信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

サロベツ原生花園

2011年07月13日 | 日記
コバイケイソウ  ユリ科:Liliaceae シュロソウ属:Vetatrum 学名:V.stamineum
高山植物は小型で可憐な花が多い中、背丈が1m位まで伸びるので目に留まりやすい。コバイケイソウの白い花を見るのは久しぶり。例年、8月の登山では花期が済んでしまっている。
             エゾカンゾウ  
ユリ科:Liliaceae ワスレグサ属:Hemeracallis 学名:H.dumortieri
和名:ゼイテイカ(禅庭花) 別名:ニッコウキスゲ(日光笠萓)、エゾカンゾウ
今年はエゾカンゾウの当たり年だとか、ガイドさんも大喜び。
黄色に染まった湿原がはるか彼方まで続いていて  
訪問者から「すごーい!」という歓声が上がる。海の向こうに利尻富士が薄っすらとたたずんで見えた。

宮沢賢治「オホーツク挽歌」の真似をして、とにかく北へ向いたかった。樺太へは外国になり手続きが大変なので、日本の最北端へ到達することで良しとした。
稚内サロベツ原生花園→利尻富士(1721m)登山→礼文島→稚内宗谷岬(北緯45度31分)
サロベツ原生花園と礼文島は見渡す限りお花畑が広がり、礼文島から見上げた夜空に天の川が流れていた。銀河鉄道が走っていそうな情景! 宗谷岬から丸く広がる海原に向かって「・・・」と叫んできた。

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