農業じゆう人

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コーヒーと健康

2019年01月23日 12時42分27秒 | 私事
  かつて健康に悪いと、「ぬれぎぬ」を着せられていたコーヒー。
  しかし、近年は糖尿病や脳卒中などの心血管疾患、がんなどの予防につながる可能性も報告され
   その健康効果が見直されています。
  国立国際医療研究センターや国立がん研究センターなどのグループは昨年7月、日本人のコーヒ
   ー飲用と大腸がんに関する研究を国際的ながん専門誌に発表した。
  国内の八つの大規模な疫学研究から32万人以上のデータを集め、総合的に分析した。
  その結果、女性ではコーヒーを1日3杯以上飲む人は1杯未満の人に比べ、大腸がんの一種であ
   る「結腸がん」になるリスクが20%低かったそうだ。 男性や大腸がん全体でも、統計的に
   意味があるほどの差ではないが、下がる傾向がみられたそうです。

 国立国際医療研究センターの“溝上哲也疫学・予防研
 究部長”は「大腸がんは女性のがん死亡の第1位。
 リスクを高める飲酒、肥満、喫煙が男性より少ない女
 性で結腸がんのリスクを下げることを示すデータが得
 られたことは予防上意義がある」。
 インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」を
 抑えるなどコーヒーの様々な作用が、糖尿病や大腸が
 んの予防につながると溝上さんはみているそうです。
 数千人、数万人規模を長年追跡調査した疫学研究を複
 数まとめて評価する今回のような研究を「メタ解析」
 と呼ぶんだそうです。
 滋賀医科大の“旦部講師”は、コーヒーと各種の病気
 のメタ解析の情報を集めている。 2型糖尿病、心血
 管疾患、肝がんなどでリスクを下げる効果が認められ
 た。 一方、膀胱がんなどのリスクは上げていた。
 カフェインの作用が疑われているが、はっきりしない
 という。 旦部講師は、全体の総死亡数に注目する。
 コーヒーを飲まないより飲んだ方が、数%程度だが全
 体の死亡率を下げていたそうだ。
  ただし、コーヒーは嗜好品。 野菜や果物などと異なり、厚生労働省などが摂取を積極的に勧め
   ることはないという。 「コーヒーが嫌いな人や、飲む習慣がない人が無理する必要はないが
   1日に3,4杯程度ならばデメリットよりもメリットの方が大きいと言えるのではないか」と
   旦部講師は話しているそうです。
  まっお茶を飲む時間に、たまにはシャレてコーヒーでも飲んでみようか・・なぁ~んて具合で
   召し上がってみてはどうでしょうか。  意外とハマるかも  一度お試しを・・!

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