大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みのない直ぐに歯が入るインプラント インプラント学会専門医

大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みのない直ぐに歯が入るインプラントパイオニア インプラント学会専門医

身体が先にだめになるか、歯が先にだめになるか、しっかりと考えて欲しいのです。

2020年11月04日 | Weblog

日本人は、長生きする方が増えてきています。

 

しかし、自立自律できて人生を全うできる方はなかなか増えていない、というのが現状なのではないでしょうか?

 

女性の方は平均寿命で90歳、男性でも80歳を超えるようになってきていて、それは喜ばしいことなのでしょう。

 

しかし、女性で13年、男性で8年くらいになる、と言われている介護期間を考えると、果たしてその方ご自身は幸せな人生だった、と素直に喜べるのでしょうか?

 

私が日々治療をさせていただいている患者さんは、やはり高齢になられている方が多いですが、皆さん口を揃えて自分は介護とかされたくない、子供の世話になったり負担になったりするのが嫌だ、と言われます。

 

自分のことは自分でできる状態で、ピンピンコロリで死にたい、と言われます。

 

しかし、日本の高齢者の現状は全くそうではありません。

 

殆どの方が、平均的なデータに基づいて終末期を過ごされて旅立たれているのです。

 

そして、介護状態になると、普通に食事をすることが難しくなってくるのですが、そのことを余りちゃんと考えておらず、いざその時に至って口腔機能不全で困った問題になってくる方が増えてしまっているんです。

 

一般の皆さんは、普通に歯科治療はできるものだ、と考えておられることが多いのですが、実はそれは全く違います。

 

歯科治療を経験している方は皆さん治療後って体力的に疲れる、と感じませんか?

 

治療用のユニット(椅子)に座らされて、口を開けて、じっとしているのって、思ったよりも疲れることではなかったですか?

 

元気な時にそう感じるのに、果たして身体がきかなくなって、体力も落ちてしまってできる、と思いますか?

 

私は、そうは思いません。

 

私は開業する前、医療法人時代に往診車に乗って老人ホームとかに往診に行っていました。

 

そこで経験したことは、今の私の宝物になっています。

 

結論だけ言いますが、お口の治療が間に合わなくて食形態を変えること、具体的に言えばゼリー食とかにされてることが殆どだったんです。

 

そして、私が入れ歯とかの治療をさせていただく時、患者さんは必ず昔のような食事ができるようになりたい、と嘆かれていました。

 

普通にされて、今まで通りの従来の延長を過ごしていると、同じような老後、介護状態を迎えることになってしまうんです。

 

残念なんですが、このことに対して警告を発して、そうならないようにと情報発信している所は殆どありません。

 

現実起きていることなのに、後手後手に回るのが普通で、ほぼ放置されてるんです。

 

そして、そんなだからでしょう、介護施設とかでの歯科往診とかの評価、評判はあまり芳しいものではなく、医者から義歯等を使っても咬合回復はなかなか望めない、といわれてしまったり、ケアマネからは、歯医者は入れ歯ができない、下手と言う有り難くない固定概念まで持たれてしまう始末になっています。

 

そうなんです。

 

介護状態になって、お口の状態が悪くなって、口腔機能を失ってしまうと言う、悲しい現実が沢山沢山起きているんです。

 

このことをちゃんと知って欲しいんです。

 

今日の題に書いた、身体が先にだめになるか、歯が先にだめになるか、は、とても重要な問題なんです。

 

身体が先にだめになってから歯科治療はほぼ不可能なんです。

 

歯が先にだめになれば、当然身体も栄養状態が悪くなって大変ですが、体力があれば治療を受けると言うことができます。

 

そして、歯の治療を受けていただけて備えておけば、栄養状態の改善を図れ、身体がだめになるのを予防できる効果が高い、ということを強調したいのです。

 

歯の治療を70歳までくらいに済ませておいて、あとはメインテナンスで守る、という準備の仕方をされて欲しいんです。

 

実際に、私の医院の患者さんは、有り難いことにお口の状態を守ることをできていて、その方々を見ているととても若々しいんです。

 

私がかつて往診していて治療にあたってきた患者さんと同年齢になっていても、うちの患者さんは若々しい。

 

勿論、自立自律できていてお元気に過ごされています。

 

お口をちゃんと治されて、老後に備えている方は、とても若々しい。

 

60代で治療受けてると20年経てば80代になってるのですが、とても80代には見えない。

 

そんな患者さんばかりです。

 

そして、悲しいことに80代後半に至って、いよいよ困ってから何とかならないか、という患者さんも来られます。

 

とても言いにくいことですが、同年代の元々のうちの患者さんと比べてしまうと老けておられる。

 

と言うよりも、年齢相応に老けている、といったほうが正しいんだと思います。

 

うちの患者さんは異様にというか、ちょっと普通と違って若々しい、というのが驚きなんです。

 

そして、これが大事なポイントですが、元々はうちの患者さんは相当に歯が悪かった、お口の状態が悪かったというところからスタートしてるんです。

 

正直に言ってしまうと、平均よりも悪かった状態だった、と思います。

 

そこからスタートして、60代でしっかりと治して今80代になって比べてしまうと、若々しいんです。

 

患者さんによっては、治療前のほうが老けていて今のほうが若々しい、という感じを受ける方も少なくありません。

 

20年という歳月を逆行してるんじゃないの?と見えるくらいの患者さんが割りと普通におられるんです。

 

このような事実を知って欲しいんです。

 

歯が元々は悪くても、一念発起してちゃんと治してメインテナンスし続けてきたら、いつの間にか周りよりも自分は若々しくて健康だ、と自信に満ちて過ごされている。

 

このような現象と老人ホームで経験したことと比較したら?

 

明らかに、私は歯をちゃんと治しておいて老後に備える、という生き方が良いと明言します。

 

身体は介護状態でも特に病気もなくて長生きできている時に歯が悪かったら?

 

私のお勧めは、人生を全うできるその時まで歯が、お口が元気でいることです。

 

最期に蛇足ですが、認知症の専門家、パイオニアが自分が認知症になった、と言う番組を見ていて感じたことがあります。

 

大変失礼なのですが、H先生はお口の機能はちゃんとされておられなかったんじゃないのでしょうか?

 

何故かと言えば、あの喋り方、お話の仕方を見ていて、何か入れている入れ歯か何かちょっと不具合があって快適に使えてないじゃないかな?と感じたからです。

 

そう言えば黒柳徹子さんも、少し前から喋り方とかが具合が悪そうですよね。

 

お口の機能回復がちゃんとできているのかどうかは、食事ができるかだけでなく、喋り方とかにも出るんです。

 

私は入れ歯の専門家なので、それは直ぐに分かります。

 

ある程度体力があり元気なうちに、老後に備えて歯科治療を済ませておく。

 

大事な大事な新しい考え方だと思っています。

 

歳を取りいよいよになってからでは、治療を受ける体力気力もなくなってしまって大変悲しいことになる、というのを甘く考えないで欲しいんです。

 

 

 

 

 

 

 

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