映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

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お彼岸@京都 西本願寺

2013-09-29 | その他
先週末、6月に亡くなった父の100日法要を実家で済ませ、
お彼岸だったので京都の西本願寺に行ってきました。
京都には学校の遠足や家族・友人と出かけたりと、何度も行っておりますが、
西本願寺・大谷本廟に足を運んだのは初めてです。

大谷本廟は清水寺のお隣だったのですね。清水さんには何度もこの通りを登って行ったのに、
気付いていなかったうかつ者…不信心者です。
父の葬儀で実家の宗派、浄土真宗のことなど、色々学ぶ機会をいただきました。
大谷本廟とは、宗祖親鸞聖人のご廟所(墓所)であり、門信徒のご遺骨をお納めする所だそうです。
    清水寺 ←  → 大谷本廟

  
             親鸞さんもいやはります。
    
     「往生」「浄土」の文字がお花で。

お昼は八坂神社近くの「古都梅」さんでいただきました。
   
          
 付き出しはほうれん草ときのこの和え物    母はこちら…蓮根の真薯揚げは絶品だったそうです
      
  私と姉は季節のお味を盛り合わせたお弁当      デザートは蜂蜜のゼリー夏みかんをあしらって
どれも優しいお味で大変美味しゅうございました。お漬物もいいお味付け

八坂神社近くの「長楽館」へ。
  
   2階のカーブの出窓のお部屋でいただきました        和洋折衷
1909年明治42年竣工の洋館で、明治の実業家村井吉兵衛の京都別邸で、伊藤博文の命名です。
英皇太子、米大統領、明治の元勲ら、著名人が集う華やかな屋敷だったのでしょう。
ステンドグラスの窓に暖炉、家具・調度品も素晴らしく、昭和61年京都の有形文化財指定されてます。
現在はホテル、結婚式場、レストラン、喫茶ルームがあり、ここでアイスグレープフルーツティーを
頂きました。コーヒーも美味しかったです。
     
         喫茶室への階段・・・レトロ~       部屋にはマントルピースあり
  
  こちらのお部屋はテラス席あり          正面入り口には車寄せ
      
    トイレにステンドグラスの窓とシャンデリア    ユニークな洗面台 
 
このあと、西本願寺さんへ。
「古都京都の文化財」として1994年世界遺産に登録されているそうです。

     
 西本願寺の道路を隔てた所にある「本願寺伝道院」。  こちらも有形文化財です。
明治28年設立、東京帝大教授伊藤忠太設計で「建築進化論」に則った建物だそうです。
塔はサラセン様式で本願寺から見るとモスクのよう。周りに石の狛犬?や象が並んでます。
              
    笑ってる    舌を出してる  みんな一つ一つ表情が違うのです。 これは一体…何?

いざ、龍谷山 本願寺へ。
   とにかく広い、デカい
  御影堂も阿弥陀堂も重要文化財です。  国宝の唐門や飛雲閣は見れませんでした。残念。  
        
    年末のお煤払いでよくTV放映される大広間  秋の彼岸会(え)が行われ善男善女が広間に一杯。
    仏教の儀式ですが、雅楽の太鼓・鉦鼓(しょうこ)や笙(しょう)の演奏がありました。
    皇室行事や神道でしか使わないと思っていたのでちょっと驚きました。
本願寺さんの建物の中にも、おっと目を引く装飾があちらこちらにありました。
   
        広い廊下を抜けた軒下にでっかい象の彫刻が
  
   愛嬌たっぷりの「天の邪鬼(じゃく)」 天水受けの四隅を1636年から支え続けてます 
御影堂門には龍の彫刻があったのですが、上手く写真が撮れませんでした。
瓦の上にも狛犬や植物の装飾、他に建設当時の大工さんが遊び心で彫ったものが数カ所あるらしい。
次回行った時にまた探してみます。 本願寺さん、なかなかお茶目です。

「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」


今回の京都土産は、満月さんの「阿闍梨餅」です。大人気で、京都駅の伊勢丹で20分ほど並びました
     
もっちりとした丹波大納言小豆を包んで焼いた半生菓子。「阿闍梨さんの境地に近づけますように」って?
阿闍梨さんとは、比叡山の千日回峰行を終えはった偉いお坊さんだけに認められたの称号のようです。
   → 千日回峰行
阿闍梨さんに「あやかりたい、かやつりたい」ちゅうことやね。美味しいけど…なんでこんなに人気なの?

