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犬猫の命 チップで守る

2022年06月25日 13時10分28秒 | 話題
 今日は暑い! 我が街9時58分に街の防災無線で「35度」観測した旨の放送があった。
  きょうはまだ6月25日です。 そしてまだ午前中の早い時間です 驚いています。


  迷子になったり、捨てられたりした犬猫の飼い主を特定しやすくするため、販売業者らに
   マイクロチップ装着を義務づけた改正動物愛護管理法が6月に施行された。 
  2020年度に殺処分された犬猫は約2万3千匹に上りペットの適切な飼育環境の確保が
   期待される。 ただし、すでに飼われている犬猫への装着は努力義務にとどまり、飼育
   放棄の防止には課題も残っている。

 6月中旬のトリトン動物病院(東京・台東)。 
 "穐山獣医師"が子犬のワクチンの背中付近に
 注射器でマイクロチップを注入した。チップ
 は円筒形で直径2㍉、長さ1㌢程度。痛みは
 予防注射などと同じ程度という。
 改正法施行後、同病院が手掛けた装着は数件
 だったが、今後は需要が増えるとみてチップ
 の在庫を増やした。穐山医師は「制度は始ま
 ったばかり。一般の人にも普及して、無責任
                       な飼育放棄が減ってほしい」と訴える。
  環境省によると、マイクロチップには15桁の識別番号が記録されており、同省データベ
   ースと照合すると、所有者の名前や住所、犬猫の生年月日や品種などが分かる。 費用
   は数千円程度で、繁殖・販売業者には装着義務が課された。 違反業者は行政指導や行
   政処分を受ける可能性がある。

  20年度、迷子や飼育放棄などで自治体に引き取られた犬猫は約7万2千匹。 殺処分は 
   約2万3千匹に上る。 マイクロチップは飼育放棄の防止だけでなく、はぐれたり、盗
   難にあったりした犬猫の飼い主を特定する効果もある。 ただ今回の法改正では、すで
   に飼われている犬猫への装着は努力義務とされた。 装着しなくても飼い主に罰則はな
   い。 一般社団法人ペットフード協会によると、21年時点で国内で飼育されている犬
   猫は約1600万匹に上る。 また飼い主からは「犬の体内に異物を入れることに抵抗
   がある。 飼い犬はアレルギー体質なので心配」との意見もあり、飼い主にどのように
   登録を促すかが今後の課題となっているようだ。

  国内には、法改正前から独自のデータベースを運営する民間事業者もいる。 日本獣医師
   会などが運営するAIPO(約290万件)、一般社団法人Fam(約48万件)などで合
   計すると300万件以上の規模だが、環境省のデータベースとの情報共有は進んでいな
   い。 同省の担当者は「統一的な運用を進めるには民間の情報を集約する必要がある。
   移行方法を検討している」と話している。

  マイクロチップ導入は海外が先行している。 1980年代半ばから欧州中心に普及活動
   が進み、英国、スイス、オーストリアでは全ての犬に装着が義務づけられている。 英
   国は装着させない場合、飼い主に罰金を科す。

  ペット法学会に所属する“渋谷弁護士”は「将来的には日本でも全ての犬猫へのマイクロチ
   ップ装着義務付けを検討する必要がある。 規則のあり方を考えるためにも、虐待被害
   の実態調査をすることが大切だ」と指摘している。

  犬猫の命を守るためだけでなく、飼い主のマナーを守らせるためにも努力義務ではなく義
   務化を願いたいものです。 いまだに犬を制御しない・糞の処理をしないなど飼い主と
   しての最低限のマナーがまったくできていない人が多くいるからです。
  動物を飼うならそれなりのマナーを勉強してから飼ってほしいと思っています。

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