今朝 早くに看護師の次女が単身のマンションを訪ねてきました。
二日遅れのバレンタインのチョコレートを届けてくれました。
本命でないことはわかりながらも、嬉しいものです。
夜勤明けで、すっぴんで少し疲れた感じです。
「おなかがすいた」というのでありあわせの朝食ですが、作ってやりました。
娘が作るのではなく、私が作るのです。
家で何もしなかった以前の父親では、考えられないと驚きます。
いまから、寝ずにバスケットに行くそうです。
若さとは元気そのもの。素晴らしい。
娘の来る前に母親といつもの長電話です。
鯖寿司を仕込んだそうです。
寒鯖のいいのがあったので、鯖寿司にして送りたいとのことです。
ノルウェー産だと言います。一匹800円くらいの少し大きめの鯖です。
皮をむいて、小骨も取ります。砂糖を少し入れた酢で数日しめます。
酢飯の量はいつも多めです。減らせという私の言うことを聞きません。
今シーズン3回目の鯖寿司です。届くのが楽しみです。
85歳の母親は、足は弱ってきたものの私以上に元気です。
未だにめがねなしで、新聞を読みます。
餅も独りでつきます。
正月には、7~8回も、もち米を蒸し上げ、餅つき機でつきます。
熱い餅をちぎりながら、手早く器用に両手でそれぞれにもむのです。
数百の餅を宅配であちこちに配ります。
旧正月始め、年数回は餅をつきます。
赤飯などは数十人前を作り、親戚・知人のイベント(祝い事や法事)に届けます。
仕出し屋顔負けです。明日は母の妹の三回忌。20人前を作るのです。
喜ぶ顔が見たいから、作るそうです。負けます。
9人兄弟の大家族の長男に嫁ぎ、短期間でしたが、祖母に仕込まれたそうです。
気楽な国鉄勤めから旧家の嫁に来て、何もできないため苦労したそうです。
しかし 負けん気が強く、涙もろいのです。
ただ 口うるさいのには閉口します。時に私と口論になります。
近所のことから政治や教育、社会のあり方を嘆くのです。
こんな母親でも親は親です。
父親を早くに亡くしたため、親孝行をしたいのです。
娘たちは、マザーコンプレックスではないかと言いますが。
いまから 同居のかみさんも大変です。
画像 実家の床の間(奥の間は、八百万の神で満杯です)
(左下の太鼓は、神楽などの時 神主が叩きます)
次女の作ったチョコレート
母親の前回の宅配
(酢飯のはみ出した鯖寿司、自家製のふぞろいの餅、つなぎなしのそば)
福井では床には掛け軸だけ飾るのが
普通です。所変われば・・・・・・ですかね。
さぞ美味しかったことでしょうね。
お嬢さんにとってもお父さん手作りの朝食は
格別だったことでしょう^^
お母様は本当にお元気ですね。
まもなく息子さんご一家が戻ってこられるのが
生き甲斐になっていらっしゃるでしょうね。
こんな献身的なお母様には
マザコンでなくても頭が上がりませんよね^^;
鯖寿司もそばも豆入りの餅も、
どれも本当に美味しそうです
休日の早朝 一時間は母親と電話です。
大半は母親がしゃべっています。
新見で起きたこと、親戚の動向、何より母親の行動・考え方がわかり安心です。
新見に帰った時「浦島太郎」にならないように、情報を知っておきたいのです。
本家に嫁いだため、周りに気を遣い、苦労した母ですが、今ではこの家は私の家だと切り盛りです。ただ孤独な気持ちの愚痴を言いたいのを我慢しているのがわかり、愛おしい気持ちになります。
mokuson2さん
小さい頃から見慣れた、床の間を当り前だと思ってきました。ただ近所と比べても、ごちゃごちゃといろいろなものがあるなとは思っていました。
この部屋だけ天井が高く、神楽を舞って、なぎなたを振り回せるようになっています。
graziaさん
おっしゃるように、私たちの帰郷が励みになっているのは事実です。本当に同居を始めるのは、実家のリフォームか新築後のことです。それまでは、さまざまな準備のため落ち着かない生活です。仮住まいと実家と妹の家を行ったり来たりの予定です。
でも 帰れる故郷とそこで私たちを迎えてくれる人たちの存在はありがたいものです。
小生は千葉県に住み、年齢は50代前半です。天星人語名でブログを書いています。
コメントありがとうございます。
ブログをお読みいただきありがとうございます。
天星人語さんのように、「社会派」ブログではありません、自分の周りのことを書いております。
夢を追いかけ、仲間と巡り合うことに喜びを見出しています。今後もお読みいただければ、うれしく思います。
立派な床の間ですねぇ~!八百万の神々に守られているんですね!
ところでステキなお母様ですね、いろいろとご苦労をなさっていらっしゃるのでしょうねぇ・・・・・
元ベース弾きさんが戻られるのを指折り数えて待っていらっしゃる事と思います。
弱音をはかないお母様の心中を察して行動しようとしている元ベース弾きさんも偉いなぁ~!
コメントありがとうございます。
シニアの孤独の話に惹かれて、クーピーさんのブログを訪問しました。
私の母は、30年近く独りで生活してきました。
負けん気と近所の人たちのおかげで、病気もせずに生きてきました。しかし本音は不安だったと思います。
今度は私たち家族が、支えます。
お母様のことを読ませていただいて、今は施設にお世話になってる私の事もわからなくなった母との共通点を懐かしく思い出すことができました。
8人兄弟の父に嫁いで長い間「食べること」を苦にもせず、農作業も、針仕事も頑張って遣ってきた母のことを・・。
お母様がお元気でなによりですね。
今度のUターンはさぞ、お喜びになってるでしょうね。
休日の朝のお母様との「あれこれ」は、ベース弾きさんの親孝行ですね。なかなか出来ないことなのにお偉いと思います。
少し過去ログ拝見させて頂きました。
「音楽一家」なのですね。裏山しいです。
「廃校」も「ご実家の離れ」も「もったいない精神旺盛」な私にはもったいなさ過ぎますね~
「音楽の村」に私も招待して頂けたますでしょうか
(昔太鼓係遣ってました~)
これからもちょくちょくお邪魔させてくださいね。
コメントありがとうございます。
おかあさんのこと…言葉になりません。
私の母親の元気さに感謝です。
大正女の意地っ張りがあちこちに出ます。
私にしゃべらせてくれません。
9人兄弟の父に嫁いで、苦労したらしいですが、今は我が家の大黒柱です。
音楽村の開村後、ぜひおいでください。
お金のないオケやバンドの合宿所をイメージしています。どうなるかは、企業のメセナ次第です。資金調達の準備中です。ハードルはありますが、私の夢です。