そうそう、姉から面白い写真をもらいました。
          
なんだかわかりますか~? 飛脚の「飛」。飛脚のロゴといえば・・・
そう! 祇園の中の「佐川急便」さんやそうです。
なんとも・・・粋やねぇ~
暖簾をくぐって荷物を送りにいきたいな。



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 ***** 見た 映画 *****

 9月27日 「すーちゃん まいちゃん さわこさん」DVD 柴崎コウ、真木よう子、寺島しのぶ主演
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そして父になる   LIKE FATHER, LIKE SON

2013-09-27 | 映画 さ行
今週末から公開かと思っていたら…先行上映なるのもがあったのですね。
どうせ東京だけでしょ。横浜じゃ先行はないな~。と思い、
「マン・オブ・スティール」3D字幕の上映館を探していたら、最寄りの映画館でも
横浜の映画館でも「そして父になる」の先行上映をやってるじゃないですか!
だったら、もう公開しちゃおうよ~っと悪態をつきつつ映画館に足を運びました。

先日、たまたま是枝監督の「歩いても、歩いても」を見直す機会があって、以前見た時とは違う
衝撃を受けました。
それは私の心境に変化があったからなのですが・・・、
意図して放たれたものなのか無意識なのか?何げない会話の中に隠された棘のある言葉。
相手を思いやりながらも、傷つけあったり、敢えて知らないふりを決め込んだり。
家族の中に漂う緊張感。そんな危機的緊張感をほぐすため、道化を演じる子供。
「歩いても…」ではYOU演じる娘夫婦(心理学ではトリックスターと呼ぶそうな)がそんな役回りを
演じています。

こういう脚本を書ける是枝監督は、いったいどういう家庭環境でお育ちになったのか?
どういう家庭を築いておられるのか?に、非常に興味が沸きました。
「誰も知らない」はあまりに重くて…最後まで見れませんでした。
いま、是枝監督の作品を順番に見ています。「誰も…」も、もう一度挑戦してみます。



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          そ し て 父 に な る
                 LIKE FATHER, LIKE SON

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 < ストーリー >
大手建設会社に勤務する野々宮良多は、妻と息子と供に高級マンションで暮らすエリート。
子育てを妻に任せ、仕事優先だが、躾に厳しく自分の通った私立小学校を受験させる。
ある日、息子慶多(けいた)が産院で取り違えられた他人の子供であることが発覚する。
本当の息子は電気店を営む斉木夫婦の長男琉晴(りゅうせい)。両家は面会し、交流を深める。
本当の子供と6年間自分の子供として育てた子供。病院を相手取った裁判が進む中、
交流を通して深まる苦悩。血のつながりか?共に過ごした時間か?
二つの家族はどのような決断を下すのか?


毎回、是枝監督の問いかけは重い。
もし自分がこのような状況になったら…どんな決断を下すのか?
辛い!辛いなぁ~。
しかも、こういう形での取り違えって
嫉妬や妬みは、人が不幸な時に顔を出す。幸せな時には出てこない感情です。
この設定も血のつながりか?共に過ごした時間か?という問いかけの答えを良多に確信させ
自分の心の枷(かせ)に気付かせるというところ、よく練られた脚本だなぁ~と思います。

        
野々宮家は、エリート街道まっしぐらの良多が描く理想の家庭。
良多が仕事に打ち込み不在がちのため、家事・育児は従順な妻みどりが一人で頑張る。
「家族」を、「不在者と残された者を描いている」といわれる是枝作品。
本作の良多も、ある意味家族という枠の中では存在するけれど不在といえる。
良多の不満は息子・慶多の優しすぎる性格。
           
