年を感じるんだ」

西洋人は歯に衣着せずキツイ言葉を吐くなぁ~。
この一言はアカンでしょう。これを言っちゃぁおしまいよ。
この後、バスタブから立ち上がる時、無意識に妻が取り付けた手すりを持ってハッとする一瞬に
妻は溜飲を下げるのですが、私だったらこの言葉は許せんなぁ
まぁ、こんなこと言われたら、
「お互い様でしょ。あんたかって、髪の毛薄くなって人のことなんて言える立場じゃないでしょうが」と
売られた喧嘩を買ってしまいそうです
別居状態の後、すったもんだがありまして…映画は落ち着くところに落ち着くわけですが、
人生80年の現在、定年を迎えた夫と妻で新たな関係を築いていくというのは、
人生における大きな課題なんだなぁと実感しました。
共に手を携えて「年を取る準備」「年を取る勇気」を持てるといいね。

ふたりの仲を心配し、「老いた親と付き合う方法」を読む子供たち
主演はイングリット・バーグマンの娘のイザベラ・ロッセリーニとウィリアム・ハート。
お二人ともほぼ60歳だとか。
イザベラは水着姿も披露し、しわも隠さず。でもやっぱり美形です。お母様の面影もあり。


若かりし頃のイザベラ・ロッセリーニ 母バーグマン 母娘で美形だぁ~!
イザベラは何と、マーティン・スコセッシ監督と数年間結婚していたのですね。
ゲーリー・オールドマンとも婚約していたとか。

***** 見た 映画 *****
10月26日 「ミステリーズ 運命のリスボン」 @シネスイッチ銀座
10月29日 「最高の人生をあなたと」DVD
やっぱり、少しでも長く若さを保ちたいというのは万人の願いですもんね。
20代の頃、たまたま桐島洋子氏の講演会に行き、面白い話をうかがいました。
人生80年と考えて1日に例えると、20歳で午前6時、正午で40歳、還暦で午後6時。
あなたは何時何分ですか?と問いかけられました。当時は午前7時半頃。
ま~だまだと思っていたのに…、ふとこの話を思い出したらもう午後○時

若い時には実感がないけれど、時の流れは容赦なく、人はみな、いずれは老いて死ぬ運命。
母がよく「年寄りわらうな、行く道じゃ」と言っていたのを思い出します。
近眼が進んだのでメガネの度を強くしたら…

帰りの電車で文庫本を読もうとして驚きました。字が、かすんだんです。
老いの第一歩、こういうことになるんや~!? あわてて元のメガネに戻しました。
本作の中で、主人公の友人の台詞に「年を取るのは勇気がいる」というのがありました。
「年を取る勇気」心に刻んでおかなければ・・・。
原題は「LATE BLOOMERS」。「大器晩成の人、遅咲きの花」という意味のようですが
この映画のストーリーにマッチしているように思えないのですが・・・。
日本語の「最高の人生をあなたと」というのは「最高の人生の見つけ方」を意識しているのでしょうが、
ヒット作をもじった日本語タイトルはもうやめて欲しいな~。
************************
最高の人生をあなたと LATE BLOOMERS
*************************
< ストーリー >
高名な建築家アダムと妻のメアリーは、結婚して30年になる熟年夫婦。
3人の子供たちはすでに独立。夫のハレの授賞式で「記憶の空白」体験したメアリーは、
医者から勧められスイミングを始め、ボランティアで教師の仕事に復帰し、老後の準備を始める。
一方、アダムも老人ホームの設計を依頼され落ち込み、事務所に内緒で若いスタッフとともに
美術館のコンペに参加するべく情熱を燃やす。
これまで円満だった夫婦の仲が、次第にギクシャクして…。
老いを意識し、ボタンの大きな電話や電動のベッドを購入し、部屋のあちこちに手すりをつける妻。
空港の設計などで名声を博して賞を受賞したのに、老人ホームの設計を依頼され落ち込む夫。
ふたりの間で、老いに対するスタンスの違いから不協和音が聞こえ始めます。

老眼鏡越しにアイラインを引こうとして苛立ったり、若い男性の視線が自分を素通りしていることに
ショックを受ける妻だが、結婚・子育てなど環境の変化によって自分のライフスタイルを変えることに
さほど抵抗がない。その裏には老いという共通項で夫と同等の立場になれるという思いもあるかも。
一方、プライドの高い夫は、老いを受け入れることができず、若いスタッフたちのコンペグループに参加。
「レッドブル」を飲んで残業。服装もTシャツにトレーナー、革ジャンなど若作りに励んだりとジタバタ。
妻:「人生の新たなステージなのよ。生活を変えなくっちゃ」
夫:「変えたくなんかない。今まで通り仕事がしたいんだ」
妻:「自分が若いと感じるために、若い人と働きたいだけよ」
この後、顔色を変え、身構えた夫の一言がこれ。
夫:「君といると年を感じるんだ」



西洋人は歯に衣着せずキツイ言葉を吐くなぁ~。
この一言はアカンでしょう。これを言っちゃぁおしまいよ。
この後、バスタブから立ち上がる時、無意識に妻が取り付けた手すりを持ってハッとする一瞬に
妻は溜飲を下げるのですが、私だったらこの言葉は許せんなぁ

まぁ、こんなこと言われたら、
「お互い様でしょ。あんたかって、髪の毛薄くなって人のことなんて言える立場じゃないでしょうが」と
売られた喧嘩を買ってしまいそうです

別居状態の後、すったもんだがありまして…映画は落ち着くところに落ち着くわけですが、
人生80年の現在、定年を迎えた夫と妻で新たな関係を築いていくというのは、
人生における大きな課題なんだなぁと実感しました。
共に手を携えて「年を取る準備」「年を取る勇気」を持てるといいね。

ふたりの仲を心配し、「老いた親と付き合う方法」を読む子供たち
主演はイングリット・バーグマンの娘のイザベラ・ロッセリーニとウィリアム・ハート。
お二人ともほぼ60歳だとか。
イザベラは水着姿も披露し、しわも隠さず。でもやっぱり美形です。お母様の面影もあり。



若かりし頃のイザベラ・ロッセリーニ 母バーグマン 母娘で美形だぁ~!
イザベラは何と、マーティン・スコセッシ監督と数年間結婚していたのですね。
ゲーリー・オールドマンとも婚約していたとか。


***** 見た 映画 *****
10月26日 「ミステリーズ 運命のリスボン」 @シネスイッチ銀座
10月29日 「最高の人生をあなたと」DVD