信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

コウリンカ

2020年08月10日 | 日記
キク科:Asteraceae コウリンカ属:Tephroseris 学名:Tephroseris flammea glabrifolia
和名:コウリンカ 紅輪花 英名:なし 原産地:日本

8月2日、友だちと2人で長野県の飯盛山に登った。長かった梅雨も終わり、青空のもとで多くの高山植物が花を咲かせて迎えてくれた。
昨年、車山高原で初めて出会った「コウリンカ」を草むらの中に一輪だけ見つけた。
               
日当たりの良い山地草原に生える多年草。
高さ50cm程度に成長し、その茎の先を枝分かれさせ先端に丸く輪のようなレンガ色の花を付ける。
花びら(舌状花)はまばらな感じで隙間が空いてる。そして、その花びらが真ん中の丸い部分の下側から出て、そこからまた下の方へ垂れ下がった姿をしている。赤みを帯びた黄色の花びらが車輪のように見えることから「紅輪花」という名前が付けられた。他にないユニークな花の形と色!
コウリンカは元々生育地域が限られている上に数が減少し、国の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。

コロナの影響でマイクロバスで大勢が行く恒例の夏山登山を中止、2人だけの列車を乗り継いでの飯盛山登山。新幹線もローカル線もガラガラ、宿泊したペンションも貸し切り状態
山で出会った花々、蝶やミツバチにコロナ禍の影響はないのかな?

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