                 
斉木家は、ちゃらんぽらんで頼りなく見えるが愛情深く子供を可愛がる父・雄大と
口は悪いが肝っ玉母さんタイプのゆかりを軸に、笑いの絶えない楽しい家庭です。

経済状態も暮らしぶりも、子供との接し方も全く異なる二組の家族。
病院との裁判に共同して臨み、血のつながりを取るか?6年間共に過ごした子供をとるか?
で、双方が葛藤するが、主に野々宮家の葛藤が描かれる。
母親なのに気が付かなかったのか?と責められ、自らを責める母みどり。
相手を見下し何とか有利にことを進めようとする良多。
自分のやり方が絶対と信じてきた良多だが、事件をきっかけに、自分と父親・継母との確執を
振り返り、心を閉ざし何事にも事務的だった自分に気付き、無意識に封印してきた感情が迸る。
この事件がなければ、野々宮家は住んでいるマンションの如く、生活感のない希薄な家族を
演じ続けていたのかも。

本作は主に親の立場からの葛藤が描かれているけれど、子供たちの心境・不安は如何ばかりか?
大人は「子供はすぐに馴れるから」と言うけれど、そんなことはない。
琉晴は「なんで?」を繰り返し、自分の気持ちを言葉にできる子供だけれど、
慶多はじっと状況を観察し親の意向を汲み取ろうと我慢する子供。
慶多の心の傷を考えると心が痛い。最後に決め手となるのは、やっぱり子供の気持ちだよね。

結局、予想したところに落ち着くけれど、この家族の葛藤はこれからも続く。
いや、これから子供たちが大きくなるにつれ、子供たちも含め彼らの苦悩は続くよね。

女は産みの苦しみを経て母になるけれど、男はどのようして父として実感を持つのか?
「僕にしかできない仕事がある」という良多に、「父親だって、代えの利かん仕事やろ。
どんだけ一緒に過ごすかでしょ」という雄大の言葉が胸に響く。
「忙しい」という字は「りっしん編(心)に亡」つまり「心をなくす」と書くもんね。

「歩いても…」を見直すきっかけになったのは、
信田さよ子氏の「父親再生」という本を読んだからです。
カウンセリングの経験を通して「父になる」とは、「家庭を築くには何が必要か」
について、事例をあげて客観的に分析しておられ、一気に読了。
本作を見るうえでも、納得するところが多かったです。


衝撃的な重いストーリーの中に、不用意な第三者の毒と笑いを散りばめる。
台詞の一言一言に、夫々の心に渦巻く様々な思いが見え隠れしハッとさせられます。
是枝監督に脱帽です。

この2家族の10数年後、子供たちが思春期を迎えた頃の姿を、子供たちの視点で是非見てみたいです。



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 ***** 見た 映画 *****

 9月26日 「そして父になる」 @TOHOシネマズ海老名
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大統領の料理人  Les saveurs du palais

2013-09-19 | 映画 た行
前々から気になっていた本作。
実際に仏大統領のプライベートシェフを2年間務められた女性料理人ダニエル・デルプエシュ氏の
実話をもとにしたドラマで、大統領はどんな料理を召し上がっていたのか?興味津々でした。
この映画をお腹が減った状態で見るのは拷問だなと、しっかりお昼ご飯を頂いてから鑑賞しました。

前評判では「大統領の料理人」ということばかりだったので、エリゼ宮で男性シェフとの
丁々発止のストーリーかと思ったら…何と!「大統領の料理人」のみならず「南極料理人」も
なさっていた方だったのですね~
映画は南極からスタートです。

先日、日テレの「世界一受けたい授業」にも登場され、ボールで湯煎して作るスクランブルエッグを
披露なさってました。ジムで走りながら見たので、これ1品しか見れず。
他にもう2品ご披露なさったのですね。見逃したわ

美味しいものを食べたら「しあわせ~」な気分になれる。
でも…美味しいものはカロリーが高く、身体に悪い
このジレンマをなんとしよう?


