農業じゆう人

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電子レンジの活用法

2023年04月09日 12時42分28秒 | 雑学
  お弁当を温めたり、冷凍食品を解凍したりと、電子レンジは時短生活に欠かせない便利なアイテムだ。
  ワット数の使い分けや温め時間の設定などを知って、レンジを上手に活用したいものです。

  レンジ調理ではレシピや冷凍食品の説明のままに操作することが多く、ワット数について考える機
   会は少ない。 どう使い分けたらいいのでしょうか。
  ワット数と電子レンジの基本機能について、調理家電ブランド「ビストロ」を展開するパナソニッ
   クに尋ねてみた。 レンジのマーケティングを担当する"川上さん"は「基本的にワット数は火加
   減と同じと考えて」と話す。 例えば150㍗は弱火、500㍗は中火、1000㍗は強火とい 
   った具合ですという。
       
  レンジはマイクロ波という電磁波を発し、食品が含む水の分子を振動させることで全体を温める。
   単純にワット数が大きければその分、食品を短時間で温められる。 コンビニの店頭でお弁当
   を温める様子を思い出すとわかりやすい。 業務用レンジの1500㍗で温めると、家庭用の
   500㍗よりも時間が短くなる。
  そもそもなぜ500㍗や600㍗が家庭用レンジの標準なのか。  冷凍食品メーカーに聞くと
   「起源は不明だが1990年代から商品の説明に使われていた」(ニチレイフーズ)。 この出力
   が「かかる時間と完成時の品質のバランスが良い」こともあるようだ。 出力が高すぎると焦
   げや硬化の原因にもなる。
  一方、150㍗や200㍗程度の低出力は解凍に向く。 高い出力だと解け始めた部分が一気に
   加熱され、解凍ムラが起きるからだ。 ムラをさらに防ぐためには「冷凍する際に厚みを均一
   にすることと、冷凍庫から出した直後のカチカチの状態で解凍すること」(パナソニックの川上さん)
  ワット数や時間を手動で設定しない自動機能は、センサーで食材の温度などを測って出力を調整
   する。 「火加減を自動で調整してくれる機能付きのコンロのようなもの」(同)。 パナソニ
   ックの最上位機種の場合、庫内を64区画に分け、センサーが温度を検知しながら出力を調整
   する。 上位機種を選ぶ利点について、ビックカメラ新宿西口店の料理家電担当“山野井さん”
   は「温め機能だけを使う場合でも、多機能の上位機種はお薦め」と説明する。 上位になるほ
   ど自動機能のセンサーの精度が高く、温めムラなどの失敗を避けやすいという。 

  基礎知識は理解した。次は実践。 レンジ調理のコツを学ぼう。 教えてくれるのは出張シェフ
   サービス、シェアダイン(東京・港)で「shimaシェフ」として活動しながら企業のメニュ
   ー開発も手掛ける"鈴木さん"。 レンジ活用の前提として「加熱は控えめに設定し、足りなけ
   れば追加するように」と助言している。 加熱しすぎは後戻りできない。 「食材のグラム数
   と温め時間を合わせるのが肝」(鈴木さん)。 まずは冒険をせず、決められたグラム数と時間
   の目安を一度覚えれば失敗しづらい。 例えば「鶏ムネ肉の加熱。 蒸し鶏をしっとり仕上げ
   るコツは3つあるという。 ショウガ汁を両面にまぶし、ショウガの酵素でたんぱく質を分解
   して軟らかくする。 塩をした後に酒も振り、アミノ酸の力で鶏肉をふっくらさせる。
   また、加熱途中で一度裏返し、最後は余熱で火を通すのが鉄則だという。 200㌘の鶏肉の
   場合はラップをして600㍗で2分半、裏返して2分。 その後はラップをしたまま粗熱をと
   る。 身の厚い部分に包丁を入れて厚みをそろえておくのも大切。 自己流ではたどり着けな
   かったジューシーな鶏肉が仕上がった。

   鈴木さんは「30㌢四方のクッキングペーパーを使えば焼きそばも簡単」と話す。
   ペーパーに蒸し麵1玉をほぐして載せ、塩コショウした豚バラ肉、タマネギ、キャベツ、ニン
   ジンなどの具材を適量トッピングして粉末ソースをかける。 ペーパーを対角線に折って合わ
   せ目を数回折り込み、両端もキャンディーのようにひねって全体を包み込む。 600㍗で3
   分30秒加熱し、包みを開いて混ぜ合わせれば完成。 油を使わず全て蒸されてヘルシー、後
   片付けも簡単です。
   教わった手順で後日もう一度、蒸し鶏と焼きそばを作ってみた。 改めて手順を追ってみると
   普段いかにグラム数や時間設定に無頓着だったかに気付いた。 冷凍時の厚さもそう。 豚こ
   ま切れ肉も冷凍時に厚さを平らにならしてみたら、解凍時にムラがなくストレスなしに。
   レンジの仕組みを理解して向き合えば、より便利に使いこなせそうだ。

   私は料理をつくることはまったくせず、もっぱら食べるだけ。 こんな苦労が合ったのか。
    これからはカミさん今まで以上に感謝しありがたく食べさせていただくようにしたいと
    今さらながら思いました。

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