昨今は台風や大雨による災害が各地で発生しています。
いつなんどきどのような災害に見舞われるか・・全く予測がつかない。
先週の台風に続いての大雨、のんびりとしている我が家でも、事前に
備蓄食品や飲料水などを持ち出し広げてみました・・ら、あらら~
いろんなものが賞味期限切れすれすれのものばかりでした。
そこで注目されているのが、保存食を定期的に食べて補充していくと
いう「ローリングストック」という考え方。 最近は、おいしくて
扱いやすいフリーズドライ食品が広がっているという。
大きな災害が起きると、物流が滞って食品が店の棚から消え、水道も
でなくなる。 内閣府は「大規模災害に備え、3日分のストックを」
と呼びかけているが、できれば1週間程度の備蓄があった方がいい
のではないでしょうか。
しかし、同府の2017年の世論調査では、「大地震が起こった場合
に備えてどのような対策をとっているか」という問い(複数回答)に対
し、「食料や飲料水、日用品などを準備しています」という回答は
45.7%だった。そうです。
私の家でも食品や飲料水の備蓄はしています。 しかし玄関わきの
部屋に起きっぱなし。 先日、台風来るという時に全て持ち出して
点検してみたら、ペットボトル入りの飲料水と食料品の約半分が期
限切れになっていた。 (水は飲料以外に使うように、缶詰類は期限過ぎが近い
ものは確認し食べるようにした。
こうした無駄を減らし、備蓄の心理的負担も下げる方法として注目さ
れているのが「ローリングストック」です。 保存食品を買って定
期的に食べていき、補充していく考え方です。 期限切れが起きに
くいし、いざというときでも慣れた味のものが食べられる。
防災教育に取り組むNPO法人プラス・アーツ(神戸市)もローリング
ストックを推進している。 きっかけは、阪神淡路大震災から10
年たった05年、理事長の"永田さん"が多数の被災者から話を聞い
たことだったそうです。 「毎日毎日同じ弁当やパン、おにぎり。
炭水化物が多く『おなかを満たせばいい』という感じ。もっとおい
しくて温かいものを食べたかった」「あの食事では元気になれなか
った」という声があふれていたそうだ。
人間の活動にまず必要なのはエネルギ
ーなので、避難場所などでおにぎりや
パンが配られるのは理にかなっている
が、そればかりでは飽きてくる。 好
きな食べ物を自分で備蓄していれば補
えるが、言うはやすしで・・。
そして出会ったのがローリングストッ
クの考え方。「大量に買い込み、食べ
ないうちに期限が一気に来てしまうの
がこれまでの備蓄のやり方。 結局、
やらない。 ローリングストックは
『日ごろから食べていきましょう』と
いう考え。『目からウロコ』でした」
当初は「普段づかいできるおいしいレ
トルト食品や缶詰を使いましょう」と
勧めていたが、フリーズドライ食品の種類が増えていると聞き、
食べてそのおいしさを知ったそうだ。
今は「アマノフーズ」ブランドのアサヒグループ食品の備蓄用フリー
ズドライ食品詰め合わせづくりに協力しているそうだ。
フリーズドライ食品は、密閉後に高温殺菌する缶詰などと違い、食
材を零下30度程度まで冷やして凍結したあと、空気圧を下げて食
品に含まれている水分を昇華させる製法で作られている。 過度の
加熱はしないので、食感や風味がよく保存される特徴があり、お湯
をかけるだけで簡単に戻る。
アサヒグループ食品は枝豆、みそ汁、大根おろし、ポテトサラダ、パ
スタなど約200種類を製造しているそうです。
ローリングストックを推進する企業も増えているそうだ。
「無印良品」の良品計画は「いつものもしも」のプロジェクト名で
食品や備蓄方法をイベントなどで紹介。 トーヨーフーズも「備え
るために、いま食べる」をキャッチフレーズに、野菜、ケーキ、ご
はんの缶詰の詰め合わせを販売している。
宮城大の"石川教授"は「被災して緊張を強いられている状況では、苦
手なものを食べるとストレスになります。 好きなものを選んでス
トックしておき、食べてリラックスするのがいいでしょう」という。
プラス・アーツは➀普段からチョッと多めに食材を買い置きしておき
発災直後の3日間は冷蔵庫・冷凍室のものを食べてしのぐ➁4日目
から7日目は、ローリングストックしている缶詰やレトルト食品、
フリーズドライ食品のほか乾物や発酵食品などで乗り切りましょう
と呼びかけています。
こういったことは平時の時から常に考えておくべきもの・・。
私共も今回の台風や豪雨で改めて教えられたような気がしました。