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        大 統 領 の 料 理 人
                Les saveur du palais

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 < ストーリー >
フランスの田舎町でレストランを経営するオルタンスのもとにフランス政府の公用車がやって来る。
彼女は大統領官邸であるパリのエリゼ宮殿へと招かれ、ミッテラン大統領のプライベートシェフに
任命される。大統領からは「こんな料理が食べたかった」とお褒めの言葉を賜るが、初めての
女性料理人の登場に、シェフをはじめ料理人たちは冷たく、孤軍奮闘するオルタンス。
その後、南極で1年間料理人となるオルタンス。彼女にとって料理とは?

     
実際のシェフ、ダニエル・デルプシュさんは46歳から2年間大統領の料理人、
60歳で1年間南極料理人となられたようです。
祖母と母直伝の家庭料理が評判となり、料理学校を兼ねたレストランを開き、
アメリカでフランス家庭料理を教え人気を博し、ジョエル・ロブション推薦で
大統領の料理人に。南極料理人を経て、トリュフの生産のためニュージーランドを
訪れるなど、世界を股にかけ非常にアクティブな方のようです。

 本物のミッテラン    
           ミッテランはトリュフ好き
エリゼ宮ではミッテラン大統領の「家庭料理が食べたい」という意向に沿い、
男性シェフ軍団を向こうにまわし、フランス各地から食材を調達し、自分の料理を追求。
まぁ、管理する側としては、予算や大統領の身体を心配しカロリーを抑えるようにという
言い分もむべなるかな。

彼女にとっては、大統領であろうが南極観測隊であろうが、自分の料理を喜んでくれる
人たちに料理を作ることが喜びだったのでしょうねえ。

ミッテラン大統領が料理好きだったこと、洗練された料理より家庭料理がお好みだった
ことなど意外な発見でした。やっぱり食は育った環境に左右されますよね。

大統領の「最近イジメられてるな。私もだ。逆境だよ。だが逆境だから私はがんばれる。
逆境は人生のトウガラシだ。分かるね」という言葉がいいね
1988年頃ってシラクを下して大統領に再選された年。大変な時期だったのかしら?
ミッテラン氏はド・ゴールの次に国民に愛されている大統領、評価が高いですね。


ひとりそっとエリゼ宮を後にするオルタンス。そしてそれを喜ぶシェフたち。
一方、南極を去る時、皆から惜しまれ大勢に見送られるオルタンス。
彼女にとって、どちらが懐かしく思い出す職場だったのか?

ハリウッド映画だったら…シェフとの対決で盛り上げて感動系になるんだろうなぁ~。
その点フランス映画は淡々と、エリゼ宮と南極での彼女を描きます。

料理が美味しそう~!
  
                  
「尼さんのおなら」な~んてデザートもあり。食べてみた~い!

主人公を演じるのはカトリーヌ・フロ。大好きな女優さんです。
「女はみんな生きている」や「地上5センチの恋心」「奥様は名探偵」などに出演。
ミッテランを演じているのは俳優さんではなくて小説家で哲学者のジャン・ドルメッソン氏。
オーディションを受け映画初出演。え~!1925年生まれって…88歳!恐れ入りました。





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 ***** 見た 映画 *****

 9月 16日 「空気人形」DVD 是枝監督作品

        「彼女はパートタイムトラベラー」 DVD 

 9月 17日 「コバート・アフェア シーズン3 ⑤⑥」 DVD

 9月 18日 「コバート・アフェア シーズン3 ⑦⑧」 DVD

 9月 19日 「コバート・アフェア シーズン3 ⑨」  DVD
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アートアクアリウム2013@日本橋三井ホール

