大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント新時代が宣伝されますが、新説に理論的反論を敢えてします!

2010年04月10日 | 即時MI審美インプラント治療の話
今日は、週末なのでチョット危ないかな、と言う話を書きます。

ノーベルバイオケアーの標榜しているAll-on-4、即時、低侵襲、グラフトレス等々への理論的反論です。

今、痛まない低侵襲でGBR骨造成もしないで、しかも即時で歯が入る、と言う患者さんにとっては理想に聞こえる治療方法がノーベルの主導で大々的に宣伝され、そのシステム自体が売られています。

まず痛まない低侵襲と言いますが、その実態は顎の骨をまったいらに削るんですよ、と言う事は殆ど伏せられています。

何故そんな事をするのかと言うと、All-on-4と言うシステムでは極限まで少なくしたインプラント本数を傾斜させたり工夫をして植立する為、インプラントと義歯の継ぎ目が笑った時でも見えないようにしないといけないと言う理由で、計画通りに植立しなければいけないので、本来歯が生えていた歯槽骨を殆どなくなる位まで平らにしてしまうのです。

低侵襲と標榜していますが、骨が残っているのをわざわざ殆ど削るものを侵襲が小さいと良くぞ言えたものだなー、とビックリしてしまいます。

All-on-4がMIと言うのは大きな間違いで、マキシマムなんじゃないの?と私は申し上げたいです。

さらに言えば、All-on-4ではあくまでも義歯を固定する治し方に過ぎず、現在標榜されている審美的なインプラント治療とは全く違うものである、と私は思います。

総入歯の歯の部分だけを切り取って、顎の骨にネジで留めているもの、と言う表現がAll-on-4の正しい治療終了状態と言っても過言ではないでしょう。

その装着感がどんなものなのか、我慢できる患者さんはそれで良いでしょうが、私はそう感じない患者さんが沢山いると思います。

しかも、歯槽骨を殆ど切り取りますから、義歯とインプラントの継ぎ目が相当歯茎の下のところになってしまい、磨き難さはかなりのもので、食べ物が溜まって気持ちが悪い事でしょう。

骨をそれだけ大量に取れば、当然痛みとか腫れもその分増えるでしょうし、患者さんにしてみたらこんなに無くなるの?入った歯に関しても入れ歯をネジ留めしているだけじゃない、と感じると思います。

次に即時負荷と言う事ですが、4本で無理して支える方式ですから、最初は前歯ばかりのチョンチョン噛みしかできませんし、最終的に噛めるようにして行っても大臼歯部位での噛み合わせは空かせてある状態で小臼歯部位までしか噛ませません。

こんな状態なのに、すぐに噛めると言う標榜をしているのは針小棒大なのではないでしょうか?と私は思います。

たった4本で全部を繋いで支える方法では、日本人の下顎では小臼歯までの回復しかできないようですし、上顎では4本では危険だと言う事で6本が推奨されると言う、概念の言葉自体が違うだろう、と言う状況に陥っています。

これは結局上顎に4本でやって見て、結局駄目になってしまって、やり直しになるという事態を招いた言から6本で、と言う事になっているのです。

じゃあ、6本植立するならわざわざ傾斜させて埋入する事をしないで、出来るだけ平行に植立し、さらには骨も出来るだけ温存して歯を治す時のようなブリッジにした方が長い眼で見たら、良いのではないでしょうか?

何故ならAll-on-4と言っても結局最終義歯までは半年以上待って、それから歯を作っているので、何ら通常の治療と変わらないし、それなら傾斜させなくても良いと私は思います。

半年もの時間があれば、インプラント同時で上顎洞に骨造って、噛めるように出来る時間とさして変わらない。

では何故、骨をギリギリまで削ってまで傾斜して植立して治療するのか?