いつなんどきどのような災害に見舞われるか・・全く予測がつかない。
先週の台風に続いての大雨、のんびりとしている我が家でも、事前に
備蓄食品や飲料水などを持ち出し広げてみました・・ら、あらら~
いろんなものが賞味期限切れすれすれのものばかりでした。
そこで注目されているのが、保存食を定期的に食べて補充していくと
いう「ローリングストック」という考え方。 最近は、おいしくて
扱いやすいフリーズドライ食品が広がっているという。
大きな災害が起きると、物流が滞って食品が店の棚から消え、水道も
でなくなる。 内閣府は「大規模災害に備え、3日分のストックを」
と呼びかけているが、できれば1週間程度の備蓄があった方がいい
のではないでしょうか。
しかし、同府の2017年の世論調査では、「大地震が起こった場合
に備えてどのような対策をとっているか」という問い(複数回答)に対
し、「食料や飲料水、日用品などを準備しています」という回答は
45.7%だった。そうです。
私の家でも食品や飲料水の備蓄はしています。 しかし玄関わきの
部屋に起きっぱなし。 先日、台風来るという時に全て持ち出して
点検してみたら、ペットボトル入りの飲料水と食料品の約半分が期
限切れになっていた。 (水は飲料以外に使うように、缶詰類は期限過ぎが近い
ものは確認し食べるようにした。
こうした無駄を減らし、備蓄の心理的負担も下げる方法として注目さ
れているのが「ローリングストック」です。 保存食品を買って定
期的に食べていき、補充していく考え方です。 期限切れが起きに
くいし、いざというときでも慣れた味のものが食べられる。
防災教育に取り組むNPO法人プラス・アーツ(神戸市)もローリング
ストックを推進している。 きっかけは、阪神淡路大震災から10
年たった05年、理事長の"永田さん"が多数の被災者から話を聞い
たことだったそうです。 「毎日毎日同じ弁当やパン、おにぎり。
炭水化物が多く『おなかを満たせばいい』という感じ。もっとおい
しくて温かいものを食べたかった」「あの食事では元気になれなか
った」という声があふれていたそうだ。
人間の活動にまず必要なのはエネルギ
ーなので、避難場所などでおにぎりや
パンが配られるのは理にかなっている
が、そればかりでは飽きてくる。 好
きな食べ物を自分で備蓄していれば補
えるが、言うはやすしで・・。
そして出会ったのがローリングストッ
クの考え方。「大量に買い込み、食べ
ないうちに期限が一気に来てしまうの
がこれまでの備蓄のやり方。 結局、
やらない。 ローリングストックは
『日ごろから食べていきましょう』と
いう考え。『目からウロコ』でした」
当初は「普段づかいできるおいしいレ
トルト食品や缶詰を使いましょう」と
勧めていたが、フリーズドライ食品の種類が増えていると聞き、
食べてそのおいしさを知ったそうだ。
今は「アマノフーズ」ブランドのアサヒグループ食品の備蓄用フリー
ズドライ食品詰め合わせづくりに協力しているそうだ。
フリーズドライ食品は、密閉後に高温殺菌する缶詰などと違い、食
材を零下30度程度まで冷やして凍結したあと、空気圧を下げて食
品に含まれている水分を昇華させる製法で作られている。 過度の
加熱はしないので、食感や風味がよく保存される特徴があり、お湯
をかけるだけで簡単に戻る。
アサヒグループ食品は枝豆、みそ汁、大根おろし、ポテトサラダ、パ
スタなど約200種類を製造しているそうです。
ローリングストックを推進する企業も増えているそうだ。
「無印良品」の良品計画は「いつものもしも」のプロジェクト名で
食品や備蓄方法をイベントなどで紹介。 トーヨーフーズも「備え
るために、いま食べる」をキャッチフレーズに、野菜、ケーキ、ご
はんの缶詰の詰め合わせを販売している。
宮城大の"石川教授"は「被災して緊張を強いられている状況では、苦
手なものを食べるとストレスになります。 好きなものを選んでス
トックしておき、食べてリラックスするのがいいでしょう」という。
プラス・アーツは➀普段からチョッと多めに食材を買い置きしておき
発災直後の3日間は冷蔵庫・冷凍室のものを食べてしのぐ➁4日目
から7日目は、ローリングストックしている缶詰やレトルト食品、
フリーズドライ食品のほか乾物や発酵食品などで乗り切りましょう
と呼びかけています。
こういったことは平時の時から常に考えておくべきもの・・。
私共も今回の台風や豪雨で改めて教えられたような気がしました。