2013-09-15 | 展覧会
東京ミッドタウンで「カラーハンティング展」を見た後、日本橋へ。
コレド室町5Fの三井ホールで開催中の「アートアクアリウム 2013」をはしごしました。
テレビ番組で紹介されていた和の金魚の展示です。


 高速道路の下にある日本橋 お江戸 日本橋~…見えますか?           狛犬

      
  「麒麟の翼」だぁ~! ヨーロッパのガーゴイルのようです。高速道路が…残念です。
日本橋を渡って「コレド室町」に向かう途中に見つけました。
          
こんなところに「せんとくん」!奈良県のアンテナショップに出張中です。
このお店も「アートアクアリウム」コラボしていて、せんとくんが金魚を左手に持っています。

そして「コレド室町」5Fの三井ホール。
水曜日だったのそれほど混み合った感はなかったでが、休日は混むんでしょうね。
ホールの中はちょっと暗く、金魚の照明が映えます。
金魚は中国発祥で、銀色フナのなかに見つかった赤いフナから進化したものだそうで、
人間が手をかけなければまたフナにもどるとか。
ルーツは銀のフナなのに、よくぞここまで形や色、サイズなどの異なる様々な金魚が
作り出されたもんですね~。

  
        照明の色が変わるとイメージも変わります。

  
 昔みたNHK「美の壺」で、「金魚は上から鑑賞すべし」と言っていたのを思い出しました。
 「天頂眼」が藻の間から見えました。    (右)万華鏡を仕込んだ水槽…よく見えませんでした。

  
  
 昔飼っていた「水泡」・・・ひょうきんな顔がかわいい!
 
 春の景色
                  雪景色
      スクリーンに日本の四季の映像が写し出され、その前の水槽を泳ぐ金魚とのコラボ。

    
       金魚柄の着物      着物のスクリーンの前を泳ぐ金魚

   
    水槽がシャンパングラスタワーのような「大奥」 色が変わると雰囲気も変わります。
 
    
  
    何ともユーモラスな金魚                     オランダシシガシラ 

 どの水槽も、透明度が高くきれいでした。
 日が当たらないから藻は付かないにしても、金魚のう○ちはどのようにして浄化しているのでしょう?
なかなか幻想的で、夏の盛りにエアコンの効いた室内で優雅に泳ぐ金魚が涼をよびます。

こちらも入場料は¥1000で、9/23までやっています。

  
  通りの向こうは三越   古い建物は雰囲気があっていいですねぇ~




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 ***** 見た 映画 *****

9月13日 「許されざる者」BS クリント・イーストウッドの1992年の作品
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カラーハンティング展@六本木 東京ミッドタウン

2013-09-14 | 展覧会
東京ミッドタウンで開催中の「カラーハンティング展」に行ってきました。
安藤忠雄氏設計の「21_21 DESIGN SIGHT」は東京ミッドタウン・ガーデンの中にあります。
なんだか地面に埋もれている家のような、不思議な建物。
入口がわからず、どこかしら?ガラス越しに覗いたら…「ウィーン」っと窓だと思った
大きなガラスがスルスルと、入口であることが判明しました。
やはりコンクリートの打ちっぱなしで、階段で下に降りていくと展示室がありました。
             
   

  
   風を感じる青い色の紙がゆれる      階段を降りてゆくと地下なのに明るい設計
 
  
      ここからが展示です               

 自然や都市に存在する色を、水彩絵の具を調合し紙片に色を写し取る。
   取る採る撮る録る捕る獲る・・・というユニークな試みです。
  
空の色、土の色、ライオンの色、水の色。
  マサイ居住区の土をハント。
      
   ライオンシューズ、自動であちこち動き回ったり停止したりします。
  羽状のは朱鷺の色
        
     正倉院に収められた聖武天皇の遺愛品リスト「国家珍宝帳」に登場する色の再現
            
    各地の水で染めたハンカチ。左下の茶色のは箱根の水(だったと思います)
  