全く私には分かりません。

即時負荷と彼らが呼んでいる方法も、すぐに噛める訳ではないと言う、私がもうかなり前から主張している歩調に合わせていて、奥歯の噛みたい所で噛めるようにはできていない。

その日に噛めると言うのは、やはり誇張表示だろう、と私は言い切ります。

現時点では即時荷重インプラント治療では、上顎でも6~8本植立できて、6本以上が35Nで植立でき、全てを強固に連結する事で、柔らかいものなら食べれるようにできます。

この方が、余程すぐに噛めるに近いのではないでしょうか?

しかも、ストローマンを使えば治療期間も4ヶ月を切る事もできます。

植立本数も6~8本ですから、6本なら同じですし8本でも2本差しかありません。

それで結果と安全性、快適性で全く違うのに、その事をしっかり指摘している方がいないので、私が敢えてします。

どちらが良いのかは明々白々と言えるでしょう。

最期に、グラフトレスの考え方ですが、これも骨だけの問題を見て言っているようですが、実は歯科用CTをチャンと見れば、植立できる所があるのは良く発見される事ですので、わざわざ極端に短いインプラントを使用する意味が分かりません。

パノラマやデンタルのレントゲンだけでグラフトレスと言うのは、昔の話で、今歯科用CTがある時代では、考え方を変えなければいけない、と指摘します。

短いインプラントで頭がでか過ぎるもので良いのかどうか、もっと考えるべきではないでしょうか?

はっきり言いましょう。

ノーベルは宣伝が実に上手です。

実力以上に見せる宣伝力は超一流と言えるでしょう。

しかし、使われているインプラントは宣伝されているほど骨とはくっ付かないし、色々と言われているほどできる訳ではない事はユーザーほど反論できないでしょう。

例のノーベルガイド。

歯科用CTデータを元にして低侵襲でオペできるとされていますが、意外なほど誤差が大きく、安全域をかなり広く取らないと使えない事がハッキリしだしています。

分かっているDRが使えば良いでしょうが、安易なDRが使ったらどんな結果になるのか?

特に私はザイゴマインプラントに危険性を感じて仕方がないです。

最悪の事故が起きてからでは遅いので、かなり強調して置きます。

因みに、海外ではザイゴマで最悪の死亡事故が起きています。

本当に安全なのか?

安心なのか?

そのDRは経験豊富で何かあっても全身管理で止血でき、命を救えるのか?

