しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
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値が安く、夏場の庶民の味方です! ~前回の続き “旬魚”「シイラ」~

2010年07月21日 | 食・料理
7月の旬の魚「シイラ」について
前回の続きです。
今回も

《写真・文:水産技術センターホームページより》


(海上に浮かぶしいら漬けと陸上で準備中の漬木)

流れ藻や流木などの漂流物の
物陰に集まるシイラの習性を利用した
非常にユニークな漁法「しいら漬け」。

島根県ではこの漁法が盛んで、
小型底びき網の休漁時期の6〜8月を中心に行われるので、
島根県のシイラの漁獲は夏に集中しています。

シイラが島根県の沖合に姿を見せるのは初夏です。
数尾から数百尾の群れをつくり、
表層を遊泳しながら
日本海を北海道あたりまで北上します。

水温が下がる秋になると南下し、
暖かい海へ移動します。
島根県では10月下旬から11月になると
ほとんど姿が見られなくなります。

シイラの旬は夏。
値が安く、比較的魚の少ない夏場の庶民の味方、
いわゆる大衆魚です。

刺身、塩焼き、煮付け、フライ、
干物などに利用されます。



シイラは個体によって
肉の色や硬さが異なり(筋肉中の乳酸の量によります)、

肉に透明感がある物は刺身素材に適しており、
肉が白っぽい物はムニエル、フライや
冷燻(いわゆる魚の生ハム)の素材に向いています。

シイラはフライ素材としては、
ふっくらサクサクとして美味しく、
国産のフライ素材として
もっと活用できると思います。

ちなみにハワイではマヒマヒとよばれ高級魚となっています。



以上、水産技術センターのホームページから、一部ご紹介しました。
詳しくはコチラにアクセスしてみてください
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/suisan/shinkou/umi_sakana/sakana/2/2-21.html
(島根の魚 シイラ)
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/suisan/shinkou/umi_sakana/syun/6-7.html#04(島根の旬の魚 6-7月


《関連リンク》
○とびっくすNo.15(水産技術センター発行のトピックス誌)
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/suisan/shinkou/umi_sakana/syun/6-7.data/tobics015.pdf
○しいら漬け漁業(水産技術センターHP 島根の水産)
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/suisan/shinkou/umi_sakana/sakana/3/3-06.html


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