    
            名前や言葉の持つ色のイメージを表したもの、カラーボキャブラリ

  
     野菜の色を使ったカラフルな動画

めがねっ子の私が興味を持ったのは「肌の色のメガネ」
 
肌色のメガネという発想が全くなかったのですが、かけて見ると以外にも違和感なく合うんだわこれ。
めがねにメイクまでしたりして…。 今度メガネを作る時には肌色めがね、いいかも。
      
      少しずつ色の違う肌色メガネは試せます。JINSが提供してます。
      
  最後のコーナーには「あなたにとって幸せの色は?」これだと思う色のシールを張ってます。
  イメージする色は人によって千差万別。偏ることなくいろんな色が選ばれていました。
  あなたのイメージする幸せの色は何色ですか?

色んな角度から「」にアプローチした面白い展覧会でした。
入場料は、大人¥1000、学生¥800で、10/6(日)まで開催しています。





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 ***** 見た 映画 *****

 9月 8日 「歩いても、歩いても」 DVD 是枝監督作品 鑑賞は2回目です。

 9月 9日 「言の葉の庭」 DVD 何とも美しい映像のアニメーション



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日本の悲劇

2013-09-08 | 映画 な行
登場人物、たった4人。
女性二人はほんの数シーンのみで、ほとんどが仲代達也と北村一輝のお二人。
音楽も全く流れず、ふたりの台詞…息子の叫び・怒鳴り・懇願する声と沈黙のみ。
沈黙の中、扉を開けたり、砂利を踏む音などの生活音が生々しい。
映像は9割がた白黒。
母が存命で、子供が生まれ息子の家庭がうまくいっていた幸せな頃のみがカラーの映像です。
ドラマは生活の中心であるダイニングキッチン、父が籠った部屋の前の廊下のみで繰り広げられ
まるで舞台劇のようです。


   *************************

           日  本  の  悲  劇

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 < ストーリー >
余命3ヶ月と宣告された父親不二男は、勝手に退院し自室を封鎖し食事も水も摂ることをやめる。
そんな父親の行動に混乱し、怒り、悲しみ、困惑し、ドア越しに呼び掛ける息子義男。
義男はリストラから鬱になり、妻と子に去られ、父親の年金を頼りに実家で無為の日々を過ごしていた。
そんな息子の身を案じ、死を選んだ父親の真意とは……。

       
                     

非常に重いストーリーですが、これが高度経済成長とバブルそしてバブル崩壊の果てに起こっている
今の日本社会のほころび・閉塞感なのだなと実感しました。
若者の就職率低下・非正規雇用問題、失業率の上昇、うつ病、引きこもり、介護、
年金問題、大震災による喪失感などなど。
それらすべての問題を体現し、成す術のない息子の義男。
余命3か月と知り、何とか息子を助けてやりたいと思う父。精一杯の愛なんだねぇ。
ひっそりと死ぬことで、自分の年金を残してやろうとする。
年金で食いつないで、その間に職を探せと妻の位牌の前に座り即身仏になることを選ぶ。

 
             

いつもはその日本人離れした彫りの深いお顔立ちに鋭い眼光の北村一輝さんが、
扉をたたいて「そんなことは止めてくれ!」と子供の如く泣きじゃくる。
そして義男は・・・。

上記の問題以外に、
日本の家族が抱える問題や人間関係が稀薄になってしまった日本社会の問題を描く作品で、
重く考えさせられるました。




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 ***** 見た 映画・ドラマ *****

 9月 6日 「ビッグ・フィッシュ」DVD 

        「川の底からこんにちは」DVD 満島ひかり主演 

        「コバート・アフェア シーズン3 ①②」DVD

 9月 7日 「コバート・アフェア シーズン3 ③④」DVD
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愛さえあれば Love is all you need

