なんか北海道行きて〜な〜。
小径車で回遊したら面白そうだな〜。
そうだ、確か一年前に秘密駐屯地へ行った時、自分に誓ってたよ。札幌から支笏湖まで走って一筆書きの完成。もしかしたら今シーズンがラストチャンスかもしれない。こうなったら世の中の非常ナンチャラなんて言っている場合ではないな。寒くなる前になんとかしなくては。
そんな思いを巡らせながらネット回遊していると、滝笛トンネルというワードにたどり着いた。
自転車で通るには最悪最恐のトンネルらしい。猫の額しかなく、自転車を押して行くには心もとない歩道、その横をバンバンに大型トラックが速度落とさず通り過ぎてゆき、その通過のたびに寿命が縮まると。一体そんなトンネルはどこなのよ?ちょっとグルグルアースで成層圏からアプローチしてみましょ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/f9/1a146d896ab4af38cd9ba14926af0b84.jpg?1622788474)
いきなり北海道上空から急降下〜。無酸素落下傘だったら気を失ってヤバいかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b4/07854877c9a3de7e8f37bdd723f3eb9b.jpg?1622788474)
どうやら支笏湖の近くに着地しそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c1/4c8c1d326305a8949bea97602e0eaa7b.jpg?1622788474)
さらに降りてゆくとここかいな。ん?なんじゃ? 隣に美笛峠って、もしかしてあの美笛峠?その下をブチ抜いてるトンネルなのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c1/4c8c1d326305a8949bea97602e0eaa7b.jpg?1622788474)
さらに降りてゆくとここかいな。ん?なんじゃ? 隣に美笛峠って、もしかしてあの美笛峠?その下をブチ抜いてるトンネルなのか?
無事着地後、支笏湖側からそのトンネルを覗いてみると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e8/befa367e5107be87fff6c6f16d468754.jpg?1622792062)
狭いですね〜。奥は真っ暗そうだし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ca/a7c1403e639a854e088f845ea08ea6df.jpg?1622792083)
後ろを振り返ると、ダンプが爆音立てて勢いよく追ってくるじゃん。このタイミングでトンネル突入は命が縮む〜。トラフィックが途切れるまでしばらく待つか。
しかし、長さ1.5キロ、1台も抜かされずに駆け抜ける自信はないし脚力もない。今日のところは安全をみて退散することにしよう。グルグルアースなら、365日24時間いつでも来れるんでw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/7a/18203a42719f2a900b91b3b98700ea00.jpg?1622850198)
再び成層圏まで舞い上がり関東地方へ戻りましょ。
美笛峠とくれば・・・・そう、思い出がありますぞ!36年前に越えてるじゃん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/2d/b1d3397ef78618b9c96223d57edfb786.jpg?1622850001)
あの頃はダート道にもかかわらず、大型トラックやトレーラーが埃をあげて通過していた記憶がある。その横をえっちらおっちらフロントサイドバックをぶら下げ越えたんだっけ。更に調べてゆくと、このトンネルは1982年9月に貫通して1984年10月5日にルート開通まで分かった。確かこの年(1984年)の9月中旬にこの峠を越えたので、なかなか行けない北海道の美笛峠越え、ファイナルチャンスだったのだ。とても運が良かったと37年後の今日に気づく。
さらにネットで調べてみると、現代において、この道を探索している人はいるものの、廃道となっているようだ。薮が深くなり大きな落石が行手を阻んでいるらしい。37年も放置されると、大型車がドカドカ通っていた道も大自然へと還ってゆくものなんだなぁと。
今日は北海道まで素晴らしいバーチャル旅行ができ、なんだかとても良い一日だった(^^)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます