元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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85歳の母の「超能力?」(調理処理能力)

2008年02月16日 | ふるさとの母親


今朝 早くに看護師の次女が単身のマンションを訪ねてきました。
二日遅れのバレンタインのチョコレートを届けてくれました。
本命でないことはわかりながらも、嬉しいものです。

夜勤明けで、すっぴんで少し疲れた感じです。
「おなかがすいた」というのでありあわせの朝食ですが、作ってやりました。
娘が作るのではなく、私が作るのです。
家で何もしなかった以前の父親では、考えられないと驚きます。

いまから、寝ずにバスケットに行くそうです。
若さとは元気そのもの。素晴らしい。

    

娘の来る前に母親といつもの長電話です。
鯖寿司を仕込んだそうです。

寒鯖のいいのがあったので、鯖寿司にして送りたいとのことです。
ノルウェー産だと言います。一匹800円くらいの少し大きめの鯖です。
皮をむいて、小骨も取ります。砂糖を少し入れた酢で数日しめます。
酢飯の量はいつも多めです。減らせという私の言うことを聞きません。
今シーズン3回目の鯖寿司です。届くのが楽しみです。

85歳の母親は、足は弱ってきたものの私以上に元気です。
未だにめがねなしで、新聞を読みます。

餅も独りでつきます。
正月には、7~8回も、もち米を蒸し上げ、餅つき機でつきます。
熱い餅をちぎりながら、手早く器用に両手でそれぞれにもむのです。
数百の餅を宅配であちこちに配ります。
旧正月始め、年数回は餅をつきます。

     

赤飯などは数十人前を作り、親戚・知人のイベント(祝い事や法事)に届けます。
仕出し屋顔負けです。明日は母の妹の三回忌。20人前を作るのです。
喜ぶ顔が見たいから、作るそうです。負けます。

9人兄弟の大家族の長男に嫁ぎ、短期間でしたが、祖母に仕込まれたそうです。
気楽な国鉄勤めから旧家の嫁に来て、何もできないため苦労したそうです。
しかし 負けん気が強く、涙もろいのです。

ただ 口うるさいのには閉口します。時に私と口論になります。
近所のことから政治や教育、社会のあり方を嘆くのです。

こんな母親でも親は親です。
父親を早くに亡くしたため、親孝行をしたいのです。
娘たちは、マザーコンプレックスではないかと言いますが。
いまから 同居のかみさんも大変です。

画像  実家の床の間(奥の間は、八百万の神で満杯です)
     (左下の太鼓は、神楽などの時 神主が叩きます)
     次女の作ったチョコレート
     母親の前回の宅配
(酢飯のはみ出した鯖寿司、自家製のふぞろいの餅、つなぎなしのそば)

コメント (10)
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