2013-09-05 | 映画 あ行
何とも甘いタイトルやなぁ~っと躊躇したのですが、「未来を生きる君たちへ」「ある愛の風景」で知られる
デンマークのスサンネ・ビア監督作品と知り鑑賞。
「未来…」も「ある愛の…」も硬派の非常にに見応えある作品でした
そういうものを期待して見たのですが…、
以外にも、太陽が燦々と輝き、レモンがたわわに実るイタ~リアを舞台に
大人のラブストーリーでございました。
ただ、家族のゴタゴタが・・・やっぱり一筋縄ではいかないビア監督作品でした。
「Love is all you need」だとビートルズの「All you need is love」を想起します。


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       愛 さ え あ れ ば   Love is all you need

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 < ストーリー >
デンマーク。数年にわたる乳癌の治療が一段落、イタリアでの娘の結婚式を間近に控え
全てが好転すると思っていた矢先、夫の浮気現場を目撃し茫然とするイーダ。
妻を事故で亡くした悲しみを引きずり仕事一筋に打ち込み、息子とも距離を置いてきた
フィリップ。夫々の娘と息子の結婚式に向かうコペンハーゲンの空港で最悪の出会いを
した二人。新郎新婦、夫々の家族は集う中、徐々に惹かれていくふたり。
新郎新婦の結婚式は?イーダとフィリップの恋の行方は?

    
     結婚式を控えた若い二人と、幼馴染のアレッサンドロ(左)。

      
北欧に住む人たちにとってイタリアはやっぱり憧れの地なのでしょう。
舞台は南イタリアのソレント、かのアマルフィの近くのようで、何とも素敵な所です。
麗しのソレント」って中学校の音楽で歌わされた記憶があるのですが…
帰れ~君 故郷の街 このソレ~ントへ 帰~れ~よ
青い海とレモンの果樹園、こんなところで素敵な人に会ったなら、恋の花咲くこともある…かも。

しかし、この家族、どちらも波乱含みです。
浮気夫は離婚もしていないのに、若い浮気相手を婚約者として娘の結婚式に連れてくるは、
フィリップの亡き妻の妹は、問題児の娘を同伴しているのにフィリップに猛アタック。
新婦は新郎の心が掴みきれずマリッジブルー、新郎は自分でも気付かなかった性癖に動揺し、
父を毛嫌いするイーダの息子は横暴な父に激怒・・・。

デンマーク語の原題は「坊主のヘアドレッサー」だそうです。(公式ブログより)
恋愛ドラマではあるけれど、美容師イーダの人生再生ドラマです。
今まで家族に尽くしてきたであろうイーダ。報われることなく、やりたい放題の夫に
対峙することなく耐えるばかり。ひとり癌の再発に怯える中、よりを戻そうと優しくされると
夫の申し出を受け入れてしまう。ダメだよイーダ!
これって夫による家庭内のパワーハラスメントだよ~。
苦難の淵で最悪の出会いをしたフィリップだったけど、次第に互いの優しさに気付く。
          
ふたりが魅かれあった決定的な何かがあったわけではないけれど、歳を経て残りの人生を
豊かに暮らしたいと感じた時どういう人と一緒にいたいか?ってことなのかな?
自分の正直な気持ちに気付いた時、新たな道に踏み出すのに必要なのは「愛」ってか。
ソレントの果樹園に実るレモンの如く、甘酸っぱ~いラブロマンス。

帰れ~君 ふるさとの街 このソレ~~ントへ 帰~れよ

だって、相手はピアーズ・プロスナンだもんなぁ~。




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 ***** 見た 映画 *****

 8月31日 「300」DVD スパルタ~

 9月 4日 「愛さえあれば」@横浜ジャック&ベティ

       「日本の悲劇」@横浜ジャック&ベティ
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スター・トレック イントゥ・ダークネス

2013-09-01 | 映画 さ行
現在、懸案の断捨離を敢行中~!
毎年、夏と年末にスイッチオン! でも…なかなかスッキリ~とまでは至らず。
今年も、長年溜め込んだ本や雑誌・書類の整理を8月中に何とか!と、焦りました
「本当に要る物なのか?」大げさに言えば、自分のライフスタイルが問われます。
こんなに必要のない物に囲まれていたのか・・・贅肉同様、ついつい溜めちゃうんだなぁ。
昨日はブックオフへ行き、買い取っていただきましたが…こんだけ~っと悲しくなりました。

