元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

わが家の「のだめ」三女のトランペット後期試験

2008年02月12日 | 音楽


昨晩 トランペットを学ぶ三女が久しぶりに来ました。
金管アンサンブルの演奏を聴いた帰りに寄ったのです。

そして、大学のトランペットの後期の実技試験の録音MDを聴かせてくれました。
演奏曲の出足は相変わらず不安定です。

本人も大音量で試験曲を聴くと「恥ずかしい」の連発です。
ケアレスミスや音のはずれがあるからです。

三女の自己採点は74点だそうです。
74点というリアルな数値の根拠を聞くと、10回演奏しても1~2回しか出ない
ハイトーンが試験中に吹けたのだそうです。音に「当たった」という表現でした。
これが「まあまあ吹けた70点」プラス4点の加点の根拠です。

娘は緊張しなくなることが「怖い」と言います。
普段から適度の緊張感が必要だそうです。
そうでないと突然来る極度の緊張が暗譜したものを忘れさせるのだそうです。
10人ほどの審査の先生の前で吹くそうですが、娘の感覚がわかりません。

        

そのあと、三女の高校生の頃の演奏会や市民アンサンブルのDVDを一緒に観ました。
高校最後のDVDは演奏会終了後、見る気がしなかったそうです。

でも今日久しぶりに見て、思いだした感動を昔の仲間に伝えたいそうです。
というのは、三女が演奏会の最後の方で、挨拶し仲間を紹介する場面で泣いたのです。

部長として苦労したことや自分の至らなさ、別れる仲間を想って、感極まったのです。
直後は、自分の泣く姿を見たくなかったのでしょう。
その場面では、私も涙します。当時の娘の気持ちがよくわかるのです。
しかし技術的には下手でも、懸命に演奏した時代や仲間を思いだしたようです。

今の三女には、ドラマのように音大をエンジョイする時間もなさそうです。
スランプの落差と時間を縮めるためには、練習しかないそうです。

音楽は素人の私に、娘はよくしゃべりました。
言いたいことを吐き出したあと、帰って行きました。
東京の娘達との時間もあとわずかです。秋には、岡山です。
子供に負けられません。頑張らなければ。

画像   テレビの中のNHK交響楽団
      正月浜松で妹の伴奏で練習する三女




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする