信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ソバナ

2018年08月11日 | 日記
キキョウ科:Campanulaceae ツリガネニンジン属:Adenophora 学名:Adenophora remotiflora
和名:ソバナ 岨菜 原産地:本州、四国、九州。 海外では、朝鮮半島、中国に分布

8月5日、恒例の夏山登山。今年は南信州の尾高山(2,212m)に行ってきました。
しらびその林が日光を遮り、登山路の周囲は美しいシダとコケに覆われていました。
      しらびそ:モミの木に似ていおり、木の幹は白樺のように見える。
前夜の雨が嘘のように晴れ、吹きわたる風がさわやかで夏の暑さを忘れるほどでした。

樹林帯で花が少なく、バイケイソウやゴゼンタチバナは花の時季が終わり、
やっと登山口の崖の上に淡い紫色のソバナの花を発見!  
ツリガネニンジンとよく似ていますが、花が輪生するツリガネニンジンとは異なり一つづつ花が付く。
名前は、切り立った崖「岨」に咲くからという説と、葉の形が蕎麦の葉に似ているから、という説があります。
我が家の庭のツリガネニンジンは、暑さに負けそうです

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