私は恐くて仕方がないです。

少なくともザイゴマは緊急入院、全身管理下での救命手術ができる設備の整っている施設でやるべき、と指摘します。

このようか危険性の部分で、ノーベルがキチンと広報しているのか、特に一般向けに出しているのか?多大な疑問があります。

しかし、本当に最期の最後で書きますが、実は私もノーベルでしか使えない治療では使っています。

良い所も沢山あるのです。

その辺に関しても、私自身はDR.アルブレクソンに異論ある者で、その点ではノーベルを擁護する者でもあります。

アルブレクソンにとってはノーベルダイレクトは、目の上のたんこぶなので、政治的意図があって攻撃している、と私は糾弾します。

しかし、商業的に売る事ばかりに重きを置いている今の主な戦略には、おかしいんじゃないの?と反論します。

誰も書かないようなインプラント界のガリバー、ノーベルに対しての反論、好き放題書かせていただきました。

反論ある方は、どうぞコメント下さいませ。


KMインプラントセンター松元教貢歯科医院は、世界最新情報に加え独自の手法を編み出し、患者さんの夢を叶える為だけに頑張って来ました。

確かな即時低侵襲審美インプラントをご希望の方は、一度ご相談にお越し下さい。

積み上げて来た経験、世界から得た知識で最高レベルのものでお答え致します。

03-3775-0044 または kmdetanl21_genmatsumoto@yahoo.co.jp までご連絡下さい。

参照:http://www.samurai-implant.com/


4月9日(金)のつぶやき

2010年04月10日 | Weblog
09:56 from Keitai Mail
インプラントのレプリカとかを見てもらうと、患者さんは必ずこんな大きいものなんですか、と驚かれる。始めの頃は、その反応に逆にこちらが驚いた。何故なら、歯根の方がだいたい大きいから。患者さんは生えてる歯の根がかなり小さいと思い込んでる。正しい知識の普及は大事。
10:28 from web
患者さんは自分が調べて知った事とか覚えた事に固執する。しかし、残念ながら素人なので知識、判断が科学的、医学的バランスを欠いていて、筋の通らない事をできるんじゃないか、と希望してたりされる。民間療法とか色々な治療方法、果ては霊感療法まで、広がる理由が分かる気がする。玉石混交過ぎる。
10:35 from web
インプラント界が玉石混交なのを嘆いているレベルじゃないくらい、世の中には色んな療法が存在している。医者の世界は大変なんだろうなー、と感じる。歯はチャンとしていれば間違いなく健康になる。老後でも好きなものを最期まで食べれる。
14:49 from web
クイントから出版された長期安定インプラント治療、今日来て読ませていただきました。現時点でのインプラント治療のレベルを知るには好書だと思います。ネット上とかで展開されている、美味しすぎる話があり得ない事が証明されている本です。患者さん達にも見ていただきたいので、医院に置きましょう。
14:54 from web
医院に置きましょうと提案していますが、私は内容に関しては異論がかなりあるので、全面的に賛成して勧めている訳ではありません。でも現状を知るには良い本だと思います。即時、審美、低侵襲等、話題の事が出ています。夢物語から醒ましてくれる、と言う意味でお勧めします。杉山先生だけは流石です。
14:59 from web
因みに、私のブログは1日で800PV位。1月で24000ですね。結構読まれているブログらしいです。皆さん熱心なんですね。私の本音で言えば、読んでないで実際に来て相談した方が良いのに、と思います。半年とか1年とか読んで来てる、とか待ってる間に悪化するのに、と残念です。早いが良いです
20:41 from web
昨日のオペしたインプラント患者さんも、当然の如く何ともない。抜歯即時で同時骨造成処置と歯肉を増えるような処置をして置いた。骨質が柔らかくて即時荷重出来るほどの初期固定値が得られなかったが、動揺とかは全くない。こう言う症例で1回きりの手術で終わらせてあげられないのは、気の毒だろう。
20:53 from web
山内先生がブログで立派な事を書かれていた。http://blog.livedoor.jp/kotoichi1963/archives/51492964.htmlこう言う情報ほど外には出ない。私がアストラ嫌いなのは、即時荷重に向いてないし、アバットメント接合部が薄くて弱いから。
20:59 from web
アストラ使って抜歯即時して、揺れたケースのリカバリーにストローマン使ってGBRまでしたらストローマンは全然OKだった。骨との相性、早くくっ付くので1番なのはストローマン。数々のインプラント使って来た経験上、間違いないし、世界でもSLAが比較の基準化している。要は使い方次第なのだ。
21:13 from web
リカバリーの仕方も。アストラインプラント撤去同時ストローマンインプラント植立GBR歯肉再生。他社のリカバリーは他院植立のものかなりやったが、全てこの方法でして来た。その度にストローマンの優位性を感じた。その結果チーフの一言、何故他のインプラント使うんですか?患者さんが可哀想です。
21:16 from web
確実にくっ付いてくれるインプラントが患者さんは一番希望している筈。チーフの言葉でストローマンばかりになった。結果は彼女の予想通り。揺れたり脱落の心配が殆どなくなった。セミナーとか行くと、良く脱落とかの話聞く。皆言わないだけ。真面目に勉強しているDRでもそうだからしていないDRは?
21:23 from web
時間が掛かる事でもストローマン以外のインプラントはどうなんだろう?と思っている。6週間で確実に終了出来るものはない筈。上顎骨でも脱落は少ない。私にはHAインプラントは要らない。BR-ソニック使ってのデータが、その事が表に出ているんだろうか?私は知らない。誰か知っていたら教えて。
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