大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントのレクチャーを4日間D. ターナーからサンフランシスコで受けて来ました。

2008年07月22日 | ニュートンドクター見て下さい。
15日~18日まで4日間、サンフランシスコのIDEAでNY大のD.ターナー教授のレクチャーを受けて来ました。
大変に感銘を受けたのは、地道に臨床を積み重ね、リサーチを出し、問題点を挙げ、解決策を考え、実践して行っているんだと分った事です。

今、先端領域では、やれ即時だ、審美だ、GBRだ、サイナスリフトだ、と賑やかですが、その何処にもバックデータが乏しくて、今解明しながら進んでいるのであると、明確に示して下さった事です。

9月のシアトルでのターナー教授がレクチャーを依頼されている演題が又も即時であると、肩を竦めていらっしゃったのが、実に印象的でした。
彼自身も、学会とかメーカー主導型のセミナーに於ける、求められる内容に対して辟易気味なのです。

その姿に、臨床家としての良心を本当に持っている方なんだな、と彼が世評で言われているようなイメージとは別に、真っ当であると確信しました。

これから、世界的にインプラントの治療が商業ベースでどんどん進み、展開して行く事に対しては、かなりの警戒心を抱いた方が患者さんに向かっては良い臨床家なのである、と示されたのだと信じます。

私自身も、最近の即時、審美、GBR,サイナスリフトが先走る流行には辟易しており、地道にインプラントを進めるターナー教授の姿には、大変に共感しました。

大変に言い辛い事ですが、日本の臨床家も流行に浮かれ、即時、審美、GBR、サイナス等に浮かれ過ぎであると、私自身も思っています。
昨日のサージガイドのセミナーでも、JIADSの石川先生が神業の臨床例を何例も提示されましたが、GBRとかの合併症が18%以上であるデーターをキチンと明らかにされていました。
大変に勇気があり、立派な行為であると、私も感銘を受けました。

超一流を進む石川先生、ターナー教授だからこそ、それでも18%レベルで済ませられているのでしょう。
これを、彼らほどの腕のない方々がやったら如何なる結果になってしまうのか、空恐ろしい気が私にはします。

このような難しい手術を恒常的に成功させ、患者さんを救える方は、ほんの一握りしかいない。
これは厳然たる事実なのです。

超一流のDR達ですら、日々反省の中で手技を改良し、バイオロジーを学び、如何にすべきかを毎日毎日実践しながら取得しているのです。

行く道は違っていても、進み方は全く同じであると実感させられました。

私は2000年から自分の道を即時荷重へとシフトし、2003年から更にMIを加え、何処にもデータがない中、恩師DR.ラムの教えを基本に置き、日本人向けに改良してきました。
そして、天運に恵まれたとしか言いようがないのですが、事実大きな失敗をする事なく、ここまで来れて自分なりにルール、法則、プロトコールを導き出せたのです。

皆、自分が歩んで来た道に、自分なりに自負がありデータ、結果があるのです。
それぞれにバイオロジーのゴールデンルールがあり、その中でこれから切磋琢磨されて、未来が切り開かれて行くのでしょう。

私は、私自身が8年掛けて導き出したルールに基づき、それを専門家、患者さんへ衆知する努力を計り、更に改良をし続けようと硬く決意しました。


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