なかなか進まない「断捨離]ストレスを吹き飛ばすには、3Dの本作はうってつけ。
すっきり~、明日も頑張ろうという気になりました。


                  

      ス タ ー ・ ト レ ッ ク イントゥ・ダークネス 

                  


 < ストーリー >
西暦2259年。カーク率いるUSSエンタープライズは未開の惑星を調査中、危機を脱するために
重大な規則違反を犯す。無事に帰還すっるもカークは艦長の任を解かれ、スポックは別の艦へ。
そんな時、ロンドンの艦隊基地が爆破され、艦長・副艦長が揃う艦隊本部も襲撃される。
犯人は艦隊士官のジョン・ハリソン。クリンゴン帝国クロノスに逃げ込んだハリソンを追い、
艦長に復帰したカーク率いるエンタープライスはクリンゴンへ。一体、彼の目的は何なのか?
 

福島の原発事故によって、原子力は人間の手に余るものなのでは?という不安の中、
USSエンタープライズの動力機関が原子力というのはどうなんでしょう?
天使と悪魔」に出てきたような、よくわからないけどとんでもないパワーを秘めた「反物質」とやらにすればいいのに…。
放射能とか汚染・被ばく、制御不能とかという言葉にはやはり敏感になってしまいます。

未来の宇宙を舞台にしながらも、カークをはじめ人間はあまり変わっていない。
「情」のカーク VS 「論理・規則」のスポック。
艦長でありながらスポックへの友情から私情を挟み規則を逸脱し、艦長としての資質を問われるカーク。
個人的な感情を押さえ、時に薄情なほど非情にもなる冷静で論理的なスポック。
そんなスポックに愛情を抱きつつ、スポックの真情がわからず不満を感じるウフーラ。
      
              スポックとカーク
一人を助けるために大勢を危険にさらすのと、大勢の危険を避けるために一人を見捨てるのと、
リーダーたる人は悩むところよね~。まるでサンデル教授の「白熱教室 正義とは何か」みたい。
一人と大勢、両方助けられれば最善だけれど、それは結果オーライのラッキーなパターン。
士官学校とかって、こういうケーススタディするんですかね。
軍隊って、命令系統や規律がしっかり守られなければ維持できないから。
「この人に付いていきたい」と部下から信頼されるのは、やはり人間性なんでしょうね。
ギリギリの場面で決断を迫られるリーダー、辛いね~。
次々起こる危機の中で、冷静な判断を身に付けていくカークと
感情をあふれさせ「友情」に涙するスポック。カァーーーーク!

一方、遺伝子組み換えで超人になった300歳のカーン。
冷酷で圧倒的な強さを誇る不気味な謎の男をベネディクト・カンバーバッチが怪演。
この方、こんなに悪役がはまるとは思いませんでした。
   


安直なドンデン返しに、ちょっとアレレ~とは思いましたが、
これでもかと次々繰り出すアクションは、やっぱり3Dで迫力がありました。
そして…「スタートレック」はやっぱりあのテーマ曲が流れるとうれしいです。
タッタタ~、タタ、タッタタァ~ンタタタタァ~ン
1960年台当時の「いよいよ宇宙時代到来~」という明るい未来への憧れがストレートに表現された
名曲ね。 今の時代、こういうトーンの曲ってないですよね?

お馴染みのメンバーは今回も同じ役者さんで大活躍。
マーカス提督…どこかで見た俳優さん?
  「ロボコップ」のピーター・ウェラーじゃない!・・・老けました。

見終わって気になったのが・・・
あれっ、クリンゴン帝国は、あのままやられっぱなし?!
クリンゴンが攻めてきて、カーンと三つ巴の戦いかと心配しちゃったよ。



2009年公開の1作目はこちら → 「スタートレック



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